椰月美智子【その青の、その先の、】
椰月 美智子 著
税込価格: 745円
出版 : PHP研究所
ISBN : 978-4-569-70039-7
発行年月 : 2008.9
利用対象 : 一般
17歳のまひるは、親友4人で騒ぐ放課後や落語家を目指す彼氏・亮司とのデートが何よりも楽しい高校生活を送っていた。将来の夢はぼんやりしていて、大人になるのはもっと先だと思っていたが……
ちょっとした屈託はあっても、何もかもがほぼ順調にいっていた、高校二年生。
まひるは他の3人のぶれない生き方に影響を受けつつ、普通の高校生活を送っている。
初日の出を見に行ったときに父親の言った言葉
ある日突然、これまでの人生がなくなることだってあるんだ。昨日までの日常が永遠に続くなんて、それこそ夢かもしれないぞそのものになってしまう。
ここからが、色んな意味での真骨頂か。
少々出来すぎの感はあるが、それぞれが目標をもって進んでいってほしい。
まひるの父親の、娘との距離をどう取っていいかわからないながらの接し方が、爽やかだったと思う。。欲を言えば、もっと突っ込んできてもいいのではと思うが。
亮司の兄や父、おじいさんもいい感じだった。
もう少し、読んでみたい作家さん。
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