残酷な言葉
とあるブログで、「80歳で死ぬとして、自分にはあと○○日」という言葉を見つけて、残酷だなぁと思った。
よく40代位の方が、「年のせいかな」などとお気楽に書いていらっしゃるのを見ても、「勝手なことを言ってるなぁ」と思ってしまう。
自分が40代の頃は、そんな発想はなかったような気がする。別に若いとも思っていなかったし、わざわざ「年だから」といういい方を好まなかっただけだが。
最近、笹本恒子さんの車いす姿を拝見して、ショックだった。ああ、やはり勝てなかったのか、と。
著書、【97歳の幸福論】(12.04.15)が出版された頃は、自信満々だったのに。
その頃はテレビでも取り上げられていて、北海道でスタッフとスタスタ歩いていらっしゃるお姿にビックリしたものだ。
この本でも、元気自慢をしていらっしゃった。
ご自宅に関して、
駅から遠くても問題ないわ。徒歩30分圏内は、わたくしの常識とか、94歳でリフォームしてのお一人暮らし。「手すりはいらない」「白いパンツに白い靴を合わせて、風をきるように歩く」等々。
しかし、ひとり暮らしが裏目に出て、自宅で転倒して大腿骨と手首を折ってしまったのに、22時間誰にも気づいて貰えなかった。
今は、施設に移られたとか。
それでも、笑顔でお元気そうではあるが……。
一方、80歳を過ぎてからブログを初め、タブレットにも挑戦していらっしゃる方も。
こちらもミニコミ誌などに取り上げられて、楽しく暮らしていらっしゃるようだが……。
ま、あまりマイナーなことを書くのは止そう。
昨夕、最寄り駅の改札を出ると、階段下から猛烈な風が吹き上がってきた。エレベーターを待つ間に外を見ると、雪がちらついている。
積もるかなと案じていたら、案の定、今朝は↑のような状態に。
それでも、昨年の正月ほどではないが。
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笹本恒子さん(12.06.04)
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