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2015.05.09

吉永南央【その日まで】

その日まで

その日まで 吉永 南央 著
税込価格:594円
出版:文藝春秋
ISBN:978-4-16-781303-1
発行年月:2012/11/03
利用対象:一般

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。【「BOOK」データベースの商品解説】より

ドラマ【紅雲町珈琲屋こよみ】が本書からも取っていたということで、読んでみる。
ドラマの最初の方に出てきた、『明日までに結婚式の引き出物を』という依頼の件と、もう一つは何だったっけ?

切羽詰まった引き出物の話は、本を読んで納得。そういう事情がなければ、こうしたことにはならないだろう。


さて本書では、だんだんきな臭い話になってくる。
いつの間にか、由紀乃はこの場所にいるし。息子とのことも出てこないということは、宮崎へ行った話はなかったことになっているのかな?


やはり、最初のインパクトの方が強い。

久美の純情についてはいいとして、その相手の事情というのがちょっと強引かな。
親子の情へ持って行きたかったのだろうが……。


その日まで
Kindle価格:586円


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