阿川大樹【終電の神様番外編 始発のアフターファイブ】
終電で歌舞伎町に出勤、ラブホテルで客室清掃の仕事をし、始発で帰宅する。それが元商社マン・清水荘二郎の日常だ。
阿川大樹【終電の神様】の番外編
商社に勤め、かなりのところまで行ったのに、長い外国暮らしから帰国後の
新しい仕事での失敗を、自分で受け入れることができなくなっていた。ために会社を辞めてしまった。
今はラブホテルの下働きをして暮らしている。
仕事が午前3時半に終わってから始発列車が出るまで、カフェで時間を過ごしながら同席しているナイジェリア人二人の会話を聞いて過去を思い出したり。
そのナイジェリア人の内の一人が、日本人の恋人を連れて故郷へ帰れるかどうか悩んでいる。
やがて、始発時間になる。
駅へ向かっていた荘二郎は、仕事場での相棒八神さんに出会う。
少しだけ八神さんの事情を聞き、二人はまた後戻りして朝食を一緒にする。
ホンワカと、温かい気持ちになりながら。
終電の神様番外編 始発のアフターファイブ
Kindle版:期間限定無料
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 米朝さんの言葉(2022.06.29)
- 藤坂ガルシア千鶴【ディエゴを探して】(2022.06.28)
- 夏目漱石【彼岸過迄】(2022.06.30)
- 【枕草子つづれ織り】(2022.06.23)
コメント