内田康夫【孤道】
価格:799円
カテゴリ:一般
発売日:2019/03/15
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
サイズ:15cm/359p
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-514996-6
熊野古道の名所、牛馬童子の頭部が斬り落とされ、行方不明になる事件が発生。ほどなく、不動産会社社長・鈴木義弘が大阪天満で殺害され…。【「TRC MARC」の商品解説】
シリーズ最終作というだけではなく、連載中に著者が身体を壊され、途中で「引き継いでくれる人に託す」とされた本。
いつもは著者が解決してくださる事件の真相はわからないまま終わるということは、読んでいて結構プレッシャーになる(なぜ?)。
いつも著者は、プロットを考えずに書いているうちに終わりまで持ってくると仰っていたから、本書もそれだとすると、著者の中でも完結していなかった可能性は高い。
とまれ、話の中身は面白い。
特に80年前の日記など、浅見と一緒になってワクワクゾクゾクしながら読み進めた。
そして、話は佳境に入ったところで、終わってしまった。
一度だけ(だったかな?)犯人ではと思われる人物が登場するが、これは解決編でどう繋がっていくのだろうか?
あとは、【「『孤道』完結プロジェクト」最優秀賞】であるという【孤道 完結編 金色の眠り】を読むしかない。
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