逝く 自分の影、漂うままに
自分がいなくなった時、ネット上の情報はどうなるのだろうと考える時がある。
いや、外と繋がってないパソコンの中の情報は?
この記事に登場する松本さんという方のたどり着いたサイトでは、TwitterやFacebookで書き込んだままネット上に漂っているデータを、誰かに託して消して貰うサービスのようだ。
ブログやサイト(HP)の場合は、プロバイダーとの契約が終われば、無くなってしまう。
フリーのサイトの場合は、どうなるのだろう?何ヶ月か更新しなければ消去されるのかもしれない。
絲山秋子【沖で待つ】(06.07.14)は、男女の友人同士、後に残った方が先に逝った友人のパソコン内のデータを消すと約束していた。
この頃、絲山さんの作品を幾つか読んでいる。
昨日、feedlyに最近出てこない、あるブロガーを思い出した。登録しているブログは、辿ることが出来る。
だが、その方のOCNのサービスは終了していたのだった。そういえば、アメーバブログに移ったらブログ名を変えると書かれていた。
だが、「今度どこどこへ移転しました」という案内のないまま、そのブログはなくなってしまった。
自分の残したものはどうなるのかというところから始まって、もう訪れることの出来ないサイトに思いが行った。
ネット時代のおつきあいは、儚い。
画像は、2011年の秋、、宿泊していたホテルの朝食会場にて。
| 固定リンク
« 1月17日:備蓄食料 | トップページ | 11年目 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「令和米騒動」ふたたび?(2025.03.26)
- 「君」という言葉(2025.03.16)
- 物価高(2025.03.14)
- 最後の日(2025.03.12)
- 新撰組の日(2025.02.27)
コメント