夏樹静子【女子大生が死んだ】
夏樹 静子 著
税込価格:637円
出版:徳間書店
ISBN:4-19-892364-7
発行年月:2006.1
利用対象:一般
本作も収録されている【死なれては困る】の紹介文より
死角を突いた巧妙なトリックの表題作ほか、
手に負えない乱暴息子を殺された母親の複雑な気持を扱った「酷い天罰」など、現代的な犯罪を描く全四編を収録。
↑の短編集は、一度読んでいる。
表題作の【死なれては困る】は何となく覚えているが、本作はタイトルは記憶にあるものの、中身は忘れていた。
しかし再読だけあって、途中で著者の持って行きたい方向が判ってしまった。
【花を捨てる女】もそうだったが、ワープロや電車の回数券といった懐かしいものがキーワードになっている。
携帯電話が普及する前、しかし東北新券線は開通している。
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