内田康夫【他殺の効用】
内田 康夫 著
税込価格:637円
出版:中央公論新社
ISBN:978-4-12-205506-3
発行年月:2011.7
利用対象:一般
生命保険加入丸一年まで、わずか二日を残し会社社長が自殺した。当然保険金は支払われない。自殺のはずがないと、調査を依頼しに来た会社重役の話に、疑念を抱いた浅見光彦は、事件解明に乗り出すが、そこには驚きの真相が…!?【「BOOK」データベースの商品解説】より
タイトルには覚えがあるが、中身はさっぱり思い出せない。
仕方なく(?)、再読。
短編集で、全部に浅見光彦が登場するわけではない。
標題の【他殺の効用】は、読んでいる内に思い出した。
警視庁の天才が組み立てた、その名も「ゼニガタ」という名のロボットが登場。
しかしそれ以外の登場人物や肩書きも、人を喰ったようなものだ。
短編ばかりなので、比較的起承転結がはっきりしていて、解りやすい。
もっとも、このままでは道義的にどうなのよ、というのもあるが、そうでないとあまりにも登場人物が救われない?いや、被害者はもっと救われないが……。
他殺の効用
Kindle版:500円
honto価格:540円
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