榎木孝明【30日間、食べることやめてみました】
榎木 孝明 著
税込価格:1,566円
出版:マキノ出版
ISBN:978-4-8376-7224-1
発行年月:2015/10/13
利用対象:一般
食べなければ本当に死んでしまうのか。食べることをやめたとき、人の心と体に何が起こるのか。俳優・榎木孝明が、「不食30日間」を、過去の情景や体験とともに綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
一種の、「常識への挑戦」と言える。
榎木孝明さんと言えば、浅見光彦をはじめテレビや映画で活躍している人という程度の認識しか無かった。
その方が、フェイスブックで「不食」を公言。実行に移してからは、毎日の過ごし方をアップされていた。
本書は、そのフェイスブックでの記録とQ&A、間に幼い頃からのことを書いたコラムや監修者の南淵明宏医師の言葉から成っている。
本書発売までこのことを知らなかったのだが、内容は淡々とした記録ではあっても非常に面白かった。
食べることが当たり前で、食べられないということに対しては恐怖感さえ伴うが、人は元々飢餓に強いというのは、歴史的にも明らかなことだ。
世間の常識に抗うという程の強いものではなくても、自ら実践した行動力はすばらしい。そして、決して真似をしないようにとは、念押しされている。
プチ断食なるものを少ししてみたが、もっと真摯に食に向かい合いたくなった。
30日間、食べることやめてみました 「不食」という名の旅
平成27年10月21日第1刷発行
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