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2015.07.11

【間違いやすい日本語ハンドブック】

間違いやすい日本語ハンドブック

間違いやすい日本語ハンドブックNHKアナウンス室 編
税込価格:1,836円
出版:NHK出版
ISBN:978-4-14-011320-2
発行年月:2013/05/23
利用対象:一般

誤読防止のチェック・マニュアルとして役立つ、プロ仕様の実用書。誤読&誤用ワースト110、間違いやすい表現116、暮らしの中の難読語277、複数の読みのある語句233などを収載。〔「

NHKアナウンサーの「虎の巻」だという。
放送する時に間違えないようにということだが、人前で話す時に、いや普段の会話でも役に立つ。

「はじめに」には、現在結構市民権を得ているかと思われる「一段落」があった。
これを「ひとだんらく」という人が、確かに多くなっている。それどころか、「ひと段落」と書いてある本まである。
本書でも、

もし、世の中の多くの人が「ひとだんらく」と発音するようになれば、そのときには認められることになるでしょう。
とあった。

冒頭には、「難読&誤用ワースト110」と「間違いやすい表現116」なるものがある。
そのトップが、「一段落」だ。編者は、よほど気になるのだろうか?
続いて、「他人事」。これもなぁ、「人事」(じんじ)じゃないのだよと思う場面も多い。
「3階」も、ここにあった。文化庁の調査では、今や36%の人が、「さんかい」というらしい。
「茨城県」「茨木市」も。もっとも、市民でも「いばらぎし」と仰る方もある。

分野別に13に分類されている。また、「難読の熟語・慣用語211」や、「複数の読みがある語句233」「よく使われるのに間違いやすい日本語550」なども収録されている。

頭の体操も兼ねて、折に触れ目を通しておきたい本だ。


間違いやすい日本語ハンドブック
2013(平成25)年5月25日 第1刷発行
2013(平成25)年12月30日 第4刷発行


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