一日遅れの「サラダ記念日」
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
俵万智さんの歌では
万智ちゃんを先生と呼ぶ子らがいて神奈川県立橋本高校が好きだ。
もう一つ、昨日の「天声人語」にあった
買い物に出かけるように「それじゃあ」と母を残してきた福井駅
「福井」という地名に反応してしまった。
知人で、結婚に反対されて家を出る朝、母上が家の前の雪かきをしてくれていたという話に、ジンときたことがある。
【サラダ記念日】は読んでいるのだが、この歌のことは覚えていない。
【チョコレート革命】ではショックを受けたが、
恋愛の歌では歌人と作中主体はしばしば別人格です」と解釈は読者にゆだねるとのことで、サラダが実は唐揚げだったのと同じように、歌で自由に表現されているのかもしれない。
客観的に表現する俳句に比べ、短歌は生々しすぎるような気がして、距離を置いてきた。
もっとも、俳句でも心情句というのは好きだが。
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