「二の字点 ゆすりてん」と呼ばれる文字について
「二の字点」とは、文字通り数字の「二」に見えるからということらしい。
これらややこしい文字は「踊り字」と分類されるようで、おなじみの「々」や「〃」「ゝ」などを言う。
主に日本語の表記で使用される特殊記号の一群という位置づけがなされている。
今困っているのが、「二の字点」つまり「各〻」と縦書きで書かれているもの。(これ、コピーしてきたのだけれど、ちゃんと見えるのかな?)
縦書きの場合、「〻」は右下に添えるような形になっている。
読み方は「おのおの」だが、これを横書きに変換する方法が、今のところ確立されていないとのことなのだ。
殷から使われている小さい「二」の字を崩した記号である。揺すり点(ゆすりてん)とも呼ばれ、主に縦書きの文章に用いる。とのことで、普通は「々」に置き換えて「各々」とすることが多いようだ。これだと、ちゃんと音声で読んでくれる。 しかし、上の字を繰り返すのではなく、上の字の訓が繰り返し語であることを意味するということなので、ちょっと意味合いが違うのだろうか?
また、「各」には「おの」という読みはない(一字でも「おのおの」と読む)ので、二の字点を使わない場合は「各」一字だけ用いることになる(とのこと)。
漢字は、まったく奥が深いなぁ。
画像は、wikipediaの「踊り字」項目にあったものを拝借。
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