梓林太郎【十和田・奥入瀬殺人回流】
梓 林太郎 著
税込価格: 669円
出版 : 実業之日本社
ISBN : 978-4-408-55070-1
発行年月 : 2012/03/29
利用対象 : 一般
「出会い」クラブで知り合い、交際を始めた女性の素性を調べてほしいと依頼された私立探偵・小仏太郎。客を装い調査を始めると、調査員のイソが襲われ、直後、女性は青森に帰省するとの知らせが…。長編ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
この探偵の話は、以前読んだような気もするが。
小仏は、元警察官で同僚の交通事故をかばって退職した。いざというときには、この元同僚の力を借りることもある。
チンピラのイソを脅して社員にしたが、しょっちゅう脅迫めいた言葉でこき使っている。
さて事件は、「紹介文」にあるような依頼を受けて十和田湖へ飛ぶ。
その失踪した女性美保。本書の表紙には
『謎の女にまとう死の影を追って、奥入瀬渓流から十和田湖へ』とあるが、彼女は行方不明のまま。
真相が判るのは終わり近くだが、何だか肩すかしを食らったような「真実」だった。でも、彼女が幸せになるようで、よかった。
しかし、こういう商売が実際に成り立っているのだろうか?
十和田・奥入瀬殺人回流
Kindle価格:540円
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