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2019.09.30

志賀直哉と、9月の検索語

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城之崎でしか売られていない本がある。お風呂で読んでも大丈夫な本だという。

土産物店にあった。
湊かなえと万城目学のことは知っていたが、元祖(?)志賀直哉の【城の崎にて】もあった。
ここは当然、志賀直哉でしょう。

◆篠田真由美【月蝕の窓】(06.09.22)
無人駅に会計事務所・コンビニ…長良川鉄道、存続の秘策(17.06.29)
松本清張【球形の荒野 下】(06.02.02)

しまね パーフェクトガイドマップ(09.05.10)
北野坂ナイトブルー(15.02.23)
宇津木龍一【宇津木式スキンケア事典】(15.01.24)

GOOGLE CHROMEを使ってみる(08.10.25)
10年以上前には、こんなこと思ってたんだな。


内田康夫【日光殺人事件】(17.06.11)
ドラマ「海の斜光」(14.11.07)

夏樹静子【足の裏】AUDIBLE(16.03.27)
ほぼ日手帳の使い方(18.01.08)

初サンマと、8月の検索語(19.08.31)

 

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2019.09.29

江面弘也【名馬を読む】

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著者:江面弘也
価格:1836円
カテゴリ:一般
発売日:2017/06/29
出版社: 三賢社
サイズ:20cm/301p
利用対象:一般
ISBN:978-4-908655-07-4

名馬に歴史あり、歴史に名馬あり。シンザン、ハイセイコー、テンポイント、オグリキャップ、ディープインパクトなど、日本中央競馬会が選定する顕彰馬32頭の蹄跡と、その馬を支えた人びとの物語。【「TRC MARC」の商品解説】

本書には32頭の馬が紹介されているが、読んだのは【ディープインパクト】のみ。

動画は何度か見たが、それを文章で的確に描いてある。

シンザンやシンボリルドルフとの比較も書いてあるが、映像からもうかがえるように『走ることをこころから楽しんでいる少年のよう』という表現がピッタリあてはまる。


かわいいなぁ。

参考記事
【追悼ディープインパクト】(19.09.10)


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2019.09.28

【だいじょうぶだよ―ぼくのおばあちゃん】

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池田 げんえい (イラスト), 長谷川 和夫 (著)
価格:1296円
カテゴリ:幼児 小学生
出版社: ぱーそん書房
利用対象:幼児 小学生
ISBN:978-4-907095-47-5

 

認知症は神の恩寵か 専門医が当事者として過ごした2年

長谷川式スケールというのと、ご本人が認知症であることを公表なさったことは知っていた。

この話は、実際に奥さまのお父さまのことがモデルになっているという。
優しい孫は、長谷川さんのお孫さんだという。

 

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2019.09.27

バッグいろいろ

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先日リハビリへ行ったら、時々お目にかかるご近所の奥さまが、自分が持っているのの色違いのバッグをお持ちだった。

↑のもの

これはポケットがたくさんで使いやすいが、ついものを入れすぎて重たくなる傾向にある。
先日の城之崎行きでも、これとカート持参。
来週の宇都宮行きでも使うかな?

 

この半年ほどで、バッグを買いすぎた。ようやく減らしつつあるのに、いつの間にか以前より増えている。
買ったはいいが、返品したものもチラホラ。2_20190927001101

→ は、小ぶりでちょっといい感じ。 こちらも、上のシャルル・ジョルダンと同じく、ライトアップで。

 

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↑は、サブ的なリュック。これはAmazonで購入。

カナナバッグも色違いで揃えすぎたが、少し飽きてきた。

 

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2019.09.26

【退職刑事 4】

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著者:都筑道夫
価格:648円
カテゴリ:一般
発行年月:2003.3
出版社: 東京創元社
利用対象:一般
ISBN:4-488-43405-3

老いたりとはいえ、さすが元名刑事。次々と鋭い質問を発して、座したままでの事件解決。恍惚どころか、硬骨の刑事といったおもむき。いつの間にか、すっかり頼りにする始末…。

【連想試験】

容疑者が取調中に、刑事に謎を掛ける。
それが、「連想試験」というもの。

自分も消されるかもしれないと覚悟している容疑者(ヒットマン)が出した問題は、昔を知っている退職刑事ならではの連想で解けた(?)

【夢うらない】

これも、容疑者の話からはじまる。

被害者は、老学者とその若い妻。
容疑者というか、名乗り出たのは最初の妻の娘の夫。

同居している次男は、定職がない。
容疑者と亡くなった妻の子ども(被害者の孫)や次女も同居している、一応大家族。

彼らが口を合わせてのことではと推理した退職刑事だったが……。
この元刑事自身、夢で見たことが気になっている。それは孫への約束だった。

気になっていることが夢で現れるのは、よくあることだ。

【殺人予告】

【あらなんともな】

表題は、芭蕉の俳句『あらなにともなや きのうはすぎて ふぐとじる』から来ている。

退職刑事の友人に推理小説作家がいる。その彼が、友人の残した書きかけの小説を完成させるために、実際の事件のように退職刑事・現職刑事の意見を聞きたいという。

ふぐのコースをご馳走になるのだが、小説もてっちりで旧交を温めた6人が登場人物。

 

【転居先不明】

転居先不明のハガキを持っていた男が殺された。差出人も受取人にも、この人物に心当たりはない。
人間関係がやや複雑で、わかりにくい事件だった。
関係者の一人と一緒に暮らしているアメリカ人の献身(?)が、ちょっと微笑ましい。

 

【改造拳銃】

改造拳銃を使って、二度も殺人を犯した男。
一度目は、ヤクザにおびえる妻のために。
二度目は、再婚した妻を殺す。

一度目に世話になった警察官を訪ねて自首してきた。
果たして真相はどこに?

【著者サイン本】

これも、退職刑事の友人である推理作家が持ち込んだ話。
彼の著作を送った友人が死んで、その蔵書が古本屋から著者である推理作家の元へ戻ってきた話。

そこには友人の書き込みがあり、自分の作品をヒントに彼が妻を殺したのではと、推理作家は悩む。

ここでは、老練な退職刑事が率直な現職刑事の言動を慮って、ちょっとした細工をする。

【線香花火】

季節は、いつの間にか夏になっている。
「線香花火」から連想するものは?

 

シリーズも4冊目に入り、マンネリを恐れたのか少々変わった趣向のものが多かった。
推理作家が二人の意見を元に友だちの遺作を完成しようとしたり、容疑者からのなぞなぞに頭を捻ったり。


実際の現場を描いたのではなく間接描写のせいもあって関係者だけで完結しているような感もあり、話が分かりにくいところもある。

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2019.09.25

城之崎へ行ってきた

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今年の「我が家の女子会」は、城崎温泉だった。
おやじ趣味の上のチビさんのおすすめ。

台風が来ると脅かされつつの道中だったが、ゆっくり温泉につかってご馳走を食べるだけという目的は一応達せられたかな。

着いた日の外湯巡りは三人に任せて、宿の風呂に入る。
これがかなり狭めで、時間貸し切りになる。

あまり堪能できたとは言えなかったので、次の日の朝一で近くの外湯へ行った。
驚いたことに、開店の7時に行ったら、もう既に並んでいる人がいた。
やはり、広い浴場はいいなぁ。

京都駅31番線は、とおい、遠い。
しかし往復とも、グリーン席はほぼ貸切状態。
2時間20分の汽車旅は、ゆっくり堪能できた。

残念ながら雨が降っている時間帯もあり、写真はあまり撮れていない。

 

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2019.09.24

米澤穂信【クドリャフカの順番】

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著者:米澤穂信
価格:691円
発売日:2008/05/24
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
サイズ:15cm/393p
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-427103-9

文化祭で奇妙な連続盗難事件が発生。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲。古典部の知名度を上げようと盛り上がる仲間達に後押しされて、奉太郎はこの謎に挑むはめに。〈古典部〉シリーズ第3弾!【商品解説】

今回は、古典部それぞれの語りで物語が進行する。

章ごとに分かれていて、それがまた語り手ごとに頭に数字とトランプのマークが記されている。
どういう意味があるのか、読んでいる途中では判らなかった。

 

神山高校文化祭の日に、不思議な盗難事件が起きる。
今回はそれを解決するという展開で、これと表題とがどう結びつくのか?

また古典部には、間違って発注してしまった文集「氷菓」を売りさばけるかという課題もある。

クリスティの【ABC殺人事件】や【そして誰もいなくなった】との関係もありそうだ。

奉太郎向きではないと判断した里志は、自分が解決しようと意気込む。
部長の千反田も、一生懸命売り込みに奔走(?)する。最も彼女の場合は、どこかずれている。そしてその行動は、非常にもどかしい。
漫研と兼ねている伊原は、そちらでトラブルを抱え込んでいる。

結局は、奉太郎の出番になるのだったが。

タイトルとの関係が、やはりすっきりしたとは言い難かった。
途中千反田は、奉太郎の姉と出会っている(と思う)が、それはそこだけで終わってしまった。

このあとのシリーズでも、姉は必ず出現するが、いつもこういった「チラッ」だけだったかな?

 

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2019.09.23

Dropbox:写真が同期できなかった

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この二日間ほどパソコンに触れていなかった。

帰宅してから、Dropboxの写真を「カメラアップロード」にアップしようとしたが、Dropboxの「写真」が古いままだ。

色々調べても、該当する解決法がない。

それとは無関係(だと思った)に、ソフトウエアのアップデートを始める。

かなり時間がかかったが、そのあとDropboxを覗くと、なんと写真が最新になっていた。
同時に、「カメラアップロード」へのアップも始まった。

一体何だったんだろう?

この二日間はあまり写真を撮ることはしなかったが、それでもブログネタはあるので、本当に助かった。

ついでに、Apple Watchのソフトウェアもアップロードを開始。
現在、進行中。

 

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大阪桐蔭、府大会で1年生2投手躍動「刺激し合いたい」

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大阪桐蔭、府大会で1年生2投手躍動「刺激し合いたい」

一昨年の三年生が素晴らしすぎて、去年はイマイチだった。
今年は、期待できるのかな?

 

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2019.09.22

本日のランチ

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2019.09.21

こんなところにいます

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新たな出演者を発表!:いだてん

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新たな出演者を発表!1964年東京オリンピックに関わる人びと

写真を見たら、三谷幸喜や井上順がいるじゃない!
「へえー」という感じ。

三谷幸喜は、オリンピック映画の総監督市川崑役。
井上順は、オリンピック組織委員会会長。

松田龍平もいるよ。国立代々木競技場を造った丹下健三役。

聖火最終ランナーの坂井義則君は、井之脇 海という俳優さんのようだ。
坂井君は広島出身とか報道されたが、たしか三次市の出身ではなかったかな。

つれあいは面白くないと文句を言いながら、それでも見ている。
何なんだろう?

 

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2019.09.20

穏やかな秋彼岸を迎えられることを願って。名歌「里の秋」誕生の物語

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穏やかな秋彼岸を迎えられることを願って。名歌「里の秋」誕生の物語

童謡の背景には、思いもよらない物語がひそんでいることがある。
例えば、野口雨情の【シャボン玉】など。

この歌は、子どもの頃からよく口ずさんでいた。
『かあさんとただふたり』『とうさんんのあのえがお』の意味は、もう少し大きくなってから知ったことである。

ただ元歌が戦争鼓舞のものだとは、今回初めて知った。

しかし戦後生まれ変わったこの歌は、多くの引き揚げ者の涙を誘ったという。

この歌に描かれたような里の風景は、今はもうなかなかお目にかかれなくなった。

秋の夕暮れの、もの悲しい風景も、さまがわりしてしまった。
それでも、「風たちぬ」頃になると、もの悲しい思いにとらわれる。

今日は、彼岸の入りである。

 

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タマ警視が「逃走事件」 事故ゼロ誓ったそのときに…

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タマ警視が「逃走事件」 事故ゼロ誓ったそのときに…

本来のネコらしく、なかなか自由奔放に振る舞っていますな。

 

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2019.09.19

伊坂幸太郎【チルドレン】

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価格:713円
カテゴリ:一般
発売日:2007/05/15
出版社: 講談社
レーベル: 講談社文庫
サイズ:15cm/347p
利用対象:一般
ISBN:978-4-06-275724-9

活字離れのあなたに効く、小説の喜び
ばかばかしくも、恰好よい、伊坂幸太郎が届ける「5つの奇跡」

随分久しぶりの伊坂幸太郎さん

陣内登場

冒頭で銀行強盗に遭う陣内だが、【陽気なギャングが地球を回す】(06.10.30)ではみずから銀行強盗をしたのじゃなかったっけ?

 

【パンク】

陣内と鴨居は学生。就業時間ギリギリに飛び込んだ銀行で、強盗に遭う。
二人とも人質として捕らえられるが、そこには永瀬という視覚障害者もいた。
彼のことは、違う本で読んでいる。何だったかなぁ。
盲導犬の描写などかなりチャンとしていると思いながら読んだのだったが、参考文献に松井さんの本があって納得した。

その強盗時間だが、永瀬の推理によると何ともとんでもないことだった。
犯人も人質も、全員お面をかぶって(かぶらされて)いたというのが、大きなヒントになっている。

 

【チルドレン】

表題作。【パンク】から10年ほど経っているのか。
陣内は家裁の調査官になっている。
ここでの語り手は、陣内より3歳下の調査官武藤。
彼が担当した少年の、不思議な言動。

 

 

【レトリーバー】

今度はまた10年前に戻って、語り手は永瀬の彼女優子。
彼女は永瀬の盲導犬ペスに対抗心を燃やしている。

その彼らと陣内が、仙台駅の前の広場(2階の連絡通路のようなところ)で出会った事件。
まったくこの女子高生らの振る舞いときたら……。

今回は永瀬が、音と雰囲気だけでかなり正確に事件を当てる。

 

【チルドレンⅡ】

また10年後の家裁。
武藤は少年担当から、離婚などのもめ事担当に変わっている。

 

【イン】

ここで思い出した。一度読んだ本だ。↑で『違う本で読んでいる。何だったかなぁ。』などと書いているが、完全に再読本だ。

駅前のデパートでの出来事。

優子が置いていったバッグを置き引きしようとする女性に、それを指摘する永瀬。
これも、完全に覚えている。

陣内が近くに来たのに気づかなかったり(ペスさえも)しているのも、何故かというのは判っていた。

 

前回読んだときより、うんと楽しめたと思う。

参考記事

【チルドレン】(10.05.23)

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2019.09.18

スマホ決済、お得でなくても使う? 還元祭りの狙いは

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スマホ決済、お得でなくても使う? 還元祭りの狙いは

消費税増税まで旬日あまり。
ここにきて、にわかに「駆け込み需要云々」が話題になっている。

ややこしい税率分け(?)やレジスター導入に耐えられないと、長年続けてきた店を閉めるところの話題もある。

昨日乗ったタクシーの運転手は、運賃はそのままにしておくと話していた。個人タクシーは、そういうことも可能なのか?そもそも、消費税を納める対象なのか?

 

ごくごくマイナーな当方へも、市から消費税のことで問い合わせがあった。
元々非課税であることを再認識していただき、そのままになる。

色々ややこしい秋である。

 

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2019.09.17

こんなところにいます

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樋口祐介【不良少女】

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価格:691円
著者:樋口祐介
カテゴリ:一般
発行年月:2007.11
出版社: 東京創元社
レーベル: 創元推理文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-488-45909-3

金欠のためあちこちから探偵業のアルバイトを引き受け糊口をしのぐ、俺・柚木草平。四件の憂鬱なアルバイトの顛末と柚木自筆のエッセイを収録した、ファン待望の連作短編集。【「BOOK」データベースの商品解説】

 

【秋の手紙】

元上司で恋人でもある(?)冴子に頼まれた、女子高校生のラブレター受難事件。
登場人物すべてが嘘つきで、それに振り回される「俺」。
最後は中途半端で、「これで解決?」という物足りなさが残った。

 

【薔薇虫】

犬やネコのことは扱わないと言いながら、謝礼100万円と聞くと手のひらを返す変節振りが笑える。

元国会議員の息子からの依頼。この父親は、生前色々噂があった。
現在の妻と息子・娘に、前妻も絡んでくる。
以前からいた家政婦は、議員の死の直後に辞めている。

「俺」はこれらの人を訪ねて聞き取りをしつつ、ある仮定にたどりつく。
なかなか優秀な探偵振りだが、どこへ行っても節操がない。

薔薇に付いた虫は、どうしても振り払わねばならない。
妻の夫に対する、恐ろしい仕打ち。その半身不随の夫の執念。

怖いなぁ。
DDTって、今でも使われているのかな?

 

【不良少女】

ここでは一層節操のない「俺」が登場。
冴子との関係もこれまでは何となくという表現だったが、ここではハッキリ分かる。

出てくる人物すべてが、欲にまみれている。
「不良少女」」ユカに『金があるだけマシ』と言わせているが、その金が少女を狂わせた。

【薔薇虫】といいこれといい、お金がすべての人間たちの嫌な面が強調されすぎ。
そのおかげで、「俺」は糊口を凌ぐことが出来るのだが。

 

【スペインの海】

相手が中学生や高校生でないだけ、罪が軽い??
相変わらずの、フェミニスト(??)ぶり。

 

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2019.09.16

福島に行ってきた

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11日(水)から13日(金)まで、福島に行ってきた。

投宿したのは、駅目の前のホテル。
12日の交流会も、ここであった。

12日だけでなく13日も担当したので疲れたけれど、とても充実した楽しい日だった。
何年ぶりかでお目にかかった方もいらっしゃって、もっとお話ししたかったなぁ。

 

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2019.09.15

米澤穂信【愚者のエンドロール】

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価格:605円
カテゴリ:一般
発売日:2002/07/31
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
サイズ:15cm/254p
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-427102-2

古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作のビデオ映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。
犯人は? その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた、映像に隠された真意とは――。【商品解説】

きれいな表紙だな。

【氷菓】の次の本。つまり古典部シリーズの二冊目のようだ。
前作と同じく短編集かと思ったが、ちがった。

神山高校伝統の文化祭に、二年生のあるクラスがビデオ映画を出し物にするという。
しかし途中で脚本担当者が倒れ、結末が未定。

そこで、どこかで相談されて古典部の面々が駆り出されることになる。

結果的には奉太郎たちは影の影に踊らされていたのだが。

「愚者」とは、タロットゲームでの千反田のこと。

途中、地球の果てを放浪している姉から手紙が届く。奉太郎は、父宛になっていたのであまり気にとめなかったが……。実はある意味、これが伏線でもあった。
こんなところにまで、姉の影響力が及んでいたとは。

最終場面(チャットのログ?)、「L」はまさに彼女の名前だ。
彼女と奉太郎は、こんな形での会話もあったのか?
何だか違和感!

「女帝」こと折須の言葉遣いが楽しい。

 

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2019.09.14

Appleの陰謀??

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一つ前のiPhoneはもうバッテリーの持ちが非常に悪かった。それも、年を追うごとに。
これはApple社の陰謀だ、などと言いふらして笑われていた。

最近、AppleWatchのバッテリー消費が激しい。
昨日など、喫茶店と駅弁を買っただけなのに、東北新幹線の中でバッテリー残り10%と出て、省エネモードにせざるを得なかった。
交通機関を使ってなくてよかった。

だから念のため、ICOCAもSUICA持って出てるんだけど。京都駅からは、そっちを使った。

9月20日には、新しいApple製品が出る。
今年は、iPhoneはパスの年。だとすると……。

 

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2019.09.13

福島の朝

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2019.09.12

店内と持ち帰り同価格 マクドナルド、わかりやすさ優先

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店内と持ち帰り同価格 マクドナルド、わかりやすさ優先

これ、いいな。一部10円値上げで、一部は値下げになるとか。

すき家だったかも、そうだな。
無印良品は「ずっと内税」を売りにしているし、分かりやすいのはいい。
でも、中身が少なくなるとか、ごまかされるのは嫌だけど。

 

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2019.09.11

こんなところにいます

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本日のランチ

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ポロシャツで出勤可

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三井住友銀、ポロシャツで出勤 自由な服装通年に

クールビズとかでなく、普通に好きな格好で出勤していいみたい。

もう何十年前になるだろう。
花森安治が、「ドブネズミ色の何とか」と言い出した。本になったのだったか、【暮しの手帖】での文章だったか。
サラリーマンたちがほぼ全員、薄暗い色のスーツを着ていることの違和感を書いていた。

花森安治は、最近唐沢寿明の顔とダブってくる。ドラマはほんの少ししか見ていないが、頑固な編集長を好演していたように思う。単にファンだからそう思うのかな。

 

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2019.09.10

【追悼ディープインパクト】

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雑誌: 100ページ
出版社: サンケイスポーツ/週刊Gallop (2019/8/28)
言語: 日本語
ASIN: B07VRFYL1Q
発売日: 2019/8/28

7月30日に急逝した無敗の3冠馬ディープインパクトの偉業を称え、現役、そして種牡馬時代の功績を完全網羅。 〝史上最強馬〟のすべてを収録した永久保存版

関係者のコメントを中心に、ディープを偲ぶ。
グラビア集のような作りで、動画もいいが、雪と戯れる姿や水浴びなど 、一つ一つの表情が分かるのも見ていて楽しい。

調教中も、そのやり方でレースが近いことを悟っていたという。
馬って、賢いんだな。

『騎手として最高でした』という武豊の一言が、この馬の素晴らしさを語っている。

 

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2019.09.09

アンソロジー【捨てる】

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価格:767円
カテゴリ:一般
発売日:2018/10/06
出版社: 文藝春秋
レーベル: 文春文庫
サイズ:16cm/319p
利用対象:一般
ISBN:978-4-16-791161-4

夢も目標も捨てるのは簡単よ。現実を捨てるのに比べたらね−。あなたの捨てたいものは、何ですか? ミステリーからファンタジー、恋愛、ホラーまで、人気女性作家の書き下ろしによる9つの「捨てる」物語。【「TRC MARC」の商品解説】

大崎梢【箱の中身は】

小さな女の子が一人、夕暮れの公園のベンチで大事そうに持っていた箱の中身は?
それが捨てられない理由とは?

ほんわかとした気持ちになれた一作。
カイ君に会えればいいね。

松村比呂美【蜜線】

これほど身勝手な姑というのも、珍しいのではないかな。
自分のわがままのために息子が自死したというのに、こんどはその家を狙っているのだから。
しかし、先物取引というのは恐ろしいなぁ。それそのものよりも、一回うまくいったことの記憶のみ残ることが。
まぁ、ギャンブルも同じことか。一度勝てばその味を忘れられず、負けても挽回するまで続けるという麻薬的恐ろしさ。

いや、もっと怖かったのが、主人公のウツボカズラの捨て方だったが。

 

福田和代【捨ててもいですか?】

祖母が亡くなって一人暮らしだった祖父も亡くなった。
その祖父の遺品整理をしていて出てきた、ブリキの箱に入ったもの。
これは「捨ててもいいですか?」だ。これを巡って、母・当人・その弟がちょっとしたドタバタを繰り広げる。

最後は当人と恋人の関係進展もあって、ほのぼのと終わっていた。
それにしても「そのもの」。「捨ててもいい」にはならないだろう。

 

篠田真由美【forget me not】

これもまた、遺品整理の話。
父が早く亡くなり、母も死んで実家の後片付けを一人でしている娘。
子どもの頃のものから父親の趣味の道具まで、全部きっちりと残されていたのに、肝心の母親のものはほとんどなかった。

とおもいきや、この母親は、死してなお自分を娘に押しつけたかったのか。
なんだか執念を感じて、怖い。この壺を持っている限り、母親の呪縛から逃れられないのではないか。

 

光原百合の【四つの掌編】では、【戻る人形】が怖かった。捨てるって、むずかしいね。

光原百合は、【時計を忘れて森へいこう】で好きになり、【扉守】や【遠い約束】など読んできたが、いずれも記事にはしていなかったようだ。

 

新津きよみ【お守り】

祖母の作ってくれたお守りの効能やいかに。

 

永嶋恵美【ババ抜き】

気心のしれた三人組。実は腹の探りあいで、殺意まであるとは。
この「私」が、しれっとしていて怖すぎる。

 

近藤史恵【幸せのお手本】

幸せのお手本だった祖母にも、辛い過去があった。
それにしても、ここまで主人公を痛めつけなくてもいいのに。

 

柴田よしき【花子さんと、捨てられた白い花の冒険】

これは知ってる話だ。夏樹静子の短編で読んだような気がする。【花を捨てる女】だったかな?
登場人物は二軍の野球選手夫婦だったりで設定は違うが、被害者の状況は、花を捨てるということからして全く同じだ。。
こんなのありか?

もしかしたら自分の勘違いで、どこかでこれを読んでいたのかもしれないが……。

 

で、このアンソロジーだが、「アミの会(仮)」という女性作家の集まりがあって、みんなでアンソロジーを出そうという話になったとか。
本書が一番目で、次は【毒殺協奏曲】という怖いタイトルの短編集。
有栖川有栖、小林泰三といった男性作家も登場する。
こちらも、楽しみ。

 

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2019.09.08

大辞林第4版

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発売記念セール(10月5日までの期間限定 )で、アプリがで4,200円のところを2,000円とのこと。 
さっそく購入。

この大辞林も日本国語大辞典もウイズダムも、「辞書 by 物書堂」の中に入ってしまっている。フォルダ管理としてはいいのだろうが、起動させるには一手間かかる。

 

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2019.09.07

竹岡葉月【谷中びんづめカフェ竹善】

Photo_20190901123801 価格:637円
カテゴリ:一般
発売日:2019/05/17
出版社: 集英社
レーベル: 集英社オレンジ文庫
サイズ:15cm/271p
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-680253-6

コミュ障女子大生が「保存食専門カフェ」を営む英国人店主とその息子と織りなす、ほっこりおいしい人情ストーリー!

中編二つと短編一つ。

【おいしいベランダ。】シリーズの作者によるもの。

【瓶詰めという名のソリューション~猫の肉球を添えて~】

登場人物たちが個性的で面白い。
子どもの頃から人付き合いが苦手な、主人公紬。
宗教画に描かれているようなカフェのオーナー、セドリック。
かわいげのない彼の息子、竹流。
もっとかわいげのない、はちわれのネコ。野良だったのがセドリックの店に居着くようになり、「ねこ太郎」という名前まで頂戴している。

もっともっと個性的なのが、一見やくざ風、しかし東大卒のキャリア虎太郎。

紬が手仕事が好き、というのが次の話でのキーワードになる。

【腐敗と熟成と発酵の違いを述べよ。ただし個人の事情は含まないものとする】
電書では初出がわからないが、本書も中編小説として別々に公開されていたのだろう。
大学での友だち二人は印象ではなく名前で登場している。
店の説明がついているのも、短編集ではおなじみだ。さほどしつこくないのでがまん出来るが。


上手に付き合えば熟成できるものが、下手をして細菌を入れてしまうと、腐敗してしまう。
これは食べ物だけでなく、人間関係でも言えることだろう。

思いがけない、いやある程度予測の付く話の展開で、紬と竹流との距離も縮まったようだ。

【菱田家のたからもの】

菱田セドリックの亡くなった妻笑子さんが残したのは……

まだ松の内のお店。「準備中」の札を掛けたままで、その笑子さんの残したものを開けた三人だったが。
この日の竹流は、いやに素直だった。

そして、セドリックと紬。二人の仲は……。

 

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2019.09.06

ホームズの年齢

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三谷幸喜の【愛と哀しみのシャーロック・ホームズ】の舞台が開いたそうである。

ホームズは幾つか?
自分も三谷幸喜と同じように30代後半かなと思っていたのだが、最初の【緋色の研究】では20代後半だったという。

うーん、それにしては大成してしまった感があるなぁ。

三谷幸喜のドラマは、コメディーは正直面白くない。
ミステリーは、【古畑任三郎】シリーズなど、結構面白いものがある。

昨年だったかの【黒井戸家殺人事件】。これはクリスティの【アクロイド殺人事件】を元にしていたが、舞台を日本に置き換えていてもそこそこ面白かった。

さて、この舞台の出来はどうだろう?

 

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2019.09.05

石持浅味海【パレードの明暗】

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価格:626円
カテゴリ:一般
発売日:2019/05/14
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
サイズ:16cm/254p
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-77844-6

羽田空港の保安検査場に勤務する南谷結月は、日々の仕事に不満を感じていた。ある日、結月は、雲の上の人である大迫警視長と、その友人の民間人・座間味くんに出会い…。【「TRC MARC」の商品解説】

座間味君シリーズの、最新版。

やはり、巻ごとに警視正と「彼」(座間味君)に同席する登場人物は違うようだ。

【女性警察官の嗅覚】

しかし、子どもの安全は承知していたとしても、旦那の手柄にまで頭が廻っただろうか?

【少女のために】
少女が新しい環境で、無事に育ってくれますように。

あとは表題作の【パレードの明暗】と
【アトリエのある家】
【お見合い大作戦】
【キルト地のバッグ】
【F1に乗ったレミング】

「雲の上の人」「優しい目」「背筋が伸びて」といった言葉も毎回出てくるし、みんな同じ展開で、あまり面白くなかった。

このシリーズは、これでいいかな。

 

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2019.09.04

原風景

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原田マハの【リーチ先生】は物語もよかったが、何よりこの大分県日田市にある小鹿田焼の里が素敵だ。D57f383c3a447674973d6accf91cbed52c5b4dd3

日田市でもかなり辺境の地のようで、車でないと訪れることは無理かもしれない。

自分はこうした田舎がホントに好きで、他人様から見ると退屈な場所も、懐かしさを覚えるのである。

3日の日田市は、猛暑日近くまで気温が上がったようである。
この涼しげな川のほとりも、暑かったのかな。

 

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2019.09.03

原田マハ【リーチ先生】

Photo_20190830204601 価格:950円
カテゴリ:一般
発売日:2019/06/21
出版社: 集英社
レーベル: 集英社文庫
サイズ:16cm/597p
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-745885-5

日本の美を愛し続けた英国人陶芸家、バーナード・リーチ。明治42年、22歳で芸術の道を志して来日。柳宗悦、濱田庄司ら若き日本人芸術家との邂逅と友情が彼の人生を大きく突き動かしていく。

プロローグから、一気に読ませる。
時は1954年。
高市がリーチと出会ってその影響を受けるところから始まる。
高市が沖亀之助の子だと知ったときの、リーチの驚き。

そこから1909年に遡り、高市の父がリーチと出会った頃に話は移る。
高市の父亀之助は、幼くして両親を亡くし、食堂を営む叔父の家で手伝いをしながら暮らしていた。
見よう見まねで、英語を操ることも出来る。

ある日一人の客が訪れたことで、亀之助の運命は変わる。
そのひと高村光太郎は英国へ留学する前だったが、留守中に自分の家を訪ねるよう、亀之助に言い残していた。

そして単身上京した亀之助は、柳宗悦や志賀直哉たち白樺派の文人とも交わって、大きく成長する。
やがて渡英した彼は、彼の地で忘れられない人とも出会ったが……。

もし二人が結ばれていたら、高市はこの世になかった。

後年、成功した高市が渡英したとき、彼の地でその人と巡り会うことになるのだが……。

大分県日田の小鹿田の描写がすばらしかった。

 

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2019.09.02

1000個捨て

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8月31日で、二度目の「1000個捨て」が終わった。

9月1日からは、新たな「1000個捨て」スタート。

しかし、減らないなぁ。
これまで「一日3個」だったのを5個にし始めたのだが、細かいものも一個と数えるので減り方が少ない。

でも、無理をしないように。
大体、細かいものは減ったことが実感できない。それに、書類は捨てても捨てても増える一方だから。

 

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2019.09.01

8月の読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4057
ナイス数:724

玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-ba43a5.html
読了日:08月29日 著者:石持 浅海
亜愛一郎の狼狽 (角川文庫 (5735))亜愛一郎の狼狽 (角川文庫 (5735))感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-7f8a62.html
読了日:08月26日 著者:泡坂 妻夫
探偵は今夜も憂鬱 (創元推理文庫)探偵は今夜も憂鬱 (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-7b45d3.html
読了日:08月21日 著者:樋口 有介
氷菓 (角川文庫)氷菓 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-bd0803.html
読了日:08月21日 著者:米澤 穂信
日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)日曜の午後はミステリ作家とお茶を (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-00cd3e.html
読了日:08月18日 著者:ロバート・ロプレスティ
狐火の家 (角川文庫)狐火の家 (角川文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-c6433f.html
読了日:08月16日 著者:貴志 祐介
図解すごいメモ。図解すごいメモ。感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-fe13e4.html
読了日:08月13日 著者:小西 利行
東西ミステリーベスト100 (文春文庫)東西ミステリーベスト100 (文春文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-bc0861.html
読了日:08月13日 著者:
風少女 (創元推理文庫)風少女 (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-c91a17.html
読了日:08月11日 著者:樋口 有介
退職刑事〈3〉 (創元推理文庫)退職刑事〈3〉 (創元推理文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-11bf77.html
読了日:08月07日 著者:都筑 道夫
くちびるに歌を (小学館文庫)くちびるに歌を (小学館文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-9194b8.html
読了日:08月05日 著者:中田 永一
イーハトーブの幽霊-新装版 (中公文庫)イーハトーブの幽霊-新装版 (中公文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-0a735f.html
読了日:08月04日 著者:内田 康夫
営業零課接待班 (講談社文庫)営業零課接待班 (講談社文庫)感想
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-8f56e3.html
読了日:08月02日 著者:安藤 祐介

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