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2015.04.30

ドラマ【紅雲町珈琲屋こよみ】

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紅雲町珈琲屋こよみ

朝から、「今日はテレビを見る」と宣言しておいて、夕食は少し早めに。

本を読んでいる時点でもしかしたらと思っていたのだが、冒頭、丘の上に見える観音像と川や橋を見て、高崎市ではと思った。
へいぽーさんに連れて行って頂いた観音様ではなかろうか?


そしてドラマは、原作をかなり忠実になぞっているが、オリジナリティもあり、いいドラマだった。
原作にある草の風貌からは紙本のカバーのような感じだが、言動からはまさに富司純子の演じた姿通りだと思う。


共演者たちも、それぞれよかった。
勝ち気な久美役も、運送屋の寺田も。岩本多代も、懐かしかった。

橋爪功は謎の人物として出てくるが、草はなぜ彼が空き巣狙いだとわかったのだろう?身のこなしが軽いと言うには、少々年を食っている感があるが。


最後の方で、「高崎駅」と行き先表示のあるバスが走っていた。


連続ドラマだと飽きてしまいそうだから、こうした祝日に少しずつシリーズとしてドラマ化してほしいな。


おまけ!

【それから】からも取ったようなことが書いてあったので、Kindleでポチった。


関連記事
吉永南央【萩を揺らす雨】(15.04.27)
吉永南央【萩を揺らす雨】つづき(15.04.28)


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2015.04.29

吉永南央【萩を揺らす雨】つづき

萩を揺らす雨

萩を揺らす雨吉永 南央 著
税込価格:637円
出版:文藝春秋
ISBN:978-4-16-781301-7
発行年月:2011.4
利用対象:一般

観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。人々を温かく見守り続ける彼女は、無料のコーヒーを目当てに訪れる常連たちとの会話がきっかけで、街で起きた小さな事件の存在に気づく。


二作目の【クワバラ、クワバラ】は、小学校で一時同級だった幼なじみの話。何故か彼女に意地悪をされていた草だったが、それには……という設定だ。
話が、草が店を出す頃になったり現在に戻ったり、また小学校時代にまで遡ったりする。

最初の【紅雲町のお草】にも登場している由紀乃は、ここでも草の回想に同じようにつきあえる。彼女は脳梗塞の後遺症で左手が不自由だが、草が行く時はいつも自分でもてなす。
草もさりげなく気遣いながら、一方で話を聞いて貰える相手として頼りにしている節もある。


三つ目の【0と1の間】は、草がパソコンを習うことになったアルバイト学生の話。「0と1」とは、パソコンの世界の話だが、それで割り切れないのが、人間関係。


【悪い男】も、見た目だけでは判断できない、人間の内面の話を織り込んでいる。

ここでだったか、しだいに身体が不自由になっていく由紀乃のことが出てくるのは。草が訪ねていって、臭いのするおにぎりが居室のゴミ箱に放置してあるのに気づく。潔癖症の由紀乃は、生ゴミは部屋には捨てず、必ず台所へ持って行っていた。

それを気にしなくなったいうことで、身体だけでなく認知症気味でもあることを示唆している。
それに対する、草の対応がいい。彼女は、知らんぷりをしていたのだ。それはヘルパーの仕事だと。しかし、自分が気づくことによって、由紀乃に決まり悪い思いをさせまいという気遣いでもあったのだ。

色々親切に口も手もはさむ世話焼き婆さんは多いが、それを堪えて相手を思いやることは、なかなか出来ない。


【萩を揺らす雨】

物語が順次進むにつれて、由紀乃の体調がどんどん悪くなっていき、この話の頃には彼女は息子に引き取られて宮崎へ行ってしまった。
草の、人には絶対言わなかったほのかな恋心も綴られて、やや切ない。
しかし、若い不良を相手に啖呵を切れるなど、草さんは最後まで元気だ。


今回ドラマ化されるのは、一番目の【紅雲町のお草】と【悪い男】のようだ。

草の幼なじみ、やはり独り暮らしの を演じているのが岩本多代だ。まだ現役だったのか。
橋爪功が、これはドラマオリジナルかな?当てはまるのはいるのだが、少し設定をかえてあるのかな?


こういう短編は一つ読み出すとそれが終わるまで読んでしまうし、それが次々と続いてしまうので、要注意。
幸い今回は、昨日の外出時に読めたのでよかった。ちょうどよい分量だ。

続編・続々篇もあるようだが、あまり一度に読むと食傷気味になるから時間をおいた方がいいかもしれない。


萩を揺らす雨
Kindle価格:475円


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2015.04.28

吉永南央【萩を揺らす雨】

萩を揺らす雨

萩を揺らす雨吉永 南央 著
税込価格:637円
出版:文藝春秋
ISBN:978-4-16-781301-7
発行年月:2011.4
利用対象:一般

観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。人々を温かく見守り続ける彼女は、無料のコーヒーを目当てに訪れる常連たちとの会話がきっかけで、街で起きた小さな事件の存在に気づく。

全く初めての作家。
ひょんな事から、テレビドラマの原作だと聞き、さっそく購入。まだ全部は読んでいないが、短編連作だ。

【紅雲町のお草】
【クワバラ、クワバラ】
【0と1の間】
【悪い男】
【萩を揺らす雨】

この草のイメージとしては、表紙のような感じではない。
なんというか、もっとシャキシャキした感じかなと思っていたら、ドラマで草を演じるのは、富司 純子さん。
動画を少し見たが、まさにピッタリだ。

この店も思っていた以上に大きく、ゆったりとしている。

いつぞやの【虹の美咲の喫茶店】とも通じるものがあるが、田舎とは言えもう少し賑やかな環境にある。


最初の【紅雲町のお草】は、草の紹介を兼ねている。
取り返しのつかない過去を持ち、それが草を行動に駆り立てているのかもしれない。
しかし、日常の小さな事件と呼ぶには、あまりにも過酷な話だった。怖い!
この母親の心境がわからない。


表題は一番最後で、これは未読。


29日に放映されるようなので、これはぜひ観てみたい。
出来れば、それまでに読んでしまおう。


萩を揺らす雨
Kindle価格:475円


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2015.04.27

菊池寛【藤十郎の恋・恩讐の彼方に】

藤十郎の恋・恩讐の彼方に

藤十郎の恋・恩讐の彼方に菊池 寛 著
税込価格:1,365円
出版:新潮社
ISBN:978-4-10-102801-9
発行年月:2011.12
利用対象:一般

元禄期の名優坂田藤十郎の偽りの恋を描いた『藤十郎の恋』や、『恩讐の彼方に』、『忠直卿行状記』『入れ札』『俊寛』など、初期の作品中、歴史物の佳作10編を収める。

昨日の朝日新聞「天声人語」に、落ちていく国定忠治が子分を3人だけ選ぶのに、「入れ札」を使ったという話があった。
収録されているのは、この本らしい。
読んでいるのだが、よく覚えていない。
だが、終盤は何となく記憶にあったような気もする。


Kindleではそのままではないが、ほぼ収録されているらしい【恩讐の彼方に・貞操問答】をダウンロードする。
何と100円だった。
もっとも単品(?)だと、無料で読めるようだ。

戯曲であるというのも、何となく思い出した。
最後のあがきと同じく残った子分との会話。その子分の本音と建て前。

昨日は統一地方選後半の投票日だというので、それに掛けての記事だったようだ。


市会議員選挙は、今回は何だか静かだった。いつもは非常にやかましいのに、どういうわけだろう?

当地は市の一番端っこにあるので、選挙カーはわざわざ来る必要がある。
朝一番に寄っていくか、時間が余って20時近くなってチョコッと寄るところが多かったのか?
とにかく昼間はほとんど来なかったのだ。

こんな選挙戦は、初めてではなかったかなぁ。


さて本に戻って、表題の【藤十郎の恋】は、映画にもなっている。
長谷川一夫と京マチ子という組み合わせではなかったか?
この映画、見たのだっけ?よくわからないが(わからなかっただろうが)、男の身勝手に憤慨したような?


藤十郎の恋・恩讐の彼方に
Kindle価格:100円


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2015.04.26

大人気海外ドラマ『フルハウス』が20年ぶりに復活!!

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大人気海外ドラマ『フルハウス』が20年ぶりに復活!! スピンオフ版では「タナー家の娘達が息子3人を育てる」設定に!

おっ、これは!
と思ったのだが、そのままの後日談ではなく、上記にあるように今度は娘たちが主役のようだ。

夫を亡くして3人の息子を育てる長女DJが中心となり、そんな彼女を助けるために、妹ステファニーとDJの親友キミーが共同生活を始めることに
という展開になるようだ。

しかし、当時のレギュラー達にも出演の交渉はされているとかで、どういう風に出てくるか楽しみだ。末っ子を演じていた双子のオルセン姉妹は、やはり交代で出るのかな?なんだか片方が整形をしたとかで、そっくりではなくなっている……??

現在もう制作中とのことだが、放映は来年の予定らしい。

でも、あの賢いワンちゃんは当然もうこの世にいないのだなと思うと、寂しい。


昨夜はこの話で、息子と大いに盛り上がった。


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2015.04.25

境港発、妖怪を感じた道

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(みちのものがたり)境港発、妖怪を感じた道 鳥取県・島根県 水木少年、いざなった「師匠」

あー、懐かしい!

あれはいつの頃だったろう?【のんのんばあとオレ】というテレビドラマがあった。
のんのんばあを演じていたのは、山田昌さん。
当時、名古屋弁のドラマには必ず出演なさっていた。
だがこれは、境港の話だった。

その時の少年役は、誰だったのだろう?


ググってみると、ちゃんと項目があった。佐藤広純という子役だ。今はロックバンドのボーカルを担当していて、和太鼓が得意だとか。目に、その頃の面影があるかな?

両親役は、岸部一徳ともたいまさこだった。何となく覚えている。

ドラマのあらすじも記載されていた。
そうそう、ガキ大将になるけんかの話もあったっけ。

しかし、千草のことはボンヤリ思い出せるが、美和のことは全く忘れている。

もっと長期間放映されていたかと思ったのだが、続編とあわせて10回だけだった。正続編とも、子どもたちの夏休みの終わり頃で、何となく侘しい思い出があるのはそのせいだろうか。

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2015.04.24

「まろ」が来た

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と言っても、NHKのアナウンサーの話ではない。
時折TwitterのTLに出没する、お公家ネコのことだ。

その「まろまゆさん」が、ようやく我が家にやって来た。(小さくて見えづらいですが 座敷で立って鞠と戯れている子です)
やはり遊ぶのは「まり」がいいようで、「蹴鞠」を思い出すのだろうか?

昨日友人に「ねこあつめ」を教えてあげようとしたら、すでにお嬢さんから聞いて入れていた。
写真は一匹ずつではなく、全員を撮ることも出来ると教えて貰った。庭先と部屋の中まで撮ることも可能で、それが↑の画像だ。

あまり頻繁に覗かないから、グッズ全てに集まっている様子は、見たことがない。

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その「まろまゆさん」のお礼は、「まり」に対してだった。


あの大食漢の「まんぞくさん」は、一度金にぼしを置いていったことがある。


そうそう、「たてじまさん」というネコもいて、手にメガホンを持っている。しかし 一生懸命応援していても、肝心の球団は負けてばかりのようだが。


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2015.04.23

「序の舞」

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日付が変わってGoogleを見ると、4月23日は上村松園の生誕140周年とかで、「序の舞」が描かれている。

松園のことは、朝日新聞夕刊連載、宮尾登美子の【序の舞】で詳しく知ったような気がする。
モデルは、息子の嫁になる女性だとか。凜としたその立ち姿が美しい。

実際に(展覧会で)見たのは、どこでだったろう?


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2015.04.22

今野敏【殺人ライセンス】

殺人ライセンス

 

Photo今野 敏 著
税込価格:1,700円
出版:実業之日本社
ISBN:978-4-408-55157-9
発行年月:2008.9
利用対象:一般

 

高校生キュウは「殺人ライセンス」というサイトに遭遇。それは、ターゲットを殺害するゲームだった。その後、ゲームの標的らしいストーカー公務員の殺人事件が発生。【「TRC MARC」の商品解説】より

 

相沢は、会社をリストラされて探偵業を始めることにした。
妻からは冷たくされ、娘の麻里は口も聞いてくれない。

 

その麻里と同級生の祥子は、深夜のテレビから声を聞く。

 

 

一方祥子は部屋で過ごすのが怖くなり、居間で家族と過ごす時間が長くなる。母親の手伝いをしたりする内に、ある意味世界観が変わってくる。

 

警察署長シリーズでもそうだったのだが、捜査の様子だけでなく、関係者の家庭事情が、今回も一つのテーマになっている。
そしてそれが、よい方へ収束していくのも、署長シリーズと同じだ。

 

不思議なのは、相沢の妻が彼が失職して探偵になったことを責めるばかりで、自分でもなんとかしようととは思わないこと。あげく、
『私に働きに行けと言うの?』とまで言う。

 

 

ネットが生み出す闇のようなものが描かれていて、怖かった。

 

 

データのやりとりはネット経由でなく物理的なものなのだが、まさかフロッピーディスクということはないよねと思ったのだが、さすがにそうではなかった。MOという言葉が出てきて、懐かしかった。
舞台は、20002年の頃だという。

 

 

殺人ライセンス Kindle版:520円

 

 

 

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2015.04.21

アガサ・クリスティ【死との約束】

死との約束

死との約束アガサ・クリスティ著
高橋 勇 訳
税込価格:842円
出版:早川書房
ISBN:4-15-130016-3
発行年月:2004.5


ポワロは、関係者の発したたったの一言で、事件を解決した。
あとは、その周辺の矛盾点などを一つ一つつぶしていっただけという感じ。

しかしそのつぶし方が、それぞれ面白かった。
ウエストホルム郷夫人という代議士と保母のピアスがなぜ一緒にこうどうしているのかが、判らなくなってしまっていた。最初に説明があったのだろうが……。
そのウエスホルム郷夫人とピアスの観察力の違いに目を付けたポワロは、さすがだ。


5年後というのもあって、みんなうまく落ち着いているようでよかったと言うことだろう。


しかしここに出てくるポイントン夫人というのは、実に強烈な個性を持っている。
それにしても、その子どもたちの従順ぶりと言ったら……。実際には、ポイントン夫人が死ぬことによって遺産が入るから、反逆して家を出るわけにもいかなかったのだろうが。


意外な犯人だったのだが、読んでいたはずなのに、全く覚えていなかった。
クリスティは断片的にでも結構覚えている作品が多いと思っていたのだが、実際にはこの体たらくである。


死との約束
Kindle価格:619円
honto価格:669円


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2015.04.20

ねこあつめ 好きなおもちゃ

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最近、ネコたちが「お礼にぼし」をたくさん置いていってくれるようになった。
何点置いたか判るのだが、その横に気に入ったおもちゃも示してある。分析すれば、どのネコがどれを好きか判るのでたくさんお礼を貰えるのだろうが、そこまでヒマではない。

まんぞくさんという食いしん坊は、いつも餌皿で、たくさんお礼を置いてくれる。けど君は、少し太りすぎだよ。

時間を変えて撮った二枚をご覧頂くとお判り頂けるように、ボール関係は好きなようだ。
その反対に、気候がよくなったからか、座布団はあまり人気でない。

毛糸球で遊んでいる子は、「むぎわら」さんと言ったっけな?性格は「てんねん」で戦闘力は「125」、
今度お礼を置いていった時に、ボールを選んでいるかどうか、見てみよう。
遊んだグッズは「毛糸球」「ひつじクッション」「ダンボールドライブ」とある。一度「宝物」をプレゼントしてくれていて、それはどうも何かの羽根のようだった。


そのうち、単調さに飽きてくるかな?単調だから、飽きずに覗けるかな?

でも、遊んでいるネコたちを見るのは楽しい。


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2015.04.19

犬と飼い主、絆深める秘訣は見つめ合い

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犬と飼い主、絆深める秘訣は見つめ合い 麻布大など実験

このアイコンタクトについてはよく言われることだ。
だから、盲導犬と勝手に(こっそりと)アイコンタクトをとってはいけない。

人間の母子間でも同じようなことがあるとのことだ。母親は、自然に子を見つめながら話しかける。ここで、『近頃はスマホばかり見ている人が多い』というつもりはないが、確かにバギーと一緒に電車に乗っている人で、こういう人はよく見かける。(って、しっかり言っています。)


しかし、ネコはどうだろう?
ネコだって、見つめあうのが好きだ。
ニャムの最後の日の、あの眼を忘れることは出来ない。


今日も、大阪は雨だ。


画像は、お天気だった一昨日の、アオキとムスカリ。


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2015.04.18

mixi再開??

Mixi


長らく放置したままだったmixiだが、パスワードの再設定がスンナリと出来たので入ってみた。
トップ画面も、随分と変わってしまっている。

エイプリルフールの日だけ「ホントのことを喋る」というフォーラム(で よかったんだっけ?)があって、4月1日に懐かしく思っていたせいもある。

ちょっとした調べ物で使っていたところは そこそこ便利だったので、それは使えたらいいなとも思っていた。

TwitterのTLを追うのも億劫なくらいなのでmixiをチェックしようとは思わないが、使えるようにしておくのもいいかもしれない。


画像は、(自分の)mixiのトップにある写真。


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2015.04.17

金子由起子【コンパクト台所術】

コンパクト台所術

 

コンパクト台所術金子 由起子 著
税込価格:1,404円
出版:SBクリエイティブ
ISBN::978-4-7973-6464-4
発行年月:2008.9
利用対象:一般

 

毎日のごはん作りがラクになるコンパクトな台所の作り方と、台所仕事を切り盛りするための知恵、時間の使い方や家族の育て方を、著者の実体験をまじえながら紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】

 

自称「片付けべた」の著者が実際に使っていらっしゃる台所用具、台所の整理術。
ごく普通の家庭料理を、「毎日欠かさず」作り、「片付け」「掃除」「ゴミの処理」を毎日しつつ、「食材の補充」もするには、やはりコツがいる。

 

それには、台所のものを見直し、本当に要るものだけにする必要があった。それに気づいて実行するまでの過程と、現在の暮らしが紹介されている。

 

 

引っ越しする度に少しずつ増えていく、台所用品。台所は広ければそれだけものも増え、片付かなくなっていく。
それに気づいてからは、入れるものを厳選し、使いやすくしていく。

 

 

貰ったものは、使わない。

 

その通りなのだが、これは特に、マグカップやお皿などに多い。たとえおまけで貰ったものでも、捨てるとなると罪悪感が伴う。それに、こうした食器はなぜか丈夫なのだ。

 

面白かったのが、

人一倍めんどうくさがりの私が、踏み台を使ってまでモノの出し入れをするわけがないのです。

というくだりで、自分もそうだから納得。
手の届かないところには、何も置かないこと!

 

 

コンパクト台所術

 

 

 

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2015.04.16

桂望実【僕とおじさんの朝ごはん】

Photo


桂 望実 著【僕とおじさんの朝ごはん】のテキストDaisyをサピエにアップしています。
どうぞご利用下さい。

泣けます


『ぐうたらで無気力に生きるケータリング業者の水島健一。先輩の忠告も、派遣先で問われる不可解な薬の存在も軽く受け流してきたのだが、ある少年と出会い、それらと真面目にかかわらざるを得なくなり…。』


自分の感じたことなどは、また……。


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2015.04.15

沢木耕太郎【春に散る】

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この1日から、朝刊の小説が新しくなった。
沢木耕太郎氏の、【春に散る】である。

沢木さんの作品については、【血の味】でファンになったものの、有名な【深夜特急】は読んでいない。やはりこれは、若い時代のものかなと。

その後新聞開催の映画評を、楽しみにしていた。かといって、映画を見に行っているわけではないが。


さて今回の連載は、初老の元ボクサーが主人公のようだ。
若いボクサーを描いたノンフィクション、【一瞬の夏】も未読のままだ。

どうも、ボクシングというのは好きになれない。
ずっと昔、あれは何というタイトルだったろう?ボクサーを描いた映画を観たことがある。母親に、「見ていて」と言って歩いてみせるのだが、もはや脳にダメージを受けていて、まっすぐに歩くことがかなわなかった。演じていたのは、川口浩だったかな?もしかして母親は三益愛子?いや、そんなわけないなぁ。


こんな ↓ 記事があった。
亡き友に誓う世界王者 17歳ボクサー、追悼のリングへ

ああ、何故ボクシングが好きではないかというと、時々ニュースになる話が嫌なせいかもしれない。


さて朝刊の連載であるが、ほぼ毎日丁寧に読んでいる。
話の展開は読めないが、タイトルからして「散る」話なんだろうな。来春までの連載だろう。


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2015.04.14

脊髄損傷の大学生が富士登山へ

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脊髄損傷の大学生が富士登山へ 「勇気づける挑戦に」


今聞いている本が切ない。自分を「欠陥商品」だという少年。しかしその少年の存在が、やる気のない人生を送っている中年男を目覚めさせた。


杉原さんの言葉

「今年中に走れるようになりたい。そして究極の目標は、もう一度ラグビーをしたい」

きついリハビリに耐え、もう一度ラグビーが出来るまでになりたいとまで言い切る。
目標を持つだけでなく、それに向かって挑戦することが大事になってくる。

がんばれ>自分


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2015.04.13

ワシントンの桜

Photo

しつこく「桜」の話。
桜が満開のワシントン!! 103年前、日本から贈られた桜に秘められた物語

今日も、雨。しかも、寒い。
今年の桜は直に見ることが少なかったので、こんな話で憂さ晴らしをしている。

このポトマック河畔の桜は有名だから、知っている方は多いだろう。
返礼に「ハナミズキ」が贈られたことも。


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ご近所のハナミズキが、ボチボチ咲き始めている。「花水木」という言葉が好きだ。


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2015.04.12

「ねこあつめ」再び

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庭先を拡張して広くなった「我が家」だが、その後はどうか?
日ごとにネコの集まりがよくなり、「お礼煮干し」も増えていった。

ネコによって好きなグッズが違うらしく、その「お礼煮干し」もどのグッズに対するお礼なのかが判るのだが、どの子がどういう傾向にあるかなどは、全く把握していない。
Twitterでは、こまめに自分ちの情報をアップしているところもあるが。

やっぱり現実のネコでないから、覚えられないのかなぁ。
ちなみに、「まんぞくさん」というふとっちょのネコはいつも餌を食べ尽くしているのだが、最近はお礼もたくさん置いていくようになった。


ま、「単純にグッズを置き換えたり時々高級な餌を置いておいたりして、来てくれたネコが遊ぶ様子を見て楽しむ」というだけのもので、それ以上ではなさそう。

などと書きつつ何気なく検索したら、公式サイトというのがあるのだった。

ちゃんと、

ゴハンとグッズを置いておき
庭先に集まってきたねこたちを
ただただ眺めて癒される。
基本的にはそんなアプリです。
と書いてあって、まさにそんなアプリなのだ。

「できること」とか「小ネタ」とかいうページもあるので、その内覗いてみよう。


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2015.04.11

雨の夕方

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昨日は、一日中雨だった。かなりきつく降っているので、折りたたみでなく長傘を持って出る。

帰途、地下鉄への階段をがんばって降りていたら、通り過ぎていった若者が引き返してきて、荷物を持ってくれるという。遅くなるからと固持したのだが、もう用事は終わっているからと、爽やかに返された。

好意に甘えて持って頂き、階段を降りたところで、
『地下鉄にはエレベーターがありますから、ありがとうございました。』と言うと、
『徳島から出てきたのですが、地下鉄はなかなか覚えられません』とのこと。
少しだけ、スダチの話などして別れた。

大阪の地下鉄は東京のに比べるとうんと判りやすいとは思うが、慣れないと大変なのかもしれない。
若者が慣れるのは、すぐだろう。でも、あの爽やかさを失ってほしくない。


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2015.04.10

早めの ランチ






今日はハンバーグにしたが、
ソースが少々 辛かった。


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2015.04.09

松本猛 松本春野【そつぎょう ふくしまからきた子】

タイトル

Photo松本猛 松本春野 作 松本春野 絵
税込価格:1,404円
出版:岩崎書店
ISBN:978-4-265-08140-0
発行年月:2008.9
利用対象:一般

原発事故のあと、おかあさんと二人で広島へひっこしたまや。おじいちゃんのおいわいにひさしぶりに福島にかえってきました。きょうは、まえにかよっていた学校の卒業式です。【「BOOK」データベースの商品解説】より


松本春野さんは、いわさきちひろの孫にあたる方だ。

色々な葛藤を経て本書を書かれたのだろうが、「フクシマを描く善意が差別や偏見を助長したかも」 絵本作家の松本春野さんと、少々気になさっているようだが。


身近で、福島から福岡へ引っ越した若い独身女性を知っている。もう一度、洗濯物を外に干したいと語っていた。
また、小学生をもつ父親は、神戸へ越してきた。

一方、彼らが後にした福島にも、知人は残っている。

いずれの選択も、苦悩であったようだ。


福島と広島、象徴的な地名だと、春野さんは言う。


そつぎょう ふくしまからきた子


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2015.04.08

茂木健一郎さん「ネット時代こそ、新聞で脳を鍛える」

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茂木健一郎さん「ネット時代こそ、新聞で脳を鍛える」

新聞が発信する一番大きな情報は、実は見出しとレイアウトにあると思う。新聞は見出しの大きさで、ニュースの社会的な価値を視覚ではっきりと脳に伝えている。
というのは、その通りだと思う。 茂木さん流に、一面をさっと見てから一番後へ行き(ラテ欄)、そこから順に一面に戻ってくるという読み方は、以前はよくしていた。


本もそうだ。
電書を便利に使っているが、読んだ端から忘れていく。
紙本だと、どの辺りにあったかということを思い出せるし、何より付箋を貼れるのがいい。あとから付箋だけチャチャッと見返したら、肝心なことは思い出せる。


パソコン依存で、(自分は)確実にバカになった。


寒い、とにかく寒い。
今日が始業式のところは多いだろうに。
雨も降ってきた。東京では、雪になっているところもあるとか。


今日は、「花まつり」だ。4月8日は花まつりでお釈迦様の誕生日で甘茶をかけるのだとは、雑誌などで知っていた。
だが、実際にその場に行き会わせたことはない。お寺も、あまり積極的に誘ってはいないような。


画像は、3年前の4月10日。


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2015.04.07

コンビニで介護相談、血液検査

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コンビニで介護相談、血液検査… 高齢者層取り込みへ

最近よくある「お食事お届けサービス」は、どうなのだろう?
これはセブンイレブンで「セブンミール」というのがあった。
最寄りの店で取り扱っているかなと思ったのだが、残念ながら当地では市駅の前や病院の中など、10箇所ほどしかやってなかった。
電話でも受け付けるというから、距離には関係ないのかな?


セブンイレブン・ローソン・ファミマと色々あるコンビニだが、何となくセブンイレブンが使いやすいと思っている。
以前は払い込みが出来てマイルが貯まるサンクス系が好きだったのだが、これがなくなってしまった。もっともこの頃は、買物はあまりしていなかった。

セブンイレブンは、他のコンビニよりも品揃えがいいような気がするのだが、どうなのだろう?ま、好みによるのかな。


しつこく、桜の写真をば。これは、二年前のもの。
今年の花見に、満足出来なかったからだろう。

つれあいは、吉野へ行こうかなどと行ってるが、果たしてフリーで行っても大丈夫だろうか?
春の吉野は、行ったことないなぁ。


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2015.04.06

信州大学学長の入学式あいさつ

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「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長

これが話題を呼んでいるようであるが、全体にいいご挨拶だと思う。(挨拶全文へのリンクを最後に貼っています)

モノやサービスなどが溢れることのない地に足の着いた社会
というのは、若い頃は望んででも身を置くべきところだろう。


この大学出身の知人の一人は同職だったが、まさに信州人という非常に感じの良い方だった。スキーでは、随分お世話になった。


また、「自力で時の流れを遅くする」ための「五つの方策」というのも、興味深かった。

 一、学び続けること。新しい経験が得られて、時間感覚がゆっくりとなる。  二、新しい場所を訪ねる。定期的に新しい環境に脳をさらす。  三、新しい人に会う。他人とのコミュニケーションは脳を刺激する。  四、新しいことを始める。新しい活動への挑戦。  五、感動を多くする。

引用者からの孫引きだが、「周りの世界が見慣れたものになってくると、脳が取り込む情報量は少なくて済み、時間が速く過ぎ去っていくように感じられる」のだという。

あっという間に時間が過ぎると嘆いてばかりいないで、上記のことを少しでも実践してみよう。


信州大学・山沢清人学長の入学式あいさつ全文


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2015.04.05

今日は「清明」

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今日は、二十四節気の「清明(せいめい)」である。
あいにくの天気だが、今日から「晩春」に入る。そしてまた、七十二候では「玄鳥至(げんちょういたる)」として、「燕が飛来する頃」だとしている。

 

先日近場の花見どころへ行った時には、鶯がさかんに鳴き交わしていた。
しかし今年は、庭で鶯の声を聞いていないなぁ。
比較的自然豊かな当地だが、だんだん、その様子も変わって来ているのかもしれない。

 

 

この「清明」を、花言葉に持つ花があるのだと知った。

 

画像の「ヒエンソウ」である。片仮名だと判りにくいが、「飛燕草」と書けばなるほどとうなずける。でも、やや強引かな?

 

 

季語やこの二十四節気が実際の季節に合わないことがあるとかで、入れ替えも検討されているようだ。
しかし、こうした美しい言葉は、長く伝えていきたいと思うのだが。

 

 

過去にも「清明」に触れて書いている。

 

さくらさくら(07.04.06)

 

この頃のここの桜は、本当に綺麗だった。ここ二、三年で、随分枝が切られてショボくなった。専用の道路なのに、どうしてなのだろう?
手入れに人出が避けないのだろうか?
一時は見物客で車が多くなり近所迷惑の感もあったのだが、それを嫌ったのだろうか?最近は、わざわざ来る人は減ったような気もする。

 

せっかくの花見どころなのだから、道路の両側から覆い被さるような桜を観たいものである。

 

 

 

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2015.04.04

つんく♂さん、声帯摘出を公表 母校・近畿大の入学式で

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つんく♂さん、声帯摘出を公表 母校・近畿大の入学式で

特にファンというわけではなかったが、この方のブログをいつも楽しみに拝見している。
子どもさん達のこと、愛妻のお料理のこと。
本当に家族を大切にしていらっしゃる。

近大出身ということでも、親しみを感じていた。

その母校の入学式で、彼は自身のことを明らかにした。

メッセージでは、 

私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事を考えながら生きていこうと思います。
と、述べている。

仕事に関しては、
つんく♂、作詞、作曲などのプロデュース業は継続とのことで、がんばって欲しい。


一昨日は吹田に所用があったので、帰りには万博公園にでも行こうかと思っていた。しかし、駐車場への長蛇の列を見て、諦めた。
画像は、その周辺を走りながら撮ったもの。

今年もどこへも出かけないままに、桜が終わってしまいそう。(昨年はつれあいが入院していた)


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2015.04.03

小路幸也・宮下奈都【つむじダブル】

つむじダブル

つむじダブル小路幸也 宮下奈都 著
税込価格:670円
出版:ポプラ社
ISBN:978-4-591-14306-3
発売日:2015/02/02
利用対象:一般

柔道が大好きな小学4年生のまどかと、プロのミュージシャンを目指す高校生2年生の由一は、仲のよい家庭で暮らす兄妹。だが、ある電話がかかってきたことで、2人の知らない秘密があることに気づき……【「BOOK」データベースの商品解説】より

章が変わるごとに視点を変えた語り手が物語を紡いでいくというのは、よくある手法だ。
だが、その語り手が違う作家だったら……。

本書は、兄を小路幸也が担当。妹のまどかを宮下奈都が担当して、交互に話を進めていく

こういう場合、家庭設定とか物語の筋とか、どれくらい打ち合わせをしてから始められるのだろう?
ところどころにちゃんと伏線が張ってあり、それが帰結していく。ものの見事に予想通りだが。

まどかが、母の料理上手・お菓子作り上手に関して質問しているところ。
やはりまどかが、兄のように母親似だったらよかったのにと、少々慨嘆するところなど。

なかなかおしゃまな「まどか」の視点が、可愛い。

だが、肝心の「謎の電話」がやや消化不良の感がある。この電話の主は、別に電話をかけてくる必要はなかったのではないか。


まどかは祖父の経営している柔道教室を嗣ぎたいと願っており、由一はプロを目指してライブをしたり進学のことで悩んだりしている。

その由一の夢が叶いそうになった辺りから、ちょっと方向が変わってきた。
由一に関して言えば、結局【東京バンドワゴン】の焼き直し的な感がしてきたのが、非常に残念だった。


つむじダブル


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2015.04.02

「メモ帳」が保存できなくなって焦る

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昨日の朝、突然「メモ帳」が保存できなくなった。
「名前を付けて保存」画面で、肝心のフォルダの保存場所やファイル名を記載するところが出てこないのだ。

メモ帳は、一番よく使うアプリだと言って過言ではない。

困った、こまった!

ググってみるとそれらしきところが見つかったので、拝見しに行く。

随分色々試しておられたが、その中で
「OneDriveの同期を外す」というのがあった。やってみると、何と復活した。

よかった、良かった!!

参考にしたサイトの記事 ↓

Windows8.1のメモ帳の上書き保存や名前を付けて保存をすると応答なし(フリーズ、固まる)状態になり保存できない不具合の原因と解決策

「ピースフルパラダイスライフ」さま、ありがとうございました。


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2015.04.01

ブログ 12年目に突入

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2004年4月1日に正式アップしたこのブログは、今日から12年目に入る。
我ながら、よくまぁ続けて来たことよ!

同じ誕生日のTompeiさんは、「お江戸オフの人」になられて久しい。
アリスさんは、お仕事関係のブログに移られたのかな?

「エイプリルフール」の日であるからして、「ウソ記事」を書いたりしたこともあった。

最近は皆さんSNSの方がメインで、記事のアップもめっきり減っているようだ。

ま、そんなことを言いながら、それでもダラダラと日ごとよしなしごとを書き続けて行くのだろうな。


20150331_141859東京の桜は満開で、その艶やかな姿の写真を多く見かけるが、こちらはまだまだ。
と思っていたら、昨日の陽気で、一気に咲き出したようだ。近場の花見どころも、下の方はかなり満開に近かった。

だが、いつものスポットである上の方は、まだまだのようだ。

もう一度、行ってみる必要があるな。


雨の告別式の後、一緒に花を愛でたのは一昨年のことだったか。
あれからわずか2年しか経過していないのに、それぞれの環境の変化には驚くべきものがある。


過去の「ウソ記事」から ↓
あの頃は、張り切って更新していたなぁ。(いや、今だってそうです>エイプリルフール?)

アンドゥ機能付き原稿用紙(09.04.01)
金魚工場見学記(08.04.01)


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