コナン・ドイル【シャーロック・ホームズの思い出】
著者:コナン・ドイル
価格:737円
カテゴリ:一般
発売日:1953/03/12
出版社: 新潮社
レーベル: 新潮文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-10-213403-0
ホームズの魅力を遺憾なく伝える第二短編集
【白銀号事件】
名馬が行方不明になり、調教師が死んでいた。
ホームズは例によって、まさに地を這って手がかりを見つけていく。
【黄いろい顔】
ホームズ見込み違いの一席(?)
この女性は、アメリカからイギリスへ戻るとき、子どもを連れて帰る選択をしなかった。環境が変わるのを心配したのなら、なぜこの年に呼び寄せたのだろう?
この時代、まだまだ偏見があったろうから、そのせいではないかと疑うのはうがち過ぎか?
【株式仲買店員】
この話、割合よく覚えている。
【グロリア・スコット号】
これは、友人の父親の手記がメインで、ホームズの出番はなし。
しかし、この父親の話で、ホームズは探偵を業にしようかと思い始める。
【マスグレーヴ家の儀式】
執事がなぜ2週間の猶予を願い出たかは、最後に判る。
【背の曲った男】
【入院患者】
【ギリシャ語通訳】
ここで、ホームズの兄マイクロフト登場。
経理に明るく、政府の機関の一つを手伝っているようだ。
誉獅子雄の兄は、確か経産省の役人だった。
最後のところ、妹の復讐は成功したのか?
【海軍条約文書事件】
かの有名な(?)この事件があって、いよいよ終盤へ。
【最後の事件】
そして、「最後の事件」。
これについては、結構覚えてる。本によっては、二人が争っている場面を描いている物もあったと思うが。
ドラマでは、若宮が獅子雄のコートを見て泣くシーンがよかったな。
コートの中にはメモがあった。
同じく、ホームズの遺書も残されていた。
結局ドイルは読者からの要望で、次の【シャーロック・ホームズの帰還】を書くことになるのだが。
ドラマでも、続篇として放映してほしかったなぁ。
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