中橋一夫【シェイクスピア】
シェイクスピア――道化の宿命 (1953年) (市民文庫〈第3001〉)
中橋 一夫 著
定価:100圓
出版 : 河出書房
ISBN :
発行年月 : 1953年
本棚の隅から出てきた本。
なんと、本の後ろの方に、買った年月と書店名を書いている。中学時代だし、本屋は当時好きだった「街の本屋さん」だ。欲しい本を言うと、即座に出してくれる若い書店員がいた。
もう茶褐色に変色していて、文字も読みにくい。
シェイクスピアと言えば「四大悲劇!」という印象が強かったと思うのだが、何故この時期にあえて喜劇を書いた本書を手に取ったのか?
中学生というのは、背伸びをしたい年頃だからか?
見えにくい本文の詩を、拾い読みしてみる。
第二部で、わざわざ「シェイクスピアの悲劇」を取り上げている。
ハムレットもオセロも、喜劇になるのだ。
画像は、同じ著者の【道化の宿命】。
断捨離するつもりだったが、何だか捨てられなくなってしまった。
シェイクスピア
昭和28年5月15日 初版発行
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