菊池寛【藤十郎の恋・恩讐の彼方に】
菊池 寛 著
税込価格:1,365円
出版:新潮社
ISBN:978-4-10-102801-9
発行年月:2011.12
利用対象:一般
元禄期の名優坂田藤十郎の偽りの恋を描いた『藤十郎の恋』や、『恩讐の彼方に』、『忠直卿行状記』『入れ札』『俊寛』など、初期の作品中、歴史物の佳作10編を収める。
昨日の朝日新聞「天声人語」に、落ちていく国定忠治が子分を3人だけ選ぶのに、「入れ札」を使ったという話があった。
収録されているのは、この本らしい。
読んでいるのだが、よく覚えていない。
だが、終盤は何となく記憶にあったような気もする。
Kindleではそのままではないが、ほぼ収録されているらしい【恩讐の彼方に・貞操問答】をダウンロードする。
何と100円だった。
もっとも単品(?)だと、無料で読めるようだ。
戯曲であるというのも、何となく思い出した。
最後のあがきと同じく残った子分との会話。その子分の本音と建て前。
昨日は統一地方選後半の投票日だというので、それに掛けての記事だったようだ。
市会議員選挙は、今回は何だか静かだった。いつもは非常にやかましいのに、どういうわけだろう?
当地は市の一番端っこにあるので、選挙カーはわざわざ来る必要がある。
朝一番に寄っていくか、時間が余って20時近くなってチョコッと寄るところが多かったのか?
とにかく昼間はほとんど来なかったのだ。
こんな選挙戦は、初めてではなかったかなぁ。
さて本に戻って、表題の【藤十郎の恋】は、映画にもなっている。
長谷川一夫と京マチ子という組み合わせではなかったか?
この映画、見たのだっけ?よくわからないが(わからなかっただろうが)、男の身勝手に憤慨したような?
藤十郎の恋・恩讐の彼方に
Kindle価格:100円
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