【大阪名物】
井上 理津子・団田 芳子 編
税込価格:1,404円
出版:創元社
ISBN:978-4-422-25063-2
発行年月:2012/10/24
利用対象:一般
和・洋菓子から寿司、惣菜、調味料、酒、日用雑貨、手工芸品に至るまで、大阪のそこでしか買えない手づくりの逸品を中心に約70品を厳選。
「手土産に買うべきものがないと悩む人に贈る」とある。
確かに、別の地方に行く時、大阪みやげというものがない。
京都か神戸のものを持参することが多いのだ。
逆に大阪にいらっしゃった方に「大阪のお土産は何がいいですか」と尋ねられても、「うーん」となる。
いや、美味しいものはたくさんある。だが、「おみやげ」としてお勧めのものがあるかなぁ、ということだ。
この本は、整理していた本たちの中から出てきた。
何か大阪みやげを探すために、購入したのだろうか?
それはともかく、本書で紹介されているのは「大阪名物」であって、「大阪みやげ」になるものばかりというのではなさそうだ。
食べ物に限らず、「そこでしか」買えないものが多く、むしろ「その地のおみやげ」にはなっても、お土産のためにわざわざ買いに行くというのでもない。
「……でもない」ばかり連発しているが、もしかしたら思っていた本と違ったので放置していたのかな?
だが、改めて眺めると、「ある、ある」。
よくテレビ番組で紹介されているような「その土地名物」が目白押し。
小鯛雀寿司、さば寿司、紅しょうがの天ぷら、栗むし羊羹、もみじの天ぷら。
ひろたのぽん酢や旭ぽん酢もある。
水なすもそうだったな。
食べ物ばかりではない。堺の包丁、てづくりおもちゃ、手ぬぐい。
こうしてみると、大阪で出来るものというより、他の地でもあるが大阪のその土地のというか、「その店の」と言った方がいいだろう。
と、ここまで目次を頼りに紹介してきたが、本文も面白そう。合間合間に、少しずつ読んでみよう。
大阪名物
2012年10月20日第1版第1刷発行
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