« 【新幹線99の謎】 | トップページ | 次世代のタクシー配車プラットフォーム »

2018.09.23

結城昌治【ひげのある男たち】

ひげのある男たち

Photo_3結城昌治 著
税込価格: 734円
出版 : 東京創元社
ISBN : 978-4-488-47801-8
発行年月 : 2008.6
利用対象 : 一般

古ぼけたアパートの一室で発見された、若く美しい女性の変死体。事件につきまとう、ひげのある男のいくつもの影に、捜査に乗り出した郷原部長刑事たちは翻弄され続ける。【「BOOK」データベースの商品解説】より

出てくる男性すべてといっていいほど、皆ひげを生やしている。
あるときはそれがカモフラージュになりもする。
犯人もひげ男なら、探偵もひげ男。

今から60年くらい前の話だが、文体が結構ユーモラス。ところどころ、今だったらまずいなと思われる表現もあるが、それも時代故か。

それでいて、思いもかけぬ犯人だったのが、最後まで楽しめた。
うーん、しかしもしかしたらという推理は働いたのだが。まさか、ね。というところ。
でも、ひげというのは偽物だってあるわけで……。


【夜の終る時】(2018/16)も面白かったし、結城昌治はもっと読みたい。


ひげのある男たち
Kindle版価格:540円


|

« 【新幹線99の謎】 | トップページ | 次世代のタクシー配車プラットフォーム »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 【新幹線99の謎】 | トップページ | 次世代のタクシー配車プラットフォーム »