陳 浩基【見えないX】
陳 浩基 著 ,
稲村 文吾 訳
Kindle版
税込価格: 200円
「僕」が雨宿りのために偶然潜り込んだ講義は、推理小説がテーマだった。初回の授業として、学生たちに紛れ込んだ「X」を探し出すゲームが始まる。
「現代華文推理系列 第二集」の中の一篇らしい。
いやー、実に面白かった。一気読み。
その「X」を当てるゲームもだが、最後の最後に明かされる真相(?)も。
いや、単に思い込みでだまされていたのは、読んだ本人(すなわち 涼)だったのだが。
ヒントは全部最初に提示されており、それを丹念になぞっていけば、そんなに難しくはないはずなのに。
作品の中では、名探偵コナンや金田一君、それに幸田未来の名前も出てきて、香港でも有名なのだなとわかった。
しかし、単品が200円で、合本された「第二集」がunlimitedって、どういうわけだろう。
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