若竹七海【依頼人は死んだ】
若竹 七海 著
税込価格: 1,365円
出版 : 文藝春秋
ISBN : 4-16-765667-1
発行年月 : 2003.6
利用対象 : 一般
「わたしの調査に手加減はない」女探偵・葉村晶のもとに持ち込まれる事件の真相は、いつも少し切なく、こわい。 仕事はできるが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第一弾!
若竹七海は3冊ほど読んでいるが、内容はまったく覚えていない。
葉村晶シリーズは、はじめてだ。
収録作は9編。
【濃紺の悪魔】【詩人の死】【たぶん、暑かったから】【鉄格子の女】
【アヴェ・マリア】【依頼人は死んだ】【女探偵の夏休み】【わたしの調査に手加減はない】【都合のいい地獄】
冬から始まって、春・夏・秋とすぎ、次の次の年の冬で終わる、2年間あまりの話。
どの話も、終わり方が怖い。
特に【アヴェ・マリア】、晶はどうするつもりだろう。
そして、それら短篇は、実はずっとつながっていて、最後まで引っぱっていく。
最後の最後の一行が、また怖い。
関連記事
【クール・キャンデー】(12.05.23)
【スクランブル】(05.04.06)
「プレゼント」(04.07.22)
依頼人は死んだ
Kindle版価格:660円
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 尼野ゆたか【お直し処猫庵】(2021.01.23)
- むんこ【出会ってしまったツルとカメ】(2021.01.25)
- 東野圭吾【サンタのおばさん】(2021.01.19)
- 石阪京子【二度と散らからない! 夢をかなえる7割収納】(2021.01.21)
コメント