« 成田名璃子【東京すみっこごはん 2】 | トップページ | 国際女性デー »

2020.03.08

松宮宏【まぼろしのパン屋】

Photo_20200307091601

著者:松宮宏
価格:671円
カテゴリ:一般
発売日:2015/09/04
出版社: 徳間書店
レーベル: 徳間文庫
利用対象:一般
ISBN:978-4-19-893997-7

どこにでもいるサラリーマンが突然の出世。何が議題かもわからない会議に出席する日々が始まる。そんなある日、見知らぬ老女にパンをもらったことから人生が動き出し…。【「TRC MARC」の商品解説】

このところよく読んでいる、おいしい食堂(レストラン)関係の話だという思い込みで購入。

表題作【まぼろしのパン屋】はそうだったが、後の二つは違った。

土地の開発と古い住民との葛藤。
その開発側である電鉄会社のサラリーマンが主人公。

可もなく不可もなく過ごしてきたはずが、どういうわけか役員にまで出世する。

冒頭で出てきた反対派の話は、単に話のツマになっていた。

通勤電車で出会った老婆。彼女がくれた、美味しいパン。
それは、お約束のパンだった。

彼の妻がパン作りに凝っているのが、大きな伏線(と言っていいのかな?)になっていた。

 

次の【ホルモンと薔薇】は、少々気持ち悪かった。

また、自衛隊のトラック一杯の薔薇なんて、まったくあり得ないし。

これと同じような傾向かと思われる【こころの帰る場所】は、結局読まなかった。

 

また、文体にもなじめなかった。

 

|

« 成田名璃子【東京すみっこごはん 2】 | トップページ | 国際女性デー »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 成田名璃子【東京すみっこごはん 2】 | トップページ | 国際女性デー »