吉川英治の【新・平家物語】とドラマ「平清盛」
むかーし、朝日ソノラマというのがあって、レコードよりは安価だったような気がするが。
形は円形だし、デジタル録音だったのかなぁ?
その頃、文豪が自分の作品を朗読するというシリーズがあったらしい。それを今聞いた著名人が色々評するという記事が、朝日新聞にある。
文豪の声も味があるのが多いが、評者の解説も面白いものがある。
今回は、何年か前に放映された大河ドラマ「平清盛」の時代考証の担当者が、評者だ。
清盛は本当はお坊ちゃまで、家も裕福なのだが、それを戦後の復興期とからめて貧しい環境から這い上がっていくのを描いたのが、【新・平家物語】なのだという。
週刊朝日の連載は一度も読んだことはないが(週刊誌など家では買う対象ではなかった)、何回か分が一冊の週刊誌のようになって発売され、それは購読していた。今の「よくあるシリーズ」(何て言ったっけ?)のようなものか。
後に文庫本も購入する。自分にとって、本を自由に買えるようになるというのが、大人になった証拠だった(と、どうでもいいことを書いてみる)。
大河ドラマの「新・平家物語」も、観ていた。清盛役は仲代達矢で、確かに汚い格好で京の街をうろついていた。
緒形拳も出ていた。(緒形拳は、「太閤記」の日吉とダブって思い出す)
最終話が吉野山で、妻と桜を愛でていたと思うが、これは本だったかドラマだったか?
と、話はまたもドンドン違う方向へ飛んでいくが、上記の記事にリンクを貼っておく。
(文豪の朗読)吉川英治「新・平家物語」 本郷和人が聴く(2016年9月25日05時00分)
吉川英治が読む「新・平家物語」 戦後いやした「うそ」(2016年9月25日04時26分)
画像は、今日のGoogle。創立18周年、おめでとう!
いつもお世話になっているので、敬意を表して(?)少し大きめで。
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