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2015.02.10

アガサ・クリスティ【検察側の証人】

検察側の証人

検察側の証人アガサ・クリスティ 著
税込価格:605円
出版:早川書房
ISBN:4-15-130067-8
発行年月:2004.5
利用対象:一般

法廷戯曲で、著者は色々な条件での上演も考えて、「楽しんで(著者の言葉)」書いている。


しかし、非常に怖い話である。


老婦人が殺害された。
容疑者は、その婦人に可愛がられていた若者で、婦人は彼に遺産を残すという遺言を書いたばかりだった。

彼は殺していないと言う。
その立場を証言してくれるのは、彼の妻ローマインのみ。
彼女は「検察側の証人」として出廷し、思いもかけないことを証言する。

しかし実は……。

というところが焦点と見せて、実際は…。というどんでん返しが待っている。


ローマインはドイツ人で、祖国から脱出するのを手伝ってくれたのが、容疑者として法廷に立っているレマード・ボイルなのだ。
最初の夫との結婚は破棄されておらず、重婚である。

しかし、ローマインの心情や哀れ!


検察側の証人
Kindle価格:476円
honto価格:514円


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