(NIPPON 映画の旅人)「砂の器」
【砂の器】は、清張の中でも特に好きな作品だ。
本を読んだのと、仲代達矢主演のドラマで観ているが、映画は観ていない。
橋本忍の脚本と言うことで、DVDがあるようだから買ってみようか。和賀役が加藤剛さんとあっては、やはり観ておかないと。
映画では、父子の漂泊の旅が印象的だという。
振り返りながら去って行く父子というスチール写真などは覚えていると思っているが、それもドラマから受けた印象かもしれない。
小説の冒頭だったと思うが、朝霧に包まれた駅。列車の入れ替えが行われている。そして……。
この映画が撮影に入るまでには、随分時間がかかったという。取り上げているテーマに、会社がゴーサインを出さなかったからだ。
清張は「ぼくの小説の映画になったもので、いちばん出来がよかった」と語っている。
今回、Wikipediaを見ていて、仲代達矢主演のドラマで和賀の恋人役が神崎愛だと判った。
また、脚本は仲代夫人の隆巴で、彼女も役者(宮崎恭子)として事務所の職員役で出ていたんだ。
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松本清張【砂の器】(11.09.11)
ドラマ【砂の器】(11.09.10)
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