「おくすり手帳」の効能は
(くらし時々?)「おくすり手帳」の効能は 服薬の状況、どの薬局でも確認
いつも薬を貰う調剤薬局が、毎回薬の説明をする。これはまぁ、仕方ないことだろう。うっかり間違って渡すと大変なことになるから。
だが、「胃は大丈夫ですか?」とか「痛みはどうですか?」などと尋ねてくるのを、鬱陶しく思っていた。
医師には色々告げているのだから、どうして薬局でも個人的なことを聞かれなきゃならないの、と。
しかし、薬局にも「薬剤服用歴(薬歴)」というカルテを使う必要があるのだそうな。
薬局で薬を貰うときには、同時に「おくすり手帳」というものを渡される。2000年4月から国の医療保険制度で広めることになり、多くの薬局が配るようになったという。さらに、
薬局はそれまでも、患者に薬の飲み方を説明することで1回300円の「指導料」を診療報酬として得ていた。さらに手帳に薬の情報を書き込んで渡せば、1回150円を得られるようになった。
断ることも出来るというので、最近は「おくすり手帳要りません」と言っているのだが(だって毎回同じ薬だから)、非常に役に立つことがあるとは、知らなかった。
手帳の威力に気付かされるできごとが起きた。11年3月の東日本大震災だ。病院や薬局が被災するなか、患者がどういう薬を飲んでいるのかを把握するために、おくすり手帳が大活躍したのだ。とのことで、やはり必要なのかな?
薬の履歴なども全部薬局に判ってしまうわけで、その辺の薬剤師への教育はちゃんと出来ているのかな?
リンク先には色々書かれているが、「報酬を減らさないための工夫(?)」などを読むと、上記のことなど心配になってくる。勿論、おかしいのは一部だろうけれど(と、信じたい)。
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