デーブ・ブルーノ【100個チャレンジ】
デーブ・ブルーノ 著
ボレック光子 訳
税込価格:1,512円
出版:飛鳥新社
ISBN:978-4-86410-103-5
発行年月:2011.8
利用対象:一般
著者は大量の所持品を処分し、100個の持ち物だけで暮らす人生リセット術を開始。すると1年後…。【「TRC MARC」の商品解説】より
サブタイトルが「生きるために必要なモノは、そんなに多くない!」だとあるが、実際に100個で生活した著者の体験。
1年後には、『消費の束縛から解放され、モノでは得られない充実感を獲得でき』たのだという。
うらやましいような生活だ。
「ひとつ買ったら二つ処分」、これは自分にとってはまず本(の処分)で実践したいことだ。
本書はまず、なぜ「100個チャレンジ」に挑戦したかを挙げ、1年間かけてチャレンジしていく。
付記として、100個チャレンジの方法と、終了後の理想のリストまで掲げられている。
振り返って自分は、本書の「はじめに」で書かれているような生活を、未だに送っている。即ち、「いろいろなものをせっせと買い続け、買い替えることが夢を象徴していると思っているような」。
著者は38歳。まだまだ色々試せるだろう歳なのに、この潔さ!
さてこの手の本では、日本人の書いたものと、外国人の書いたものとでは、何故か書き方が違うような気がする。
日本人の場合は、真面目に(?)方法論などを述べたものが多い。対して外国人の場合は、物語があるような気がする。
【フランス人は10着しか服を持たない 】(15.02.15)もそうであったが、たとえ話がうまいのだ。
なので、実用書なのだが、充分楽しめる。方法論ではあっても、チマチマしていない。
その分、寄り道が多いとも言えるが。
こういう本を読んでいると、それが途中であっても、即行動を起こしたくなる。
実はこれを書いたのは、昨年9月のこと。「即行動」は起こしたのかな?
100個チャレンジ
2011年8月10日第1刷発行
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