【間違いやすい日本語ハンドブック】
NHKアナウンス室 編
税込価格:1,836円
出版:NHK出版
ISBN:978-4-14-011320-2
発行年月:2013/05/23
利用対象:一般
誤読防止のチェック・マニュアルとして役立つ、プロ仕様の実用書。誤読&誤用ワースト110、間違いやすい表現116、暮らしの中の難読語277、複数の読みのある語句233などを収載。〔「
NHKアナウンサーの「虎の巻」だという。
放送する時に間違えないようにということだが、人前で話す時に、いや普段の会話でも役に立つ。
「はじめに」には、現在結構市民権を得ているかと思われる「一段落」があった。
これを「ひとだんらく」という人が、確かに多くなっている。それどころか、「ひと段落」と書いてある本まである。
本書でも、
もし、世の中の多くの人が「ひとだんらく」と発音するようになれば、そのときには認められることになるでしょう。とあった。
冒頭には、「難読&誤用ワースト110」と「間違いやすい表現116」なるものがある。
そのトップが、「一段落」だ。編者は、よほど気になるのだろうか?
続いて、「他人事」。これもなぁ、「人事」(じんじ)じゃないのだよと思う場面も多い。
「3階」も、ここにあった。文化庁の調査では、今や36%の人が、「さんかい」というらしい。
「茨城県」「茨木市」も。もっとも、市民でも「いばらぎし」と仰る方もある。
分野別に13に分類されている。また、「難読の熟語・慣用語211」や、「複数の読みがある語句233」「よく使われるのに間違いやすい日本語550」なども収録されている。
頭の体操も兼ねて、折に触れ目を通しておきたい本だ。
間違いやすい日本語ハンドブック
2013(平成25)年5月25日 第1刷発行
2013(平成25)年12月30日 第4刷発行
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 堀正岳【モレスキン 人生を入れる61の使い方】(2025.04.23)
- 西村京太郎【愛と哀しみのみちのく特急】(2025.04.21)
- 早見和真【アルプス席の母】(2025.04.19)
- トラベラーズカンパニー【トラベラーズノート オフィシャルガイド】(2025.04.17)
コメント