似鳥鶏【レジまでの推理】
似鳥 鶏 著
税込価格:1,365円
出版:PHP研究所
ISBN:978-4-569-70039-7
発行年月:2008.9
利用対象:一般
力仕事でアイディア仕事で客商売。書店員は日夜てんてこ舞い。しかも、店長は鮮やかに謎も解きあかし…。【「TRC MARC」の商品解説】より
初めての作家さん、だがアンソロジーもので何か読んでいるかもしれない。
舞台になっている書店の店長は、もっぱらPOP書きに専念していて、業務はアルバイト学生である青井君(物語の語り手でもある)に任せきりである。
店長がPOPを書いた本は必ず完売すると評判で、「船橋のPOP姫」という評判が立っているのだとか。
実はこれが、大きな伏線になっている。
ミステリーとは言っても、一つ一つの「事件」は小さなもので、その謎を店長が解いていく。
ちょっと【和菓子のアン】を思いだした。あれも、店長はバックヤードでパソコンを使って株取引などしていたのだった。
冒頭の
【7冊で海を越えられる】
が何かのアンソロジー集の一つだったようで、それを受けて、
【全てはエアコンのために】
【通常業務探偵団】
と続いていく。
最後の
【本屋さんよ永遠に】
は、これまでとガラリと変わって暗いお話。
いつの間にかアルバイト店員が変わってしまったのかと少々不審に思っていたのだが、やっぱりね。
見事にダマされる。そうか、そう来ましたか!
独特の「脚注」が面白い。
レジまでの推理 Kindle価格:1,080円
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