加藤実秋【インディゴの夜】
著者:加藤実秋
価格:682円
カテゴリ:一般
取扱開始日:2013/04/17
出版社: 集英社
レーベル: 集英社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-08-745058-3
次々起きる難題を処理するため、ホストクラブ「club indigo」のオーナー・晶とメンバーたちが渋谷の街を奔走する。書き下ろしショートストーリーも併載。「インディゴの夜」シリーズ第1弾。【「TRC MARC」の商品解説】
【メゾン・ド・ポリス】の著者というので、読んでみた。
表題作の【インディゴの夜】の他、【原色の娘】【エンター街NPボーイズ】【夜を駆る者】と、何故か中途半端な書き下ろしらしきもの。
ゴーストライターをしている晶(あきら 女性)が言い出して作ったホストクラブ。晶は共同経営者になっている。
このホストたちが、なかなか個性的で面白い。
ホストを束ねる憂夜の気配りが、よく出来ている。ただし、彼の素性については、最後まで謎だった。
共同経営者の塩谷など、主立った人物が揃う【インディゴの夜】。
次の【原色の娘】は、両親の不仲を何とかしたいと思って突っ張っている小学生の話。
彼女をジョン太というホストが面倒見る羽目になった。
だが、ここに出てくる少女は、まだ可愛かった。
【エンター街NPボーイズ】の女子高生については、理解できない、というのが正直なところ。
最後の【夜を駆る者】に至っては、読むのが辛くなるハードボイルドだった。
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