加藤実秋【メゾン・ド・ポリス3】
著者:加藤実秋
価格:616円
カテゴリ:一般
発売日:2019/02/23
出版社: KADOKAWA
レーベル: 角川文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-04-107428-2
公園で爆弾発見の通報が。爆弾は偽物と判明するも、同様の事件が続出する。新人刑事の牧野ひよりは定年間近の警備課係長とコンビを組まされた上、元刑事のおじさん軍団と合同捜査をすることに…。【「TRC MARC」の商品解説】
「2」を飛ばして、「3」を先に読んでしまった。
退職して「メゾン・ド・ポリス」というところで共同生活をしている、元警察官たち。
最初の【メゾン・ド・ポリス】ではしつこいくらいこれらのおじさまたちの紹介があったが、今回は殆どない。
その分やや戸惑いもあるが、次第に思い出してきた。
シリーズもので毎回登場人物のことをクダクダ紹介されるのは、鬱陶しい。
今回はテロという、物騒な事件。
おじさまたちの一人、迫田の息子も関連しているのか?というのも、大きなポイントになる。
迫田は離婚して、息子は母親と暮らしている。
最後、その息子が危険を冒さなかったのは、父親の影響があったというのにホッとさせられる。
元妻の、元夫へ突きつけた離婚理由と、その後の迫田の変わりようが面白かった。
女性蔑視の発言を繰り返す上司の本心というのが、少々とってつけたような感もあった。
テレビドラマになっているらしい。
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