2019.08.31
初サンマと、8月の検索語
先日、今年初のサンマを食した。
「北海道」もので、1尾400円也。となりには、「解凍」ものが1尾100円也で売られていた。
まぁ初めてだし、ちょっと奮発した。なーに、切り身ならこれくらいの値段は普通だし、「サンマなのに」というのがあるのかな?
今年もサンマは不良じゃない、不漁だとか。もう、あんまり食卓に登らないのかな。
検索語一番目は、サンマならぬイルカの絵本。
【ぼく、イルカのラッキー】(06.12.28)
変しい変しい……(08.12.13)
井上靖【夏草冬濤 上】(12.07.23)
電気ケトルと卓上ポット(15.06.01)
ギャラリー212(15.08.02)
ゆるりまい【わたしのウチには、なんにもない。 2】(13.09.12)
佐藤多佳子【一瞬の風になれ】(08.04.20)
パントリーチャレンジ(17.03.02)
パントリーチャレンジ事始め(18.01.02)
【盲導犬不合格物語】(06.08.10)
山陽新幹線、開業当時の値段で 40周年で記念きっぷ(15.01.29)
シャンプーの点字(07.09.21)
ほぼ日手帳の使い方(18.01.08)
阿川大樹【終電の神様】(17.06.14)
高校野球:清沢忠彦選手(04.08.10)
川端裕人【銀河のワールドカップ】(06.06.23)
瀬尾まいこ【温室デイズ】(07.06.29)
内田康夫【倉敷殺人事件】(10.06.02)
内田康夫【「須磨明石」殺人事件】(12.06.20)
ジョルジュ・シムノン【メグレ夫人の恋人】(18.05.07)
2019.08.30
ブログの整理
登録しているブログを、またかなり整理した。以前にも相当減らしたのだったが……。
見に行かなくなったのは、主に断捨離系。
つまり、情報の断捨離をしたことになる。
結局残っているのは、ココログとFC2関係が多い。
残念なことに、巡回するココログ関係のブログは多いのに、更新がほとんどないことだ。
オフ会でお目にかかったところは、お姿を思い浮かべながら読むことが出来る。
お目にかかったことがない方では
ココログ関係では、いつ頃から巡回するようになったのだろう。大阪にお住まいのようで、自分の居住地も(恐らく)推定していらっしゃるであろう方。
遠く、リヨンにお住まいの方。
FC2関係では、出版関係の方で本の情報を頂いている。
あれ?どなたか忘れている?
2019.08.29
石持浅海【玩具店の英雄】
カテゴリ:一般
発売日:2015/02/10
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
サイズ:16cm/305p
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-76867-6
ひょっとしたら事件は、まだ終わっていないのかもしれません−。切れ味抜群の呑み屋探偵・座間味くんが、科学警察研究所所属の若きエリート・津久井操と大迫警視正を前に、超絶推理を繰り広げる!【「TRC MARC」の商品解説】
【玩具店の英雄: 座間味くんの推理】
初めての作家さんかと思ったが、【扉は閉ざされたまま】(17.12.12)というのを読んでいた。
座間味くんというから若い男性かと思ったが(またも思い込み)、中年のおじさん風。子持ちでもある。
各短編の最初に事件のあらましを載せ、その後何年も経ったものの検証というスタイルを採っている。
エリート警察官の津久井が研究の対象にしている既に解決した事件を、座間味君が鮮やかにひっくり返すという設定。これまでにないスタイルだなぁ。
本書がシリーズの最初なのか、今後もこの三人の飲み会が続くのだろうか?
【傘の花】
確かに雨上がりは視界が効いて、周りがよく見える。
その安心感がもたらしてしまった、警備の不覚。
【最強の盾】では、自分にも状況の不自然さはわかった。子どもをベビーカーに乗せたことがある人なら、見抜くことが出来るのではないかな。
津久井女史はエリートだろうが、この辺は気づけない。むしろ一般人のおじさんの方が、おかしいと気づけた。
【襲撃の準備】は、かなり怖い話。
いくら全体の平穏のためとはいえ、犠牲者を出してもいいのか?
【玩具店の英雄】は、こんなことってあるかな、という話。
表題作でもあるが、いまいちうなずけなかった。
【住宅街の迷惑】
高級住宅街に、突如あらわれた仏像。
付近には、政府高官の家もある。
かり出された警察官が守るべきは?
【警察官の選択】
これはまた、考えられないような展開だが、「ひょっとしたら」という推測は当たった。
警察官である前に、感情を持った人間だったということか。
【警察の幸運】
話が国際的になっていった。
要人が新幹線に乗る場合、ある車両を貸し切りにすると、そこは通り抜け出来なくなる。
列車の構造からして9号車になる可能性が高いが、ちょっと変なことを考えた。
8号車の乗客は、普段は利用できる9号車東京寄りのトイレが使えなくなる。7号車東京寄りを使うしかない。
これって、少々不公平では?
2019.08.28
昔のすっぱいトマトに何をかけていた?「砂糖」?「塩」?
昔からトマトは大好きだった。
夏休み前には祖父が、「今年もトマトをたくさん作ったから早く来い」というハガキをくれていた。
畑でもいで、そのままでは熱いから舟(という流れる水を、まさに舟のようなところでいったん止めるもの)に浮かべ、ほどよく冷えたのをそのままかじる。
勿論、おかずとして毎食前にのぼっていた。
夏中郡上に行っていたので、京都・大阪でトマトを食べたかどうか覚えがない。
祖父母が亡くなってあまり岐阜へ行かなくなってから、トマトを切って食べるということに少々違和感を感じたものだ。
そういえば、砂糖はご馳走で、岐阜で親戚周りをすると、キウリもみに砂糖がかけてあったのには閉口した。ご飯にかけるかと聞かれたこともある。
「トマトに砂糖」なんて、とんでもない。
あの青臭さが嫌われたのだろうが、懐かしいなぁ。
2019.08.27
ここねこグラス
先日友だちから頂いたもの。
牛乳を入れると、三毛猫になる。
足の裏(コップの底)には肉球もある。
かわいいでしょ!
アデリア タンブラー 子猫ミケ 230ml ここねこグラス coconeco 日本製 6676
2019.08.26
泡坂妻夫【亜愛一郎の狼狽】
泡坂妻夫【亜愛一郎の狼狽】
価格:518円
カテゴリ:一般
発行年月:1985.3
出版社: 角川書店
レーベル: 角川文庫
サイズ:15cm/411p
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-146104-4
雲や虫など奇妙な写真を専門に撮影する青年カメラマン亜愛一郎は、長身で端麗な顔立ちにもかかわらず、運動神経はまるでなく、グズでドジなブラウン神父型のキャラクターである。【本の内容】
カメラマン探偵という設定。
普段はドジなのだが、一旦事件に遭遇すると非常な才能を発揮する。
デビュー作だという冒頭の【DL2号機事件】。
亜愛一郎、初見参である。
爆破予告のされた飛行機と、事件に備える警察。
その近くで雲を撮影しながら、関係者の行動から次に起きることを予測する亜愛一郎。
→ のようなしょぼくれた風貌からは想像できないような敏捷さを発揮する。
【右腕山上空】は、熱風船という密室もの。犯人がいかにしてその密室へ忍び込んだのかが鍵になる。
今回も、かすかな臭いを手がかりに亜がヒントを与える。
関係者や警察官たちが、なんだか判で押したような滑稽な人物たちなのがおかしい。
が、慣れるのにちょっとかかるかな。
【曲った部屋】は、元沼地に建てられた集合住宅が舞台。
まっさらな団地に、次々と不気味な出来事が起こり……。
その中に登場した、亜愛一郎。
団地は間取りが向かいの家と左右対称になる。
住んでいる人は、毎日の修正がつい出てしまう。
部屋が曲がっていて、家具を置くときに工夫が要ったことで真相がつかめたというのが面白い。
【掌上の黄金仮面】
ここで登場した刑事だったかな?が、「黄金仮面」が江戸川乱歩作であることを知らなかったのが新鮮だった。
【G線上の鼬】
これ、面白かったな。
犯人扱いされたタクシー運転手の同業者が、コツコツとお金を貯めて昔の恋人に会いにパリへ行く夢を持っている話。本筋とは全く関係ないのだが、早く願いが叶いますように。
【掘出された童話】では、珍しく亜が中心になって話が進む。
暗号解読という設定だが、ちょっと無理があるかな?
【ホロボの神】は、遺骨収集でホロボ島へ向かう船に、古い恐竜(?)の骨を調査に行く一団が乗り合わせ、その中に亜もいるという設定。
戦争中の出来事を聞いただけで、亜は謎を解く。
語り手は、恐らく酋長になっているだろう当時の少年と再会できたかな?聡明そうな少年だったが。
人は、自分たちが育った環境と違う習慣等に出会ったとき、お互いを理解することが大切だなと思わされた。
【黒い霧】
ここで言う「カーボン」とは、煤のことかな?
それが大量に撒かれた街。すべてが真っ黒になるので、ケーキや豆腐は売り物にならない。料理屋の畳は、総入れ替えの必要がある。
偶然居合わせて被害を受けた亜が、謎を解く。
冒頭の、筐子が見た夜明けの風景がよかった。
これと、筐子のその夜の体験が結びついて、事件解決に向かう。
扱っているのは皆結構きわどいが、楽しい一冊だった。
亜の描写については、非常にイケメンであるようだ。右上の画像ではそんな気がしないけれど。
↑の画像は、創元推理文庫のもの。
2019.08.25
(サザエさんをさがして)しつけと虐待
(サザエさんをさがして)しつけと虐待 フネさん、これで良かった?
記事中にあるのだが、テレビ放映でカツオが波平に叱られて物置に閉じ込められる場面に、虐待だとか時代遅れだから放映を止めるべきという意見があったという。
むしろカツオがうまく逃げ出すのが主題ではと思うのだが、こういう意見も出てくるんだなぁ。
記事ではそのあとに、京都精華大学教授の『昭和の庶民生活を描いた資料として一級品。』であり、資料として価値があるというコメントを載せているが。
サザエさん一家の場合は、普段の生活を読み手も共有しているから、当時は違和感も少なかったのではなかろうか。
2019.08.24
「書けないだろ、この一行」浅田次郎さんがうなった読書
浅田さんは一日4時間、年間300冊は本を読むという。
一冊の、精読するための本を求めて、色々な本を乱読する。
そうだなぁ、「この1冊」に巡り会えれば幸せだなぁ。
2019.08.23
【探偵は今夜も憂鬱】
価格:778円
カテゴリ:一般
発行年月:2006.11
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
サイズ:15cm/304p
利用対象:一般
ISBN:4-488-45903-X
美女に振りまわされつつ、事件調査も生活の糧にしているフリーライターの柚木草平。柚木を憂鬱に、そしてやる気にさせる美女からの三つの依頼。私立探偵シリーズ第三弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
そんなはずはないのだが、【風少女】(19.08.12)の亮が中年になったような感じ。
シリーズもので、本作は番外的な中編3編。
【雨の憂鬱】【風の憂鬱】【光の憂鬱】いずれも依頼者は美人という設定。そして柚木は、美女に弱い。
柚木は元警察官である。何故止めたのかは、そのうちシリーズのどれかを読めば判るだろう。と思いながら読んでいたら、途中で登場人物の台詞として出てきた。
その元上司の女性とは、どうやらかなり親しい関係。
【雨の憂鬱】は、彼女が持ち込んだ話だ。
そしてここでは、何とも嫌な美女が登場する。
途中、元部下の警察官も登場して、柚木は彼に花を持たせることが出来そうだ。
【風少女】もそうだったが、権力を持たない探偵が単独でよく調べている。ちょっとした言葉のやりとりなどがヒントになっていて、うまく収束させている。
【風の憂鬱】は、行きつけのバーのマダムに紹介されたタレント事務所からの依頼で、女優を探すことに。
彼女のマネージャーというのがまた美人で、だがぶっきらぼうという設定。
殺人事件ではなく人捜しという、柚木には専門外(?)の仕事である。
今回も元上司に助けを求めての調査だが、最終的には柚木としてはすっきり解決とは言えなかった。
だが、いい結末ではなかったなか。タレントも人の子、人の親。
今後、幸せになれるだろう。
そして【光の憂鬱】でも、絶世の美女が登場する。
3年前に失踪した夫から手紙が来たという依頼。依頼者が、その美人である外村世伊仔。夫の外村峰夫は、ごくシンプルな生活スタイルの持ち主で、モノに執着しない性格だったという。
だが、結婚するときだけは両親の反対を押し切って婿養子として入った。
こういう一見淡泊な人間は、意外と粘着質なことがある。
今回も、それが顕著に出た例ではないかと思える。
これには、元上司は出てこなかった。その分、柚木の依頼者への思いが強いような……。
このシリーズ、最初から読んでみよう。
2019.08.22
蔵書1万冊の温泉宿・入場料とる書店 本、新たな出会い
どちらも、心と懐にゆとりがないと無理かな?
でも、両方とも一度は体験してみたい。
有料本屋さんの方は、有料の図書館だと考えたらいいかも。
時間があってゆっくりくつろぎたいときに。でも、こんな遠いところわざわざ行けないけど。
一方のホテルの方はいいなぁ。
のんびり静養出来るような身分になりたいものだ。
2019.08.21
2019.08.20
米澤 穂信【氷菓】
価格:562円
カテゴリ:一般
発売日:2001/10/31
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
サイズ:15cm/217p
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-427101-5
何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。
「古典部シリーズ」の最初の本らしい。
【米澤 穂信 と古典部】という本もあるくらいなので、著者にとってもお好きなシリーズなのだろうか。
【遠回りする雛】が好きだったので、もう少し読んでみたくなった。
高校生になった奉太郎が姉からの手紙で古典部に入部せざるを得なくなったところから始まる。
ところが千反田 えるという女子も入部しており、おまけに幼なじみの悪友までもが部員に。
そこで起きる色々な謎を、奉太郎が解いていく短編集。ほんの些細なことからヒントを得る奉太郎が面白い。
最近読んだ探偵ものの事件に気持ち悪いのが多かったので、こうした爽やか系は読んでいてホッとする。
本書では奉太郎が千反田を完全にお嬢さま扱いしているのが面白い。
やはりタイトルの【氷菓】の謎が主題だろう。千反田の積年の課題も解決されたのだから。
関連記事
【ふたりの距離の概算】(18.08.09)
【遠回りする雛】(18.04.11)
2019.08.19
【日曜の午後はミステリ作家とお茶を】
価格:1102円
カテゴリ:一般
発売日:2018/05/11
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
サイズ:15cm/338p
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-28704-7
稀覯本盗難や、講演を頼まれた大学での殺人事件…。ミステリ作家のシャンクスは、いくつもの謎や事件に遭遇し、推理を披露して見事解決に導いていく。【「TRC MARC」の商品解説】
はい、お茶を飲みながら、楽しくサクッと読めました。
「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のシャンクス。
出てくる謎も色々で、犯罪と呼べないものも多い。
シャンクスはそれらに興味を抱き、納得いくまで調べたものは自分のものとせず、あとは司直に任せている。
浅見光彦なんかとは視点も違って、でも市民が関心を持ってのめり込むという点では、同じジャンルかな。
いつも妻のクララに主導権をにぎられているようで、その実しっかりと自分のしたいことをしている。
世のご亭主族も見習える点が多い。
一つ興味深かったのが、シャンクスが乗っているのが「トヨタ」だということ。
「へー」という感じである。
シャンクスの作品を酷評した批評家をギャフンと言わせる【シャンクスの手口】が、面白かった。
しかし、登場人物たちがやたらと「顔をしかめ」たり、シャンクスのぼうぼう眉が上がったり下がったりするのは、どうにも馴染めなかった。
2019.08.18
高嶋政宏の後悔 父・忠夫さんの介護のため母はマンションを売却した
高嶋政宏の後悔 父・忠夫さんの介護のため母はマンションを売却した
うーん、
税理士さんたちに『どうして教えてくれなかったんですか』と聞いたら、『有名なかたに言うのは失礼かと思って』と言われて…(苦笑)。
これって、かえって失礼なのではないかなぁ。
いずれにしても、みんな、もっと勉強しておく必要があるのでは。
2019.08.17
2019.08.16
貴志祐介【狐火の家】
価格:720円
カテゴリ:一般
発行年月:2011.9
出版社: 角川書店
レーベル: 角川文庫
サイズ:15cm/358p
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-197908-2
長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。【「BOOK」データベースの商品解説】
これはまた、変わった探偵。
「防犯探偵」とあるが、本職は泥棒である。しかしこういった設定は時々あって、森博嗣の保呂草シリーズもそうだった。
美人弁護士と組んで、密室事件を解決する。シリーズもので、本作は第2弾だとある。
表題作【狐火の家】の他、【黒い牙】【播端の迷宮】【犬のみぞ知る】を収録。
【狐火の家】は、結局榎本は事件を解決したことになるのかな?真相は解っていたのだろうが。かなりゾッとする結末だ。
【播端の迷宮】では、プロのスポーツや囲碁将棋などで不正行為があった場合、それが刑事罰の対象になるかどうかが問われていた。
【犬のみぞ知る】は、犬の習性などを利用した犯行。
登場人物たちの名前(芸名ではあるが)や行動がふざけすぎて、白けてしまった。
以前読んだ【青の炎】(05.08.19)がよかっただけに、ちょっと興ざめ。
榎本は面白いので、もっと題材が良ければシリーズの他のものも読むのだが……。
2019.08.15
AppleWatch騒動記
夜には必ず充電する必要のある、AppleWatch。
そのあと寝る前に腕につけるのだが、電気を消した薄明かりの状態でパスコードを入れていた。
このとき、チラッと水滴が見えたような気がしたのだったが……。
次に画面を見ると、時刻表示の横に水滴マークが見える。
何か動作をするにも、「Digital Crown回して防水を解除して下さい」というメッセージが。
しかしいくらDigital Crown回しても、全然反応無し。
困ったなぁ、もう使えないのかなぁ。朝になったらAppleStoreに電話してみるか。と思ったものの、あとよく眠れなかった。
サイトで調べると、色々対処法はあったが、再度少し充電して手に取ると、
なんとパスコード入力画面になっている。
恐る恐る入れると、なんと水滴は消えていた。
よかったー!一時は肝を冷やしたよ。
画像はシリーズの4だが、この秋には5が出るのかな?
2019.08.14
小西利行【すごいメモ。】
価格:1188円
カテゴリ:一般
発売日:2017/03/06
出版社: かんき出版
サイズ:26cm/95p
利用対象:一般
ISBN:978-4-7612-7244-9
数々の名作CM・ヒット商品を量産してきたトップクリエイターが、見るだけで瞬時に考えるポイントがわかり、即座にやるべきことに着手できるメモの取り方と使い方15メソッドを、事例とともに図解化して紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
【すぐメモする人がうまくいく】(19.06.22)と、同じ頃に買った本。
図解なので判りやすいが、自分が絵を描くのはトンとだめだ。「棒人間」でもいいというが。
いくつかある発想の転換の中でも、「絶対やってはいけないことの逆をやる」というのが面白かった。タブーから始まった成功例は多いのだとか。ミニスカートや生足もその一例。
著者は著名なコピーライターで、サントリーの「伊右衛門」や「ザ・プレミアム・モルツ」を手がけた方だとか。
ま、しかし色々な例示はあっても、結局使いこなせなかったら何にもならないなぁ。
2019.08.13
革命的に読みやすい、UDフォント
教科書体は読みやすくて好きなのだが、それよりさらに読みやすいらしい。
画期的(?)なのが、これが学校現場だけでなく、一般の生活にも活用されているところだ。
チョコのパッケージやバスの車内案内など、普段読みにくいと感じているものにも採用されている。
「モリサワ」と言えば、このフォントは一太郎でも導入できたのではなかったっけ?
2019.08.12
【風少女】
価格:700円
カテゴリ:一般
発行年月:2007.3
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
サイズ:15cm/284p
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-45905-5
父危篤の報を受けて帰郷した斎木亮は、中学時代に好意を寄せていた川村麗子の妹・千里と偶然に出会う。そこで初めて知った、麗子の死。【「BOOK」データベースの商品解説】
この亡くなった父親は、亮の母親の再婚相手だった。その父には娘がおり、母親は連れ子をして子どものある今の父と結婚したことになる。その後妹が生まれる。
その家庭のせいか、亮は中学高校と不良で通っていた。
麗子の家庭も、父親は継父だった。その影響か、麗子は何でも自分で決めていた。
その麗子が亡くなっていた。
麗子の妹千里に頼まれる形で調査を始めた亮だったが……。
千里にしても、亮の妹桜子にしても、なかなか可愛い。
そして一緒に調査をしているうちに、亮と千里の間は縮まっていったようだ。
名物赤城おろしも、一つのアクセントになっている。
そして「風少女」とは、千里のことか。
2019.08.11
2019.08.10
【東西ミステリーベスト100】
価格:713円
カテゴリ:一般
発売日:2013/11/08
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
サイズ:16cm/475p
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-721797-6
ファンによる最大級のアンケートによって決めた国内・国外オールタイム・ベストランキング! 納得のあらすじとうんちくも必読です!【商品解説】
「伝説のミステリー・ガイド四半世紀ぶり大改訂!」とのことで、外してはいけないミステリーがすべて判る。
鼎談によると、このお三方は旧版もしっかり押さえておられる、ガチなファンのようだ。
電書の不便なのは、印をつけても一覧性に欠けること。
そのため、読んだ本にしっかりとマークをつけるべく、紙本も購入した。
しかし、自分にとっては、やはり普段なじみのものが少ないなぁという印象。
もっとも自分など、「ミステリーファン」などと大手を振って言えるほどの読書量ではないから仕方ないか。
まだまだだなぁ。
それでも、原寮や今野敏が外れているのは、寂しい。
次回こそ、挽回してほしいものだ。
一位は【獄門島】で横溝正史は随分前にほぼ網羅したが、本書では「キリギリス」の俳句が頭に残っているだけで、中身は忘れてしまった。
宮部みゆきの【火車】は、非常に印象深かった。大阪のあの場所を巡るオフ会もしたっけ。
そして松本清張【点と線】。
やはり自分は、宮部みゆきや清張が好きだと実感。
一作ずつ、あらすじと蘊蓄が書かれている。この「蘊蓄」が、なかなか楽しい。
さて海外篇だが、これはあまり知っているのはないだろうなと思っていたのだが……。
一位が【そして誰もいなくなった】二位【Yの悲劇】三位【シャーロック・ホームズの冒険】とおなじみばかり。
あと五位が【アクロイド殺し】【長いお別れ】と十位までの半分は読んでいた。
そのあとも、クリスティやクイーン、ポーやダインが来る。
80位ながら、デクスターの【キドリントンから消えた娘】の入っているのが嬉しかった。
2019.08.09
2019.08.08
「梅田ってどこ?」で「大阪梅田駅」に改称 阪急・阪神
少し前の「天声人語」にこのことに触れているものがあった。
よそ者として、変えることに寂しさを感じている(?)ような感じがしたが。
「梅田ってどこ?」は、よく聞くがご当地としては当然不便ではない。
「大阪」と「梅田」はそばにあっても別物、という意識は染みこんでいるから。
それよりは、「阪急か阪神か」の方、が乗る際には重要だ。
しかし判りにくいのもその通りだから、名称変更は仕方ないかな。
関西では「国鉄と私鉄は違う名前」というのが古く定着していたと思う。
それが、「湊町」が「JR難波」になったのが、かなり画期的なことではなかったか。
このあと、「JRどこそこ」とつく駅名が増えた。
また、JRは私鉄の下を通らない、と聞いたことがある。
それが崩れたのが、JR東西線の開通だったかな?
場所がないから、もぐるしかないし。
画像は、本日の会場。ただし7年前のもの。
2019.08.07
都筑道夫【退職刑事3】
Kindle価格:570円
販売開始日:2018/12/26
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
ISBN:978-4-488-43404-5
現職刑事の手に余る難題に往年の辣腕を揮う、退職刑事の事件簿七編を収録。 名シリーズ第三集。
冒頭作【大魔術の死体】は、四面ガラス張りの電話ボックスが舞台。窓ガラスにはまったく傷がないのに、中の男が撃たれて死んでいた。しかもそれを、男をつけてきた警察官が目撃している。
この「大魔術」というか密室トリックは、退職刑事も大したことはないとしているが、もしかしたらと思えるところがある。電話ボックスまでたどり着いた男の様子にそのヒントがあったから。
【仮面の死体】は、被害者の顔にお能の面がかぶせてあったというもの。
容疑者は自首して事件は解決したかに見えたが、その容疑者は面については知らないという。
あわや冤罪になるところを、ちょっとした話の矛盾から真相を見抜く元刑事。「恍惚」人生に入りかけているようで、「硬骨」漢は健在のようだ。
【人形の死体】
これはやや異色の、気味の悪い話。
【散歩する死体】
公園にあった死体(の人物)は、死亡推定時刻に他の場所で発見されていた。
【筆まめな死体】は、被害者がマメにメモっていたことをヒントにして推理するというもの。
婚約者に渡していたメモの中に犯人がいるという。
それを元刑事と現職刑事が推理するのだが、こじつけが多くてあまり面白くなかった。
【料金不足の死体】
これは、被害者の額に40円切手が貼ってあったというもの。40円じゃ、どこへも運んでもらえまい。
何故か清張の作品を思い出した。チッキにしたんだったかな?
しかし苦し紛れにしても、これも少々無理があるような。
どの話の中でだったか、退職刑事がクイーンを読んでいた。【Xの悲劇】で、『指云々』と現職刑事が口に出し、まさにネタバレ。
この話は【Yの悲劇】【Zの悲劇】、そして【最後の悲劇】へと続くのだが、肝心の最初のトリックがちょっと無理があるように感じたものだ。読んだのはもう半世紀以上昔の話。
【最後の悲劇】は、まさに悲劇だった。
あの女の子、名前を何といったっけ?
2019.08.06
映画【くちびるに歌を】
中田永一【くちびるに歌を】(19.08.05)の映画化されたもの。
ガッキーは、あんな感じだったかな?先生らしくない人ということで起用されたらしいが。
小説とは、違う部分も多い。
柏木は、天才ピアニストという設定だが、そのピアノを弾かない。
クラブ顧問だけならそれもありかもしれないが、授業ではどうしていたのだろう?
桑原サトルのことは、映画の方がよく描いてあった。
この子は歌で起用されたのか、きれいなボーイソプラノをしていた。
男子と女子がもめたとき、ナズナの弱点をあげつらう生徒にケースけが殴りかかるのが、映画だけでは判りにくいような気がする。
これ、けっこう大事な場面なのに。
概ね、映画としてはよかったのじゃないか。
2019.08.05
中田永一【くちびるに歌を】
価格:669円
カテゴリ:一般
発売日:2013/12/06
出版社: 小学館
レーベル: 小学館文庫
サイズ:16cm/316p
利用対象:一般
ISBN:978-4-09-408881-6
中学合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、元神童の美しすぎる臨時教員・柏木に期限付きで指導を依頼。すると、柏木目当て男子が多数入部する。【「TRC MARC」の商品解説】
コミックや映画にもなった作品のようだ。
最初語り手が女子で、誰かは判らない。
その後男子の語り手に変わり、こちらも名前は判らない。
物語が進行するにつれて、中学生たちの会話から、上記語り手が明らかになる。
ナズナは、父親が愛人を作って家出をして以来、男性不信に陥っている。
桑原サトルは、自閉症の兄を仕事場に送り迎えし、自分の学校生活は「ぼっち」である。
両親は自分たちの死後、兄が一人ではかわいそうと、サトルを生んだのだと言う。そんな残酷なことを本人の前で言うなんて。そしてサトルの将来まで決められている。兄と一緒に、親戚の家で働くことが。
兄が自閉症でなければ自分は存在しなかったのだと、サトルは思っている。
ナズナと、サトルの兄アキオは、随分昔一度出会っていたのだった。
さて女子ばかりだった合唱部に男子が入ったことによる軋轢や、産休臨時教師による部の指導などさまざまな葛藤を抱えつつ、彼らは成長していく。
アンジェラ・アキの歌が先にあって生まれた話ということだ。
浜口倫太郎【廃校先生】(19.02.02)を思い出した。
2019.08.04
内田康夫【イーハトーブの幽霊】
価格:648円
カテゴリ:一般
発売日:2018/12/21
出版社: 中央公論新社
レーベル: 中公文庫
サイズ:16cm/311p
利用対象:一般
ISBN:978-4-12-206669-4
花巻祭りの取材を命じられた浅見光彦。祭りの高揚感に包まれる中、宮沢賢治ゆかりの地「イギリス海岸」「さいかち淵」で相次いで2人の男の殺害死体が発見される。被害者は死の直前に「幽霊を見た」と周囲にもらしていて…。【「TRC MARC」の商品解説】
幽霊とは、この世に未練を残して死んだ人間が、その関係者の前に現れた姿。
それは、何も死んだ人間とは限らない。
本書を読んで悲しかったのは、結局その「幽霊」にならざるを得なかった男の末路。
子どもの頃から、あまりにも報われない人生ではなかったか。
彼がもう少し浮かばれる話だったら、こちらも救われるのに。
浅見は、宮沢賢治の偉大さは認めながらも、好きではないと言っている。
これは、自分も同じだ。
もう少し救いようがあるのにと思ってしまう。
それが本書でも、本当の被害者を救えなかったことと繋がらないだろうか。
大概は浅見が刑事局長の弟であることが判るのは、怪しまれて取り調べを受けたときだ。
それが本書では、ちょっと変わったパターンだった。一緒に動く刑事には、浅見のことは知らされていなかったのだ。
これはこれで、ありかな。
2019.08.03
2019.08.02
安藤祐介【営業零課接待班】
価格:648円
カテゴリ:一般
発売日:2012/04/13
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
サイズ:15cm/364p
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-277165-8
苦手な営業部署に異動となり、リストラ勧告を受けてしまった青年が、20代最後の1年を懸け、ふたたび接待営業に挑戦する。仲間と臨む数々の修羅場に、果たして奇跡は起こるのか!?【「TRC MARC」の商品解説】
【被取締役新入社員】(19.07.28)も面白かったが、もっと楽しかった。
あり得ないけど、あったらいいなと思う。
【被取締役新入社員】が少々ウザいやり方なのに対し、これは心底笑える。
真島やテツのような人付き合いが苦手な若者が成長していく様子も面白い。
少々うまくいきすぎという気もするが。
2019.08.01
7月の読書メーターまとめ
7月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3707
ナイス数:632うつ時々,躁: 私自身を取り戻す (岩波ブックレット)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-d8efc3.html
読了日:07月30日 著者:海空 るり被取締役新入社員 (講談社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-1e4b5a.html
読了日:07月29日 著者:安藤 祐介涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (カドカワコミックスAエース)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-01f9b3.html
読了日:07月28日 著者:ツガノ ガク,谷川 流,いとう のいぢ退職刑事〈2〉 (創元推理文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-52b5a2.html
読了日:07月27日 著者:都筑 道夫検事の本懐 (角川文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-5dbc66.html
読了日:07月24日 著者:柚月裕子ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが (集英社オレンジ文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-75de23.html
読了日:07月20日 著者:小湊 悠貴ママは何でも知っている (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
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読了日:07月16日 著者:ジェイムズ ヤッフェ,James Yaffe東京ロンダリング (集英社文庫)の感想
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読了日:07月14日 著者:原田 ひ香東京近江寮食堂 (光文社文庫)の感想
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読了日:07月11日 著者:渡辺 淳子家事は8割捨てていいの感想
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読了日:07月11日 著者:佐光 紀子孤道 完結編 金色の眠り (講談社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-5d874c.html
読了日:07月08日 著者:和久井 清水下町やぶさか診療所 (集英社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-f979a0.html
読了日:07月06日 著者:池永 陽PHPからだスマイル 2019年 01 月号 [雑誌]の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-368eec.html
読了日:07月04日 著者:孤道 (講談社文庫)の感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/07/post-216e19.html
読了日:07月01日 著者:内田 康夫
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