加藤実秋【メゾン・ド・ポリス】
加藤 実秋 著
税込価格: 734円
出版 : 角川書店
ISBN : 978-4-04-105740-7
発行年月 : 2018/01/25
利用対象 : 一般
刑事・牧野ひよりが上司に言われて話を聞きに来たのは、なんと退職した元刑事たちが暮らすシェアハウスだった! 刑事魂が再燃したおじさん4人は…。【「TRC MARC」の商品解説】
せっかく刑事になれたものの、トンデモな意見を述べて失笑を買ったり、仕事はお茶くみだったり……。
そんなちょっと腐っていたひよりが訪れた「メゾン・ド・ポリス」とは。
ひよりが昔の事件のことを聞きにいったのは、惣一郎という、このハウスではまだ雑用をしている元刑事。
他にも、独り者の刑事たちが一緒に暮らしている。
家主の伊達。切れ者の迫田に、元科捜研の藤堂。
惣一郎は、なぜか50歳過ぎで退職している。何かわけがありそう。
人間だけで亡く、退職(?)警察犬も。
ひよりが持ち込んだというか、持ち込まされた事件を追っているうちに、現職時代を思い出してつい一生懸命になるおじさまたち。
そんなおじさまたちに囲まれて、ひよりも成長していく。
シリーズになっているようなので、もう少し読んでみよう。
と思いながら最後まで来たら、何だか事件が続いていく感じ。
さて、ひよりの失踪した父親はいずこに?
そうそう、カバー絵がまた面白い。
実際にはこんな穏やかな感じというよりは、もっと厳しい顔つきのような気もするが。
メゾン・ド・ポリス
Kindle版価格:
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