早野龍五・糸井重里【知ろうとすること】
早野龍五・糸井重里著
税込価格:464円
出版:新潮社
ISBN:978-4-10-118318-3
発行年月:2014/09/29
利用対象:一般
福島第一原発の事故後、情報が錯綜する中で、ただ事実を分析し、発信し続けた物理学者・早野龍五と、その姿勢を尊敬し、自らの指針とした糸井重里が、放射線の影響や「科学的に考える力の大切さ」を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
早野先生はこのあとも、ずっと福島へ通っておられる。
15年には、福島の高校生を引率して、パリへも行かれた。
そしてパリの高校生たちが、福島を訪れている。
ちょうどこの年福島を2度訪れる機会があって、その折担当者にフランスの高校生のことを聞いてみたのだが、「そういえば若いフランス人を駅近くで見たけど、そういうことだったの」という反応だった。
ひとりひとりが「知ろう・知りたい」と思うことが、正確な事実をつかむ上で大切なことなのだなと思う。
糸井さんが早野先生のツイートを信頼するに至る過程や給食を使った「陰膳調査」の件など、感動的ですらある。
目次
序章 まず、言っておきたいこと。
1章 なぜ放射線に関するツイートを始めたのか
2章 糸井重里はなぜ早野龍五のツイートを信頼したのか
3章 福島での測定から見えてきたこと。
4章 まだある不安と、これから
5章 ベビースキャンと科学の話
6章 マイナスをゼロにする仕事から、未来につなげる仕事へ
あとがき 早野龍五
もうひとつのあとがき 糸井重里
知ろうとすること
Kindle価格:460円
honto価格:259円
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