近藤史恵【シャルロットの憂鬱】
近藤 史恵 著
税込価格:1,188円
出版 : 光文社
ISBN : 978-4-334-91127-0
発行年月 : 2016/10/28
利用対象 : 一般
シャルロットは雌のジャーマンシェパード。警察犬を早く引退し、4歳で池上家にやってきた。はじめて犬と暮らす共働きの夫妻にとって、賢くて聞き分けがよく、少し甘えん坊のシャルロットとの日々はとても新鮮。
シャルロットの新しい主人は、不妊治療に疲れた池上夫婦。
6つの短編からなっているが、犬を通じた飼い主どうしの交流の中、ちょっとした事件が起きる。
それを解決するのが浩輔で、わたしこと真澄はワトソン的役回り。
表題作の【シャルロットの憂鬱】は、犬でも元の職場をあまり思い出したくないという、ちょっとユーモラスな設定だった。
それにしても、色々な事情を知っている人物が犯罪に関わると、厄介なことになる。
【シャルロットの友達】
幼い女の子の友だちが出来たシャルロットだったが。
チワワの凶暴性は、解決出来ているのかな?
【シャルロットと猫の集会】と【シャルロットのお留守番】も、どちらも子どもが関係している。
犬好きの子どもは多いし、犬も子どもが好きだ。
【シャルロットと猛犬】
これはかなり怖い話だ。実際にこんなことをする人がいると思いたくないが、子どもと犬をふたり(?)だけでおいてはいけない。
【シャルロットとボーイフレンド】
読んだときはふんふんと思ったのだろうが、ちょっと時間が経つと内容を忘れてしまった。
著者の名前に記憶があるが、読んだことあったっけ?
アンソロジーで幾つか読んでいたのだった。【エール! お仕事小説】の中だとか、【和菓子のアンソロジー】だとか。
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