成田名璃子【東京すみっこごはん 2】
著者:成田名璃子
価格:660円
カテゴリ:一般
発売日:2016/04/12
出版社: 光文社
レーベル: 光文社文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-334-77272-7
年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる共同台所「すみっこごはん」には、今日も誰かが訪れる。【「TRC MARC」の商品解説】
「1」で一応「すみっこごはん」の由来も登場人物も出そろったのに続篇が出てきて新しい常連が増えていくようだ。
マイナーチェンジしていくのだろうか?
【本物の唐揚げみたいに】に出てくる沙也のモノローグは、「1」で楓が受けていたいじめの自虐版のような感じで、気が滅入る。
さんざん貶していても陰では褒めているというのはよくあるパターンだが、その前に挫折する人の方が多いだろうに。
これも一種のスパルタ教育で、日本人はそういうのが好きなんだなぁ。
【失われた筑前煮を求めて】
経済コンサルタントだった有村は、退職後10年ほど経っても現職の頃の癖が抜けない。
上から目線で、すぐアドバイスをしたがる。
妻を亡くしている有村も、ある日「すみっこごはん」にたどり着く。
そこで運悪くくじに当たってしまし、レシピノートから妻がよく作ってくれた「筑前煮」を選んだのだが……。
相変わらず柿本は口が悪いし,周りの面々は柔らかくフォローしてくれる。
駅前開発の余波が押し寄せるかもしれないというニュースもあったが、どうやらこれは柿本には届いているような雰囲気である。
毎回、田上さんの持ってくる副菜が手軽なのにおいしそうだ。
・もやしと塩昆布のおかか和え
・もやしとハムのナムル
・大根とツナのマヨネーズ和え
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 11月の読書メーター(2023.12.01)
- ヘッセ他【教科書名短編 - 少年時代】(2023.11.30)
コメント