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2015.08.31

香椎駅と、8月の検索語

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何故「香椎駅」かというのは、次の記事で。


今月は、ダントツで清沢さんがヒットしてきたなぁ。

高校野球:清沢忠彦選手(04.08.10)
さー、高校野球 本番の8月!

光原百合【十八の夏】(09.07.10)
ああ、再読したくなった。Kindle版はないようだ。

ゆるりまい【なんにもない部屋のもの選び】(14.08.03)
ちょうど一年前の記事だ。この本に掲載されている「素敵なもの」を手に入れられるように、真剣にがんばらなきゃ!

堂場瞬一【七つの証言】(12..09.27)
これを読んだ時点ではまだまだ堂場物をあまり読んでいなかったが、今ならもっと楽しめるかもしれない。
というわけで、Kindle版をポチッとしてしまった。
これ(この記事)はまた、堂場物の索引も兼ねている。全部ではないが。

つくづく惜しと、セミが鳴く(05.08.24)
この記事が検索されてきたのは、8月22日。もう、ツクツクボウシの頃になったのか!

松本清張【強き蟻】(14.10.12)
清張、色々読み返したい。

IPHONEアプリ:CAMCARD(14.04.20)

荘川桜06.05.01)

伊坂幸太郎【陽気なギャングが地球を回す】(06.10.30)
伊坂さん、しばらく読んでないなぁ。

ドラマ「クライマーズ・ハイ」後編(06.10.08)

【日本語表記ルールブック】(14.05.13)

関西のイコカ・ピタパ 伸び悩みの理由は(14.05.24)

歌野晶午【葉桜の季節に君を想うということ】(04.08.18)

ドラマ「いくつかの夜」(05.10.15)

芦原すなお【嫁洗い池】(09.06.20)

井上靖【夏草冬濤 上】(12.07.23)

【三浦綾子創作秘話】(06.11.08)

大原照子【55㎡の暮らし替え】(06.05.10)

手帳を変える:グロワール(12.09.17)

内田康夫【十三の墓標】(08.10.13)

羽田綏子【首相公邸】(08.02.04)

朝食の必要性(06.06.20)

小山内博【生活習慣病に克つ新常識】(05.03.22)

映画【長崎の鐘】(12.08.31)

夏目漱石と新語・造語(09.07.31)

アナスタシア(12.05.31)

夏目漱石と新語・造語(09.07.31)


研修会と、7月の検索語(150731)



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2015.08.30

清張記念館

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小倉で降りて、松本清張資料館に行ってきた。

順路に沿って進むと、壁一面に清張作品の表紙が貼ってある。書きも書いたり、である。
途中には映像化されたドラマがかかっていたり、清張の談話が放映されていたりする。

この1階は、「松本清張の世界」である。


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2階には、「思索と創作の城」である清張の住まいがある。昭和30年代から住んでいた高井戸の家を、生誕地に移したものだ。
↑の、左は応接室、右が玄関。玄関の右手のドアが、応接室である。


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2階から見ることの出来る、書庫と、書斎。


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一度は訪れたかったので、嬉しかった。


清張は、ほぼ全部読んでいるかと思う。
また、再読したくなった。


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2015.08.29

浪速の朝







いただきます


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2015.08.28

早めのランチ





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2015.08.27

お泊まりは……

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「さくら」を、新山口で降りて、山口線に乗り換え。
向こう側のホームには、「スーパー隠岐」が止まっていた。


今回も、空模様はあやしい。

ホテルへ着いてしばらくしてから温泉に入り、早めの夕食。


20150820_200338_2ホテルのレストラン前にあった黒板。

みすずの詩が書いてある。
毎月、ちがう詩を紹介しているのだな。


夕食の後は何もすることがないし、(色々考えるのは止めて)さっさと寝ることにする。

で、朝は早起きしてまた温泉へ。


20150821_091447ホテルの前のサルスベリが、みごとだった。

朝食時にはかなり降っていた雨も上がった。


このあとはまた新山口へ出て、山陽本線で九州へ向かう。
新山口~下関~小倉で下車。

小倉~博多というコース。小倉での話は、次回。


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2015.08.26

ふくやま美術館

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ふくやま文学館のある福山城公園には、また「ふくやま美術館」もあるのだった。
そして、何と9月13日(日)までは、岩合光昭写真展「ねこ歩き」が開催されているのだ。


展示品は、3章で構成されている。

岩合さんが近年訪れたギリシャ、イタリア、トルコ、モロッコ、アメリカ、キューバで出会った「世界を歩く」。
約10年かけて、日本全国47都道府県のネコに出会う旅をした「日本を歩く」。
そして、「わが家のネコたち」。

「わが家のネコたち」には、あの海ちゃんもいた。


20150820_130931この美術館はゆったりとした作りで、入口近くにあるホールのイスが立派で、座り心地がよかった。


→は、大きな窓越しに撮った庭とお城。


しかし、「文学館」までの道はしんどかった。
まだ、後遺症(?)が残っている。


そして、次は「さくら」に乗って、さらに西下する。


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2015.08.25

ふくやま文学館

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常設展示室では、福原麟太郎、小山祐士、木下夕爾、日野啓三、火野葦平、木山捷平、島田荘司、山代巴、志賀直哉、伊藤整、林芙美子、倉田百三といった、福山市広域圏ゆかりの文学者が紹介されているとのことだが、今回は『被爆70年―文学に描かれた8月6日』が目当てだった。


被爆70年。

 本展では、原爆文学を中心にして、8月6日がどのように描かれ、どのように継承されているかを展観します。
福山城公園内にある、静かなところだった。
広島市には文学館がないということで、この福山での展示になったのだとか。

井伏鱒二の【黒い雨】をはじめ、原民喜、大田洋子、細田民樹、竹西寛子といった方たちの原稿が展示されている。
峠三吉の【原爆詩集】もあった。


20150820_122307→は、【屍の街】の一部分。黄ばんでいて見えにくいが。

クリックして頂くと、字もお読み頂けます。


児童文学では、山口勇子、四國五郎、大野允子、山本真理子、那須正幹たち。
そうだ、思い出した。絵本【おこりじぞう】もそうだった。家にあるはずだが……。

那須 正幹さんも、広島出身だった。そういえば、【ズッコケ】シリーズの学校は、瀬戸内のどこかということになっていたっけ。


この『被爆70年―文学に描かれた8月6日』は、10月12日(祝)まで展示されている。


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2015.08.24

山陽道へ行ってきた

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大田洋子【屍の街】を読んで、「ふくやま文学館」に行ってみたくなった。

いつ行けるかなどとスケジュールとにらめっこしていても、例年にない暑さの中、なかなか重い腰が上がらない。
だがひょんなことから下のチビさんを連れて行くことになってしまった。
この話が出たのが、16日(日)のこと。
またもスケジュールをにらみつけて、20日に行くことにした。

日帰りの予定だが、福山への往復だけでは(乗車時間が短かすぎて)つまらない。
広島まで行くか。福塩線や芸備線を使っていくと、日が暮れてしまう。
それなら呉線を使うか。

等と考えていたら、つれあいが「大久野島で泊まるか」などと言い出す。えっ?泊まるの?
だったら、もうちょっと遠くへ行ける。ちょうど次の日も何とかなるし。

急いでホテルを予約して、新幹線の調整に入る。


20150820_140145新大阪~福山~新山口、そして小倉と博多まで行ってしまおう。
その間、在来線も堪能できるし。

という、何とも行き当たりばったりの小旅行に行ってきた。

↑は「さくら」で、→は、その車体。


福山までは「のぞみ」で、福山から新山口までは「さくら」に乗車。普通車だが4列で、ゆったりしていた。
「ひかりレールスター」にはほぼ乗れなくなってしまった今、こうした4列車両はいいなぁ。


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2015.08.23

秦建日子【アンフェアな月】

アンフェアな月

アンフェアな月秦 建日子 著
税込価格:1,365円
出版:PHP研究所
ISBN:978-4-569-70039-7
発行年月:2008.9
利用対象:一般

生後三ヵ月の赤ん坊が誘拐された。錯乱状態の母親、具体的な要求をしない奇妙な誘拐犯、翻弄される捜査本部。そんな中、遺留品が発見された山中から掘り出されたものとは…。【「BOOK」データベースの商品解説】より

初めての作家。
主人公雪平は、離婚して娘が一人いるらしい。その子は雪平の行為が元でいじめに遭い、彼女を嫌っている。
大酒飲みで捜査一課の検挙率1位。しかも相棒の安西に言わせると、「無駄に美人」だとか。
そして、汚部屋の住人という設定が、面白い。

こんな刑事、いるわけないよと思いながらも、読んでいる時はなかなか面白かった。

「音」というのは離れているところでは聞こえない。当たり前の話だが、娘とのちょっとしたやりとりがヒントになっている。

雪平と今回の被害者との共通点に、「子ども」がある。

被害者の行動は、子育てで悩んでいるシングルマザーにとって、共感出来る部分もあるだろう。あくまでも「共感できる」というところまで……。


ドラマ化されているとは、まったく知らなかった。

本書はシリーズ二作目で、一作目を後から読んだ。


アンフェアな月
honto価格:463円


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2015.08.22

紀伊国屋書店、村上春樹氏の新刊「買い占め」

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紀伊国屋書店、村上春樹氏の新刊「買い占め」

確かに書店へ足を向ける人は多くなるだろう。
だが、近くに本屋さんがなかったり、諸事情で出かけることが困難な人にとっては、本を手に入れることが困難になる。
結果、即ヤフオクなどに出回るといったことに繋がらないだろうか?


本屋さん大好きだが、思いついた時にすぐに行けないようになって、ネット書店で買い難くなるのは辛いなぁ。


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2015.08.21

こんな ところに います





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白狐





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2015.08.20

ふくやま文学館






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こんなところにいます





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2015.08.19

鉄道時刻表

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色々調べたくなって、時刻表を購入した。もう、かなり前のことだ。


Photo_4JRの時刻表(→)の表紙にも惹かれたのだが、付録で「全国地域鉄道」がある JTBのを。

これまでも大体、交通公社のものを使ってきていたし。


「乗換案内」で、必要なことは判る。
だが、「列車の編成」だとか「車両の席番案内」は、時刻表を見た方が早いものね。


東海道山陽新幹線については、エクスプレス予約が便利だ。
だがそれ以外については、いちいち駅で購入する必要がある。最寄り駅は窓口が一つで、そこで相談などしていられない。
あらかじめ決めて、「席番指定」で買う必要があるのだ。


9月に、少々遠くへ行く。


また、ひょんなことから急に西へ行くことになり、在来線を調べたりするのにも大いに役立った。


付録の「地域鉄道」だが、95社の紹介がある。
全部踏破出来たら嬉しいのになぁ。夢のまた夢か!

JR全線踏破を考えたこともあったなぁ(遠い目)。


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2015.08.18

JR系ホテルのことなど

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最近はホテルもチェーン系(?)が多く、会員制度やポイントカードがあったりする。

つつじさんのところで「ホテル アールメッツ宇都宮」というホテルの紹介があり、名前に何となく引っかかっていたのだが、JR東系のホテルだった。
7月に、同じ系列の「ホテルメッツ福島」に泊まっている。ここは、普通のビジネスホテルだった。

同じJR東系でも、「メトロポリタン」を冠したところがあって、これらはシティホテルと言えると思う。最も最近は割合安いシティホテルもあれば、価格も高くそれなりに設備もいいビジネスホテルもあって、一概に区別できないようだ。

「メトロポリタン」を冠したホテルでは、盛岡・仙台・長野に泊まった。いずれも居心地よかった。
仙台へは、いわき市へいったついでに常磐線に乗って行ったのが思い出深い。この時は、いわきまでも常磐線を使ったのだった。車窓風景100景のところもあったのに。


JR西日本系には、「ホテルグランヴィア」を冠していて新幹線直結を謳っているが、奈良ホテルもその系列に入っている。いつからなのだろう?
この系列では、広島で泊まったっけ。かなり昔だなぁ。京都や大阪にもあるが、当然というか、泊まったことはない。JR西日本のカードを使っているので、「夏休みステイ」や「年末年始ステイ」のようなお誘いは来るが。

大阪のホテルは、近頃取りにくくなった上に、随分と高くなった。


レディースルームのあるところは、普通の部屋に比べて、設備がいい。女性の一人旅でも使って貰えるようにとの配慮か?
東京ではレディースルームのポイントが貯まると一回無料になるところを利用しているが、二年間で10回というのはなかなか厳しく、使ったのは一回きりだ。


などとグダグダ書き連ねてきたが、ホテルのバスは何時までたっても好きになれない。


画像は、JR西日本ホテルスのトップページをお借りしました。


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2015.08.17

最近読んだ本・読みかけの本など

Nagao


そのうち、索引になればいいな。

福井健策【18歳の著作権入門】

久保寺健彦【空とセイとぼくと】

秦建日子【推理小説】
秦建日子【アンフェアな月】

内田康夫【他殺の効用】

羽田圭介【ワタクシハ】
羽田圭介【スクラップ・アンド・ビルド】

又吉直樹【火花】

道尾秀介【光】
道尾秀介【透明カメレオン】

重松清【きみの友だち】
湯本香樹実【夏の庭】


読みながら少しずつでも記録をしておかないと、読了してしばらくするとすっかり忘れてしまっている。
これって、電書だから!?

でも、道尾さんのは、二冊とも紙本。


夜中に結構雨が降っていた。今も怪しい空模様。

東海道新幹線は、朝方の大雨で一時ストップしていたらしい。いや、山陽新幹線は今も?
以前遭遇したように、ながーい線路上を動いている汽車の一つが止まったら、ぜーんぶに影響があるのだった。


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2015.08.16

エネループ10周年

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エネループ10周年、人気も長持ち 廃止の危機乗り越え


以前にも書いたことだが、新幹線で名古屋に近づくと、「SANYO」の大きなソーラーパネルがあった。
それが三洋電機がパナソニックに吸収されてからは、「PANASONIC」になってしまった。

自分には関係ない話だけれど、そして電化製品はサンヨーではなくナショナル(ふるー)を使ってきていたのだけれど、悲しかった。


このエネループは、しっかり確保している。


昨日のちょっとした会話から、今週は慌ただしいことになった。


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2015.08.15

8月15日

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終戦前日、奪われた命 祈った少女「敵さん早く行って」

大阪へ来た頃、城東線(大阪環状線になる前)で大阪方面に向かうと、森ノ宮辺りの窓外に鉄骨のまま残っている工場跡の建物が幾つか見えた。
大阪は空襲が激しかったと聞く。上本町から大阪駅まで、見通せたとも。

何時撤去されたのか覚えていないが、まだまだ戦争の跡は残っているのだなと感じたものだ。
それまで住んでいたのが京都だったから、余計にそう思ったのかもしれない。


当地にも、陸軍の火薬庫があり、二度も大きな爆発を起こしている。
特に二度目は被害も大きく、京阪電車も送電線・電車線・電気供給施設が破損して運転不能になったという。
この爆発の起こった3月1日は、「平和の日」に制定されている。

画像は、その火薬庫の土塁。


と、こうしたことは毎年書いているような気がするが。戦後70年、昨今の様子は戦前と似てきたと言われる。
どうぞ、【火垂るの墓】のようなことが、二度と起こりませんように!


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2015.08.14

ギャラリー212

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ギャラリー212

先月末の研修会に都城からいらっしゃっていた方が、ちょっと変わったポシェットを持っていらっしゃった。
さっそく伺って教えて頂いたのが、「ギャラリー252」という草木染めのお店。

ネット販売もあったので、その夜ホテルで「ガーゼの上下」と↑の画像のポシェットをポチッと!

色は、チュニックが五倍子でボトムは紫黒にした。
しかし五倍子は写真で見たよりも青みが少なくグレーがかっていて、ちょっとイメージが違った。
今日もこれを着ているのだが、とても涼しくていい。
秋以降は、割烹着代わりにもなりそう。

ポシェットは、写真のものを。
軽くて、泊まりがけで出かけた折りの、食事に出る時などにいい。

次の朝その話をすると、とても喜んでくださった。お知り合いだったか、親戚のお店だったか。


都城には、現在闘病中でしばらくお目にかかれていない若い友人がいる。

また、学生時代の先輩も、彼の地へ嫁いでいた。
いつも長期休暇になると、彼の元へ飛んでいってたっけ。卒業すると同時に結婚したのだが、学生の頃からのそうしたおつきあいが、当時としては珍しく眩しいような思いで見ていた。


このお店、カフェもあるということで、一度行ってみたいなぁ。


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2015.08.13

羽田圭介【盗まれた顔】

盗まれた顔

盗まれた顔羽田 圭介 著
税込価格:788円
出版:幻冬舎
ISBN:978-4-344-42264-3
発行年月:2014/10/03
利用対象:一般

手配犯の顔を脳に焼き付け、雑踏で探す見当たり捜査。記憶、視力、直感が頼りの任務に就く警視庁の白戸は、死んだはずの元刑事を見つける。白戸が追い始めると元刑事にまつわる陰謀が露見し…。【「TRC MARC」の商品解説】

初めての作家さん。
Twitterで、「僕も芥川賞とったんですよ」 というご本人のPOPが話題になっていた。対象の本は【スクラップ・アンド・ビルド】だが、まだ高いので本書を読んでみた。

いやー、面白かった。

「見当たり」という職務があることも、初めて知った。
もっとも、堂場駿一の【アナザーフェイス】シリーズに出てきていたと、息子が言っていたが……。気づいてなかったなぁ。
これは本当にある職種のようで、実際の密着映像もあった。

その「見当たり」で捕まえた1件ずつを、丁寧に描いていく。それが、やや冗長と感じることもある。
物語は、後半、主人公が容疑者を大阪まで送っていって新大阪駅でミスをしたあたりから、違った展開を見せる。


一方、彼の私生活も描かれる。
刑事で同棲中というのは、多分初めてだ。しかもきっかけが出会い系サイトだったというのも。
「警察官はなるべく早めに結婚すべし」といった話を聞かされる……というのは、よくあるのだが。

その同棲中という不安定な暮らしの中で、彼女との関係にフト忍び寄る疑惑。
こちらへもシフトしつつ、本筋の方はハードボイルドの様相を呈してくる。


いずれにしても、こんな話はフィクションだけであってほしい。


著者は高校生の頃にデビューして、何度か芥川賞候補になりながらも、今回ようやく受賞。又吉ばかりが取りあげられている感は確かにあるし、自分自身もこのPOPのことがあるまで意識に上らなかった。

もう少し、色々読んでみよう。


盗まれた顔
Kindle価格:694円
honto価格:750円


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2015.08.12

御巣鷹と生きた30年

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失った次男「顔は11歳のまま」 御巣鷹と生きた30年

30年経とうが、50年経とうが、無念さは消えないだろう。


記事は、あの時奇跡的に助かった、川上慶子さんのことにも触れている。留守番をしていた長男が丁度娘と同い年だったこともあり、他人事とは思えなかった。

今はお二人ともご両親の年を越え、それぞれの道を歩んでおられるようだ。


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2015.08.11

川内とひなまつり

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ウイークデーだが、今週は何となく気分的にのんびり。多分お盆休みに入っているところも多いだろうな(と勝手に思っている)という判断から。逆に、かき入れ時とも言えるが。


『川内と書いて、どうして「せんだい」と読めるか?』
『河川(かせん)の「せん」と内裏(だいり)の「だい」』
『河川は日常用語だが、内裏はなぁ』
『でも、日本人の殆どが知っている言葉だよ』


「ひなまつり」の歌は、恐らく誰もが歌ったことがあるだろう。
以前にも書いたかと思うが、この歌詞で不思議に思っていることがある。

2番だったかな?

♪おだいりさーまとおひなさまー
「おだいりさま」も「おひなさま」も、内裏びなのことではないのか?という疑問だ。

単に語調からというのが正解かもしれないが。


朝刊トップ記事は、
原発ゼロ 終了へ(リンク先の見出しは「川内原発、原子炉起動へ 原発ゼロ、2年で幕)だった。

少し前(8日付)の記事では、
太陽光発電の普及・節電定着…猛暑でも電力にゆとりとあった。


猛暑は、今日がピークだとか。


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2015.08.10

漱石

Photo_3朝日新聞連載の夏目漱石【それから】が、9月7日付の第110回で終わるようだ。

物語はいよいよ核心に入り、代助(と三千代)はまっしぐらに奈落の底へと落ちていく。
いや、「それから」が大事なのだろう。

この【それから】は、漱石の中でも好きなものの一つだ。【三四郎】と、どちらが好きかな?

もう一つ、【行人】も好きだ。


時折、こうした「昔読んだ本」を無性に読みたくなる。今はKindleでもほぼ無料で手に入るし読もうと思えば即実行できるのだが、購入するのはミステリーが多い。


このところ割合、初めての作家のものを読む機会がある。

羽田圭介は、ひょんなことから。芥川賞受賞作ではなく、【盗まれた顔】から入って、今は【「ワタクシハ」】を読んでいるところ。全然傾向の違うものを書いていらっしゃるんだ。
【スクラップ・アンド・ビルド 】にも、興味が沸いてきた。

また秦建日子 のものも、面白い。この人、一瞬女性かと思ったのだが、男性だった。【アンフェアな月】が初めてだが、シリーズ物のようで今度は【推理小説】を買った。
【アンフェアな月】は面白くて、一晩で読んでしまった。いけない、いけない!

鮎川哲也も、以前はあまり読んでなかった。これまた、シリーズ物に取りかかり中。


読書三昧というには、あまりにも時間がない。そう、残された時間も。


あれ?タイトルが「漱石」なのに、どんどん違う話になっちゃった!


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2015.08.09

なつかしの「ココログ」

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ここへ検索で来て下さる方が、自分の過去記事へ誘って下さる。たまには、古い記事を読むのも楽しい。
昔は、一生懸命書いていたなぁ。いえ、今も一生懸命ですよ!

今回は、ちょっと違ったアプローチ。

500円玉貯金をしていらっしゃるへいぽーさんが、ついにその旅の目的地を明かされた。
考えている旅

なんと、行き先は郡上八幡再びのようだ。
そして、7年前の二人の出会いを、リンクして下さっている。

読んでいて、涙が出てきた。
ブログって、いいなぁ!


以下、その頃の自分の記事。ニャムまで登場しているではないか。

さわやかに!(08.09.21)

長良川鉄道 道中(08.09.25)

郡上八幡 到着(08.09.29)

ぐじょうはちまん(郡上八幡) にて(08.09.28)

ぐじょうじょう(郡上城)(08.10.02)



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2015.08.08

立秋

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あまりの暑さに頭が暴走してか、ドジネタ二つ。

その1

一昨日のこと
昼食用にと、前日のご飯は一食分多めに炊いておいた。冷凍庫に三田のカレーがあったはず。
で、朝から「カレーはいつ出しておこうか」などとチラッと思う。

ところが、キッチンエールで「山かけ蕎麦」というのがあって、それを注文していたのだった。
そちらに意識が行っている時は、「(キッチンエールの来る時間により)お昼は少し遅くなるかな」などと考えている。そしてその時点では、カレーのことは頭から飛んでいる。


というわけで、この日の昼食はカレーとお蕎麦という、何とも珍妙な組み合わせになったのだった。


その2

こちらは、三日前の5日のこと。
クリニックへ予約変更をお願いしようと電話を掛けた。
ところが、「お客様の都合」とやらで、繋がらない。医院なのに、電話がかかっては困ることがあるんだ。と、変に納得。担当の先生に携帯から電話するが、留守電に変わる。

その後、他のところへ電話をすると、またもや「お客様の都合」でかからない。
この時点でようやく、この「お客さま」は我が家のことではと気づく。

そう言えば、6月分の電話代がまだだという請求書が来ていたなぁ。
慌てて探し出した請求書には、「利用停止日8月4日」とあった。ということは、前の日から電話が繋がってなかったのだった。
Bフレッツのネットが繋がっているから、慌てなかったのだ。

6日に、出かけるつれあいにコンビニからの送金を依頼。しばらくして携帯から掛けてみたら、繋がった。即入金確認が出来たんだなぁ。それにしても、現金なはなし。
なぜ毎月いつも振り込んでいるかという話は、書いたようなきがする。

電話は携帯があれば事足りると言えるが、FAXはいまだに電話機からだものなぁ。
一時パソコンからのFAXに凝ったことがあったが、常時電源オンが嫌で、止めてしまった経緯がある。


今日は立秋、少しは涼しくなるのだろうか?


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2015.08.07

好きなタイプは「滑舌の良い人」 美人顔の会話ロボ開発

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好きなタイプは「滑舌の良い人」 美人顔の会話ロボ開発


好きなタイプは、

滑舌が良く、共通語で文法に従って話す人
だって。記事では「共通語で」の部分は抜けていたが、実際に聞いた。

開発にはやはり石黒浩氏が関わっていらっしゃる。

美人顔になるよう、美人の各パーツを集めてCGで製作。確かに完璧な美人だが、左右が均等なせいか、人工的な感じがする。


さて、今朝方の夢。
某所の所長が登場。これは、4日にお目にかかったから?
なぜか、その近くの交差点での話のようだ。これまた、7月末にこの信号を渡る時に緊張したということからではなかろうか?

4日には、この所長に珈琲をご馳走になっている。
「えっ、どうして?後が怖い?」と言った会話が、その時にあった。
それが尾を引いているのかもしれないが、お手柔らかに願います!


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2015.08.06

大田洋子【屍の街】

屍の街

屍の街太田 洋子 著
税込価格:1,080円
出版:日本ブックエース
ISBN:978-4-284-80080-8
発行年月:2010.7
利用対象:一般

「天に焼かれる!」 広島に原爆が投下された瞬間と、その直後の人びとや町の惨状−。原爆症の恐怖とたたかいつつ、被爆の体験を克明に綴った、密度の高い記録文学。【「TRC MARC」の商品解説】

70年前の今日、広島に「新型爆弾」が落ちた。いや、落とされた。

著者はその日、自宅に二階で被災する。

本書は、著者が広島を逃れて過ごしている、一ヶ月後の田舎での暮らしから始まる。
その一ヶ月間に、次々と広島から来る人たちは増え、その内の何人かは亡くなっていった。

そして広島での回想。
それはちょうど、【はだしのゲン】に描かれた様子そのものだが、文章で読む方がよりリアルに目の前に様子が浮かぶ。

これを「やむを得なかった」と言えるのか?


今や、この日が原爆投下日であったことを知らない人が、広島でも増えたという。
折しも当地の防災放送のスピーカーからは、黙祷を促す放送が流れてきた。(もっともこういうことは、強制されてすべきことではないと思うが……。)


忘れまじ、この日のことを!


朝日デジタルに、
これが被爆4日後のヒロシマ 360度パノラマ写真にという記事があった。


屍の街


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2015.08.05

むかご(零余子)

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昨日、第153回芥川賞受賞作【火花】の話をしていて、そこに出てくる「肉芽」の読みのことになった。
その場に紙本はなかったので、どこに書いてあるのかKindleで確認できたらいいなと思ったが、端末では無理(だと思う)。
ところが、パソコン用のKindleでは本文の言葉について検索出来るのだった。

全部で4箇所あって、
「肉芽という料理を一皿だけ注文し、……」
「肉芽をつつきながら焼酎の水割りを……」
「美味しそうに肉芽を食べている……」
「肉芽を呑みこんだ神谷さんが……」
という具合にだ。

単語で検索出来るって、すごいな!

で、読み方だが、

多分著者は、「むかご」と読ませたかったのではないか?でも、意味には「むかご」はあっても、読みとしては無理があるのではないか。
どうせなら、零余子と書いて欲しいねという話になったのだった。


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2015.08.04

水寺葛【10ミニッツメイド】

10ミニッツメイド

10ミニッツメイド水寺 葛 著
税込価格:627円
出版:講談社
ISBN:978-4-06-380776-9
発行年月:2015/07/07
利用対象:一般

ジュースの蓋を開けると飛び出してきたのは“10分間だけすべて望みを叶えてくれる”夢のようなメイドだった! 幼女の願いやJCの隠された欲望を満たしてゆく――。『お初にお目にかかります、ご主人様。なんなりとお申し付けくださいませ』寡作だった作家(?)水寺葛の初コミックス!!【商品解説】

8月2日付朝日新聞の書評を読んで購入したもの。


9つの短編(?)なのだが、それぞれに人生があって、葛藤を抱えている。
10分間という限られた時間ではあっても、この中年のメイドはそれらをも解決していく。


第3話の、「悪戯の作法」が好きだ。

妹ばかりが父母の愛を独占していると思っている幼女。同性のきょうだいというのは、どうしても両親の自分たちに対する愛を比べてしまう。
彼女の小さな願い(しかし彼女はそれを願ってはいけないことも知っているう)を、メイドは具現化する。
その上で、メイドは両親の愛を伝える。

両親が帰って来る前に、メイドは姿を消す。


冒頭の、イラストレーターと紅茶の話もいい。
慌ただしく過ごしていても、時にはゆっくりとお茶を入れる時間を持ちたいものだ。


他にも、家事のヒントまで満載だ。


こんなジュース、どこかで売ってないかなぁ。


10ミニッツメイド
Kindle版:540円
honto版:540円


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2015.08.03

新型スーパーあずさ公開、新装置で乗り心地快適に

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新型スーパーあずさ公開、新装置で乗り心地快適に

実は、「あずさ」にはまだ乗ったことがない。
どういう乗り方をすればいいのか、模索中。
東京へ行った際、松本周りで帰阪するというのが、今のところ考えつくルートなのだが……。

この新型導入に合わせて、実行してみたい。


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2015.08.02

横溝正史【悪魔の手毬唄】

悪魔の手毬唄

Photo横溝 正史 著
税込価格:778円円
出版:角川書店
ISBN:978-4-04-130402-0
発行年月:
利用対象:一般


これまた、まったく覚えていない。

金田一耕助が静養のために訪れた岡山の片田舎で、次々に起きる殺人事件。
ここを紹介した磯川警部も、休暇を取って金田一を追いかけてくる。
しかし彼には、昭和7年に起きた殺人事件への思いが、今も残っているのだった。

そして金田一が紹介された宿は、当時の事件現場だった。

【八つ墓村】のようなおどろおどろしい話ではないが、殺人そのものは結構怖い。
海外でよくある「見立て殺人」をしたかったとのことで、標題の「手毬唄」通りの殺人が行われる。

これも何度か映像化されているようで、石坂浩二版では、青池リカを岸惠子が演じているのだ。
そして、立花捜査主任を演じていたのが、一昨日亡くなられた加藤武さんだった。観てはいないのだが、何となく台詞回しなど思い浮かべることが出来る。


こうした誰かが扮している人物がいるといった設定の場合、映像ではごまかすのが難しいだろうな。
金田一が最初に峠で出会ったおりん婆さんは、姿だけでなく声も聞いているのだから。映画では、どういう処理をしていたのだろう?

お鈴婆さんではない他の人物では、二役でこなしてやり過ごすという方法を取っているバージョンもあるようだが……。


昭和30年頃の田舎の風景というのは、やはり懐かしい。


悪魔の手毬唄
Kindle版:630円


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2015.08.01

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『こんな夢を見た』という文章で始まるのは漱石の【夢十夜】だが、これは怪談に分類されていることがある。

夢は見ている時はかなりはっきりしているようでも、覚めてしまうと細部がまったく思い出せないことが多い。
で、自分の夢の話なのだが……。

今朝方見た夢で、数人で話しているところへ、それと関係ない人だったかある人だったかが出てきて、盛んにしゃべり出す。何かを説明している(というのはその時点では判っていた)が、それが延々と終わらない。

夢というのは、現実にあったことの裏返しだ。きっと、この二日間で印象に残った人のことがあったのだろう。
身振り手振りでよくしゃべる、若い人だった。


画像は、時折ランチをするところ。但し今回は、朝食。
隣に来た男性が、何かクレームをつけたらしい。ウエイトレスが、しきりに謝っていた。そればかりか、厨房からも出てきて、謝っていた。
どうも、食べるものがないといったことのようだった。


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