【春に散る】に想う
今朝の朝日新聞書評欄に、『春に散る』(上・下) 沢木耕太郎〈著〉 『大鮃』 藤原新也〈著〉があった。
2015年4月から16年8月末までの連載を、夢中になって読んでいた。
翔吾に出会うまでが少々長すぎた感があり、単行本になってみれば、上下巻それぞれ1,728円の大部なものになっていた。
書評によれば、世代交代の物語であるということだ。まさにチャンピオンになれなかった4人のボクサーと、夢を託された若者との、世代交代の話と言える。
同時に、時折出てくる主人公の挫折からこれまでの暮らしや考え方も、興味深かった。
チャンプの家や、残された老人三人は、どうなるのだろう?
今日から、高校野球か!
まさに、世代交代の世界。
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