慶応2年から平成28年までのベストセラーのリスト
最初の年1866年(慶応2年)は、福沢諭吉【西洋事情】。
同じ諭吉の【学問のススメ】は、1872年(明治5年)。
1878年(明治11年)になると、ジュール・ヴェルヌ原作の【八十日間世界一周】が川島忠之助訳で出てくる。この話は、こんなに古かったんだなぁ。
坪内逍遥の【当世書生気質】は、1885年 (明治18年)だ。
1891年 (明治24年)になると、若松賊子訳で【小公子】が。また、二葉亭四迷の【浮雲】もこの年だ。こんなに古かったんだなぁ。
1895年 (明治28年)、高山樗牛登場。【滝口入道】だ。
尾崎紅葉の【金色夜叉】が出たのは、1898年 (明治31年)。
翌1899年 (明治32年)には、【福翁自伝】が。さらに1900年(明治33年)には、徳富蘆花の【不如帰】が登場する。
続いて幸田露伴【五重塔】や黒岩涙香の【巌窟王】【噫無情】、【藤村詩集】などのあと、
1905年 (明治38年)に、漱石の【吾輩は猫である】登場。
このあと漱石は、次々と作品を発表していく。
1900年代の100年間と21世紀に入っての28年分もあるが、また書き出していこう。
こうして見ていくと、昔読んだ懐かしい本が一杯で、嬉しくなる。
再読したい本もたくさんあって、青空文庫で読めるものも多い。時間がほしいなぁ。
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