夏樹静子【女子大生が死んだ】
夏樹 静子 著
税込価格:637円
出版:徳間書店
ISBN:4-19-892364-7
発行年月:2006.1
利用対象:一般
本作も収録されている【死なれては困る】の紹介文より
死角を突いた巧妙なトリックの表題作ほか、
手に負えない乱暴息子を殺された母親の複雑な気持を扱った「酷い天罰」など、現代的な犯罪を描く全四編を収録。
↑の短編集は、一度読んでいる。
表題作の【死なれては困る】は何となく覚えているが、本作はタイトルは記憶にあるものの、中身は忘れていた。
しかし再読だけあって、途中で著者の持って行きたい方向が判ってしまった。
【花を捨てる女】もそうだったが、ワープロや電車の回数券といった懐かしいものがキーワードになっている。
携帯電話が普及する前、しかし東北新券線は開通している。
関連記事
夏樹静子【死なれては困る】(07.08.18)
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 米朝さんの言葉(2022.06.29)
- 藤坂ガルシア千鶴【ディエゴを探して】(2022.06.28)
- 夏目漱石【彼岸過迄】(2022.06.30)
- 【枕草子つづれ織り】(2022.06.23)
コメント