小日向京【考える鉛筆】
小日向 京 著
税込価格:1,365円
出版:PHP研究所
ISBN:978-4-569-70039-7
発行年月:2008.9
利用対象:一般
軸の形や色、太さ、芯の濃さやなめらかさなど、自分流にカスタマイズできるのが鉛筆の最大の魅力。自分にぴったりの鉛筆で、ものごとを自分らしく考えるための鉛筆使いのさまざまを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
これは、とてもおもしろい本です。
子どもの頃は、筆記具と言えば鉛筆だった。勿論万年筆はあったが、あれは大人の使うもので、何時の日か使えるようになりたいという、憧れの品だった。
普段宿題をする時に使うのは、鉛筆しかなかったのだ。
その鉛筆のことだけが書かれた本が、本書だ。
序章「鉛筆のすすめ」から始まって、
「第1章 鉛筆カスタマイズの愉しみ」では、「削る愉しみ」や「刻印文字」についてや「握り方」についての指南もある。
思い出した。「刻印」というほどではないが、鉛筆の後ろ側を少し削り、名前を書き込んでいたっけ。と最後の方までよく読むと、これについても触れられていた。
著者は名前だけでなく、ちょっとした一言が書かれて(彫り込んで?)あって、笑える。
サイコロとして使うというのもしたなぁ。
とにかく、写真がたくさんあって楽しい。カラーだともっと愉しめたのに。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 三浦しをん【ゆびさきに魔法】(2025.01.12)
- 西村京太郎【新装版 殺しの双曲線】(2025.01.10)
- 綾辻行人【十角館の殺人 新装版】再読(2025.01.06)
- 帚木蓬生【花散る里の病棟】(2025.01.04)
- 【月刊「東京人」 2025年2月号 特集「辞書と遊ぶ!」】(2025.01.08)
コメント