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2017.11.21

原田マハ【独立記念日】備忘録

独立記念日

独立記念日原田 マハ 著
税込価格: 823円
出版 : PHP研究所
ISBN :978-4-569-67913-6
発行年月 : 2012/11/10
利用対象 : 一般

恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失…。〔「インディペンデンス・デイ」(2010年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

二度目に読んで、気になったところをツラツラと書き連ねただけの備忘録。
お読みになっていない方には、「何これ?」であることは間違いない。
もしかしてお読みになった方には、思い出す助けになったかも……? です。


【川向こうの駅まで】で、多摩川を渡ってあこがれの地で住むようになった菜摘だったが……。


次の【月とパンケーキ】は、菜摘に部屋を紹介した八木橋の話。子どもが出来たのでそのことの決着をつけに入ったバーで、スズキというバーテンダーと出会う。
結局できちゃった婚をしたが、その彼があっけなく交通事故で亡くなってしまい、以後毎朝パンケーキをお弁当に入れてくる。


【雪の気配】では、そのバーテンダー智香が、母親が経営していた居酒屋へ戻ってきて、元の従業員猪瀬とバーを開く話。
彼女は大学を出てからフランスでソムリエの資格を取る。


【真冬の花束】は、何だか救いがないような、だがきっと自殺を図った少女は先生と共に再生できると思いたかったが、それは最後に明かされた。
と思ったが、それは先生だけで少女のことはわからなかった(と思う)。


【ふたりの時計】

朝日奈 和真 真由加

ネイリスト 田淵


時間が行ったり来たりするのは、道尾秀介さんの小説でもよく使われる手法だ。


【転がる石】

風水ネイル

田淵 伸司

常連客 大辻

心療内科 近藤千鶴

【いろはに、こんぺいとう】

近藤千鶴と娘 美央

千鶴の母親と母の独立


【誕生日の夜】

雅代:病院の受付 と 夏川梨花

花のメッセージ ジューンフラワー 春日部


【メッセンジャー】

春日部

田高という常連客

店員 亜美

客 北村 オフィスキタムラ

ベビー服ブランド → ベビー服のタコウ


【バーバーみらい】

漫画家 ヨシザワ 小池さん:オバQ ラーメン もじゃもじゃ →

美蕾(みらい)という名前の、バーバーのオーナー。

娘 きょう 孫 戸村かこ→いなくなっている

【この地面から】

派遣 漫画家志望→これが美蕾の孫 かこ のようだ。

若い母と子ども:光岡

ラーメン小池から書き込み


【魔法使いの涙】

母と子ども: 光岡 娘の聡美が乱暴な子ども

公園のおじいさん → 母子にとって、「公園の魔法使い」になる。

その魔法使いの孫娘 木ノ内たまき


【名もない星座】

たまき:筋ジストロフィー

痰が絡んでいる 戸塚さん

若い江口真美さん(虫垂炎) 戸塚さんがかわいそうで ナースコール
日中は、カーテンを全部開けて 過ごしている。

賞を取った本「マリコの星座」

姉 奈緒が北海道にいる


【お宿かみわら】

たまきの姉と夫の香美原(かみわら)志郎→宿の名前

一日ひと組のお客


【空っぽの時間】

バベルの塔
外資系ファンド 高層オフィス


堀田(ほった) 「お宿かみわら」に時々行ってた

川上 婚約者 美弥

カフェのテラス席

ウエイトレス アイコ

【おでき】

アイコ

22歳4ヶ月 母と姉

内定取り消しの連絡 新規採用担当 初芝から


【缶椿】

初芝とお掃除の 市村さん
椿の花を通しての交流


【ひなたを歩こう】

美咲

翔太のオムライス おいしい


テイクアウトランチ 「ひなた」を経営
翔太の怪我→車による出店は美咲が、翔太は家でお弁当を作る。

お客の赤松さん


【甘い生活】

多幸症と赤松

ケーキバイキング 美香子


田端君

大手製菓会社「ドルチェ・ヴィータ」出張販売部門派遣社員

美香子の恋敵 真嶋がかっこいい

三人でケーキバイキング


【幸せの青くもない鳥】

真嶋衣里

父は作家 真嶋博史

『オトコってのはな。あったかいハートがあればいいんだ。』父の言葉


青雲道出版社 池野
池野がつれてきた オカメインコ

中山百合子・真子母子のインコだった

【独立記念日】

中山百合子と真子

保育士 侑子


【まぶしい窓】

侑子

一旦退職

夫の病気
『なあ侑子。今度おれが帰るとき,台所の灯り点けといてくれるか』
やはり、家にいてほしかったのか?

退職祝いで貰った高級ホテルの宿泊券

ホテルのフロント 香山


【いつか、鐘を鳴らす日】

ベイエリアの高級ホテル

夫を見送った倉田侑子が泊まりに来る


塚原健一と川野辺菜摘が来ているのだが、正式な名前(?)で書かれていたため、最初に読んだときにはスルーしていた。


【川面を渡る風】

他にも菜摘とは直接の関わりはない人たちの、暖かい交流がある。

【真冬の花束】の竹中先生:鈴木智香(【雪の気配】でのバーテンダー)の故郷の高校時代の恩師

八木橋:不動産屋勤務 → 支店長と結婚 パンケーキを上げた人

香山:【いつか、鐘を鳴らす日】でのホテルのフロント係


「独立記念日」とは、「自分たちを窮屈にしている悩みから、精神的に自由になっていく」こと=独立すること


独立記念日
Kindle版価格:700円


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