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2017.12.05

西村京太郎【寝台特急「はやぶさ」の女】

寝台特急「はやぶさ」の女

寝台特急「はやぶさ」の女西村 京太郎 著
税込価格: 583 円
出版 : KADOKAWA/角川書店
ISBN : 978-4-04-152724-5
発行年月 : 2014/04/03
利用対象 : 一般

大原鉄鋼の原口企画部長の元秘書小田あかりが、寝台特急「はやぶさ」のロビー・カーで毒入りの缶ビールを飲まされた。かおりは社内で、エリート原口との不倫の噂があった。だがその後、大原鉄鋼関係者の連続殺人事件が…。

サロンカーや食堂車が牽引されていた頃の話。30年以上昔だ。


「はやぶさ」のA個室を二枚取ることに成功したのに、つれあいは行かないという。ちょうど10年前の話だ。
「出雲」の乗り心地が悪かったせいだ。その前のトワイライトの時は満足していたようなのに。

その後も何人か誘ったのだが、結局誰も都合が付かず(そりゃ、日曜の夜出発ということは現役の人は休暇を取る必要がある)、結局一人で乗ったのだった。せっかく取った隣の部屋は、誰も来なかった。


さて本書は、「はやぶさ」のサロンカーでの殺人未遂から始まる。
ややこしい人間関係やら男女の愛憎やらを盛り込みながら、なかなか到達点が見えてこない。
いささか強引な展開もあり、さほど面白くはなかった。


本書とはまったく関連ない記事
車中にて(07.04.14)
「はやぶさ」個室内(07.04,13)
寝台特急 はやぶさ(07.04.09)


寝台特急「はやぶさ」の女
Kindle版価格:577円


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