【陳浩基『13・67』の魅力とは】(文春e-Books)
陳 浩基著
税込価格: Kindle unlimited
出版 : 文藝春秋
【2017年 週刊文春ミステリーベスト10、本格ミステリ・ベスト10 海外篇第1位!!】 オールタイムベスト級の傑作と話題沸騰! 華文(中国語)ミステリーの記念碑的作品の魅力を余すところなく紹介する
なのだが、やはり佳境に入ったところで、おしまい。
元々の【13・67】は、6つの短篇からなっていて、時代を逆に遡っていく。
クワンの活躍をあますところなく描いているようだ。
しかし、Kindle版でも1,500円と高い。
だが、今野敏や横山秀夫の警察小説愛読者にはオススメだと、解説にあった。
また、この【13・67】が描く50年の外側には、19世紀末から20世紀初頭の「世界の百年」があるとも。
ちなみに本書には、著者の陳浩基インタビューもあって、こちらもなかなか興味深い。
最近の香港警察に対する厳しい世評を受けて、著者は
あえて素晴らしい一人の刑事の話を描きたくなったのです。という。
であるからして(?)、若干不満ではあるものの、本書は本書でそれなりに面白かった。
せっかく巡り会った著者だからして、まずは【見えないX】をポチッとな!今年、初「ポチッ」なり。
こちらも、面白そう。
『13・67』の魅力とは
Kindle版価格:0円
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