吉本ばなな【TUGUMI】
吉本 ばなな 著
税込価格: 494円
出版 : 中央公論新社
ISBN : 978-4122018839
発行年月 : 1992/3/1
利用対象 : 一般
病弱で生意気な美少女つぐみと海辺の故郷で過した最後の日々。二度とかえらない少女たちの輝かしい季節を描く切なく透明な物語。
平成元年の、ベストセラー第一位だったという。
多分読んでいるのだが、まったく覚えていない。
吉本ばななは、他に【キッチン】を読んだだけだったような。あまり好きにはならなかったような気がする。
むしろ、最近何かで読んだ彼女の言葉がよかったような。といいながら、既に忘れているが。
病弱に生まれついた故に甘やかされ、わがまま放題に育ってしまった「つぐみ」。
本書は、その従姉「まりあ」の視点で描かれている。
愛人の娘として生まれ、母と一緒に、母の妹の嫁ぎ先で高校時代までを過ごした、まりあ。
しかし周りの人たちは皆愛情深く、いい環境で育ったと言える。
父親の離婚が成立し、まりあと母は東京の父の元へ行く。
その後の、まりあが夏休みに訪れたその海の街での出来事。
映画にもなっていたようで、「つぐみ」役は牧瀬里穂だった。
つぐみの両親役が、安田伸と渡辺美佐子。恋人役は、なんと真田広之だ。
幼い頃から過ごした場所というのは、忘れられないものだ。
TUGUMI
Kindle版価格:457円
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