貫井徳郎【病んだ水】
貫井 徳郎 著
税込価格:200円
出版:e-NOVELS
ISBN:
発行年月:2015/9/3
利用対象:一般
「早いもので、あの事件からもう4ヵ月の時間が流れました。…礼子さんが誘拐されたときのことを、私は今でもはっきりと憶えています…」。
やけに安いと思ったら、これ一篇だけだった。雑誌に掲載されたものらしい。
産廃処分場建設会社の社長令嬢に充てた、社長秘書の手紙という形を取っている。
身代金を秘書が持って行くのだが、犯人側からの指示に散々振り回されて、結果お金は置いた場所から消えてしまう。その場所は、いわば密室だ。
もしかしたら、と思ったのが、当たっていた。某有名な小説と同じ手口ではある。
被害者である令嬢は、警察に何も語らなかったのだろうか?
この後の親子関係が、うまく行きますように!
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 夏川草介【エピクロスの処方箋】(2025.11.09)
- 【明日の友 278号 秋】(2025.11.08)
- 山本甲士【ネコの手を借ります。】(2025.11.10)
- 内田康夫【姫島殺人事件】(2025.11.02)



コメント