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2019.07.17

【ママは何でも知っている】

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価格:972円
カテゴリ:一般
発売日:2015/06/04
出版社: 早川書房
レーベル: ハヤカワ・ミステリ文庫
サイズ:16cm/298p
利用対象:一般
ISBN:978-4-15-181151-7

毎週金曜の夜、刑事のデイビッドはブロンクスの実家へママを訪れる。ママはディナーの席でいつも捜査中の殺人事件の話を聞きたがり、事件をいともたやすく解決する。【「TRC MARC」の商品解説】

話を聞いて真相を当てるという安楽椅子探偵もので、デイビッドの話をよく整理すると何だとなるような、そんなに難しいお題ではない。
割烹着姿の奥さんが推理する【ミミズク】シリーズを想起させる。

どれも似たような展開で特に記憶に残るようなものはなかったが、【ママと呪いのミンク・コート】は途中まで怖かった。
そして女心の哀れさが非常に出ていた一編だった。
この被害者、そして残された夫は、心底かわいそうだと思う。

どの短編も、ほぼママの家へ行って食事をしながら事件の話をするのだが、このデイビッドの妻とママとのつばぜり合いが、何とも不快で、一編目だけで読むのを止めようかと思ったほどだ。

それにしても、ママはともかく(?)、妻の前で事件の話を洗いざらいするとは、普通考えられないと思うのだが。

 

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