西村京太郎【寝台特急「はやぶさ」の女】
西村 京太郎 著
税込価格: 583 円
出版 : KADOKAWA/角川書店
ISBN : 978-4-04-152724-5
発行年月 : 2014/04/03
利用対象 : 一般
大原鉄鋼の原口企画部長の元秘書小田あかりが、寝台特急「はやぶさ」のロビー・カーで毒入りの缶ビールを飲まされた。かおりは社内で、エリート原口との不倫の噂があった。だがその後、大原鉄鋼関係者の連続殺人事件が…。
サロンカーや食堂車が牽引されていた頃の話。30年以上昔だ。
「はやぶさ」のA個室を二枚取ることに成功したのに、つれあいは行かないという。ちょうど10年前の話だ。
「出雲」の乗り心地が悪かったせいだ。その前のトワイライトの時は満足していたようなのに。
その後も何人か誘ったのだが、結局誰も都合が付かず(そりゃ、日曜の夜出発ということは現役の人は休暇を取る必要がある)、結局一人で乗ったのだった。せっかく取った隣の部屋は、誰も来なかった。
さて本書は、「はやぶさ」のサロンカーでの殺人未遂から始まる。
ややこしい人間関係やら男女の愛憎やらを盛り込みながら、なかなか到達点が見えてこない。
いささか強引な展開もあり、さほど面白くはなかった。
本書とはまったく関連ない記事
車中にて(07.04.14)
「はやぶさ」個室内(07.04,13)
寝台特急 はやぶさ(07.04.09)
寝台特急「はやぶさ」の女
Kindle版価格:577円
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 吉田恵里香【恋せぬふたり】(2025.03.28)
- 仁木悦子【聖い夜の中で】(2025.03.27)
- 【本の雑誌 3月号】(2025.03.25)
- 江口恵子【普段使いの器は5つでじゅうぶん。】(2025.03.21)
- 堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン7】(2025.03.19)
コメント