【鉄道ミステリーの系譜】つづき
原口 隆行 著
税込価格: 864円
出版 : PHP研究所
ISBN : 978-4-569-70039-7
発行年月 : 2008.9
利用対象 : 一般
推理小説と鉄道双方の歴史と相関関係を踏まえて、鉄道を舞台にした作品、鉄道を主題にした作品などを「鉄道ミステリー」とし、国内外の作品を時代を追って紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
ポーの次はコナン・ドイル、そして日本の作家へと続いていくのだが……。
この著者は、ズルい!
色々な作品を紹介して、そのあらすじをサラッと書いて、しかし肝心なところで停まってしまう。ミステリーという性格上仕方ないことではあるが、読んだものとしては気になって仕方ないではないか。
紹介された本の何点かは、青空文庫で読むことが出来た。
鮎川哲也の【下りはつかり】は図書館で借りたが、古くて非常に汚い。それでも我慢して、表題作【下りはつかり】を読んだ。
時刻表トリックがとても面白く、他も読みたかったが古書も状態がはっきりしないので購入にまでいかず、残念ながらあきらめた。
江戸川乱歩
【一枚の切符】青空文庫で
【指輪】青空文庫で
【押絵と旅する男】 鮎川哲也の【鉄道ミステリー傑作選 下りはつかり】
青空文庫にまだ出せない作家で、しかも絶版になっている本は、読むのが難しい。
葛山二郎
【股から覗く】図書館の本で
【杭を打つ音】図書館の本で
大阪圭吉
【とむらい機関車】
【狂った機関車】
三羽がらすとなぞらえた、鮎川哲也・松本清張・島田一男では、清張は殆ど読んでいるがあとの二人は未読が多い。
島田一男は以前にも書いたが、少女雑誌で名前を知っていた。鉄道公安官ものを、ちょっとした機会があって少し読んだくらいだ。
森村誠一も、一時は随分読んだっけ。
鉄道ミステリーの系譜
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