横山秀夫さん「64」が独ミステリー大賞1位
少し古い記事だが、ドイツ・ミステリー大賞(ボーフム・ミステリー・アーカイブ主催)の国際部門での受賞ということだ。
著者の警察小説は、その内部の葛藤を描いて、地味だがユニークだ。
似顔絵描きの婦警が主人公の短編もあった。
【64】は、14年前の事件を追う。
一方、主役は娘の家出というアキレス腱を抱えている。
受賞に当たっての著者の言葉に、『ものの考え方も環境も違うさまざまの国の読者に読まれ、つながったということが感慨深い』というのがあった。
面白いものは、背景が違っても通じるのだな。
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【64(ろくよん)上】(16.05.25)
【64(ろくよん)下】(16.06.19)
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