内田康夫【「萩原朔太郎」の亡霊】
内田 康夫 著
税込価格:540円
出版:角川書店
ISBN:4-04-160724-8
発行年月:1992.2
利用対象:一般
リンク先・紹介内容は徳間書店の新装版
地面から人間の手足がはえているような格好で死体が発見された。惨劇の状況が萩原朔太郎の詩そのもの。警視庁の岡部警部が被害者の上野義則を呼び出した人物を追うと…。【「TRC MARC」の商品解説】より
30年前の事件の関係者が殺された。
犯人は、冤罪だった(と思い込んでいる)当時の犯人の息子か?
30年前に殺されたのは、犯人(とされた母親)の夫である。
最終的に、この事件についてははっきりした結論はなかった。
事件当時中学生だった、今回の被害者哀れ。
当時の担当刑事は、もっと哀れ。自身の家庭も崩壊し、せっかくつかみかけた老後の幸せも逃してしまう。
岡部警部が後味の悪い事件だったと述べているが、まったくその通り。
「萩原朔太郎」の亡霊
Kindle価格:457円
honto価格:529円
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 月村了衛〔ほか〕【警官の標】(2025.02.19)
- 森博嗣【作家の収支】(2025.02.17)
- 佐々木譲【遥かな夏に】(2025.02.13)
- コマkoma【軍人婿さんと大根嫁さん 2巻】(2025.02.12)
- 江上先輩と火村准教授(2025.02.11)
コメント