【何がちがう?どうちがう?似ている日本語】
佐々木 瑞枝 著
税込価格: 1,296円
出版 : 東京堂出版
ISBN : 978-4-490-20959-4
発行年月 : 2017/02/10
利用対象 : 一般
「あがる」と「のぼる」、「返す」と「戻す」、「不在」と「留守」…。似ている日本語のビミョーなニュアンス、教えます! 日本人が意外と知らない似ていることばの使い分けを、日本語教育の第一人者である著者が解説します。【「TRC MARC」の商品解説】
文章を書いていてよく似た二つ以上の言葉があるとき、どれを使うか迷うことは多い。
そんなとき役に立つかなと購入したのだが、事例がもっとあるかと思っていた。
実用的に使うという目的は於いて、読み物としても面白い。
第1章で、並列した二つのことばの使い分けを述べる。
「ひょろひょろ」と「ほっそり」などは、書き手の印象ではないかなぁ。
「道」と「道路」のように、普段何気なく使い分けていることばの説明もある。
第2章では、「ビミョーな使い分け」について
紹介文にもある、「あがる」と「のぼる」はその筆頭かもしれない。
で、答えは。
「あがる」は、「一般的に高いとされているところへの移動」で、「のぼる」は、「ある線の上を移動する場合」だとか。
山へは「登る」けれど、二階へは「上がる」方が普通かな。
第3章ではもう少し事例を挙げ、第4章は「大人なら覚えておきたい使い分け」で締めくくっている。
この第4章を、じっくり学ぼう。
ところで、本書は「ことば」を使っていらっしゃるが、「言葉」とはどう違うのだろう?書く人のセンスというか、思いが出てくるのかもしれない。
何がちがう?どうちがう?似ている日本語
2017年2月20日初版発行
2017年5月30日再版発行
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 雑誌【鉄道ジャーナル 5月号】(2025.04.24)
- 堀正岳【モレスキン 人生を入れる61の使い方】(2025.04.23)
- 西村京太郎【愛と哀しみのみちのく特急】(2025.04.21)
- 早見和真【アルプス席の母】(2025.04.19)
- 西村京太郎【十津川警部 鳴子こけし殺人事件】(2025.04.28)
コメント